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【選挙ウォッチャー】 参政党・動向チェック(#2)。

 1月18日、反社会的カルト集団「NHK党」が、新橋SL広場で行われる予定だった参政党の街頭演説会を妨害すると予告していたため、参政党は2日ほど前に中止を発表しました。

1月18日の新橋SL広場での街頭演説会の中止を発表するツイート(引用元リンク

 この判断自体は、「当然」のことだと思います。
 1月11日の街頭演説会では、4月23日の台東区議選に立候補予定の吉岡せいじさんが、NHK党の尊師・立花孝志に「話をしよう」と詰められて泣き出すという「新橋SL幼稚園」になってしまい、参政党の支持者の方々が不快になるだけで、メリットが何もありませんでした。
 1月18日には、神谷宗幣、松田学、吉野敏明というツッコミどころ満載の3人が登壇予定で、NHK党のアホにとっては格好のネタと言っても過言ではなく、「NHK党に餌を与えない」という意味でも中止にした方が良かったと思います。


■ 中止になっても「公開オナニー」

「SL広場」で3時間以上に及ぶ公開オナニーをしていた尊師・立花孝志

 イベントは中止になりましたが、尊師・立花孝志は新橋SL広場で街頭演説を実施すると発表。勃起しながら「参政党が聖地にしていた所が、今では俺たちの聖地になった」と言っていました。
 今回の街頭演説会では、数々の名誉毀損行為が行われ、しかも、名誉毀損になることを理解した上での発言でしたので、「名誉毀損をしようと思って名誉毀損をしている」という非常に悪質なものでした。このことについては刑事告訴や民事裁判の資料にも役立つと思いますので、N国マガジン・2月号にてお伝えしたいと思います。


■ 新橋SL広場の街宣に参加した面々

 参政党の街頭演説を妨害するべく、今回、尊師・立花孝志と一緒になってアクションに参加した人たちの顔ぶれを、しっかりチェックしておきたいと思います。それぞれのポジションについても簡単に解説します。

今回の妨害行為の主催者及び総監督は、言うまでもなく尊師・立花孝志である

 当初、尊師・立花孝志が参政党を攻撃していた理由は、「参政党支持者をNHK党支持者にするため」でしたが、最近はその目的が変わり、「東谷義和が逮捕された時に向けられる批判を、少しでも参政党に逃がしたい」と考えているとみられます。

「NHK党」を過激路線に進めている幹事長・黒川敦彦の姿も当然ある

 当然のことながら、「参政党」に対する攻撃の中心は黒川敦彦なので、黒川敦彦の姿がないはずがありません。さまざまなデモを主催し、そのたびにカンパを集め、「デモ暮らしモンスター」と言われるようになった男です。その隣で話をしているのは、現職の朝霞市議である外山麻貴です。今年12月に朝霞市議選がありますが、絶対に落選させるべき人物です。

現職の朝霞市議である外山麻貴は、「つばさの党」のYouTubeアカウントの撮影をしている

 外山麻貴は「聖子ちゃんカット」の50代の女性ですが、現職の朝霞市議であり、黒川敦彦と同じぐらいパチキレています。超絶カルトのオバサンがなぜ市議になってしまったのかについて解説しておりますので、よろしければ、ご覧ください。

 尊師・立花孝志が「ちだい君、話をしよう」と呼び掛けた際、外山麻貴はこちらにカメラを向けました。カメラを向けられた時は、こちらもカメラを向けるの法則で、朝霞市議の外山麻貴が一連の妨害行為の「主催者」であることが記録されました。

この数時間後に選挙ウォッチャーちだいから詰められてしまう最勝寺辰也も参加

 とっとと鹿児島に帰って、実家の仕事でも手伝った方が良い最勝寺辰也の姿もありました。4月23日の新宿区議選に立候補しますが、NHK党なので「暇アノン」をこじらせてしまい、Colaboのバスカフェの前で迷惑行為に及んだところを凸されて、撤退を余儀なくされたのですが、その時のレポートは後日公開します。

牧原慶一郎はNHK党を辞めておらず、現在も迷惑行為に加担する側として参加

 NHK党のお金の流れの一部は、牧原慶一郎が知っています。
 なぜなら、この男こそ「ネット選挙株式会社」の初代の代表取締役だからです。現在は松田亘が代表取締役となり、「政治家女子48党」を使って金を稼ぐ算段をしております。牧原慶一郎が現在、何をしているのかは不明ですが、たびたびNHK党のイベントで目撃しています。

尊師・立花孝志のYouTubeの撮影係をしている自称・映画監督の荻野欣士郎

 今にもウンコが出そうな、良い感じの写真が撮れてしまいました。
 荻野欣士郎は、尊師・立花孝志の公式カメラマンという感じで、尊師・立花孝志の客観カメラで映したい時には必ずいます。なお、羽賀研二主演で立花孝志の生い立ちを映画化しようと思ったのに、頓挫しました。なので、映画監督ではなく、「YouTube撮影係」です。肩書きを直しましょう。

揉め事のある所には必ず現れる新参者のN国信者である菊竹進は、武蔵野市議選に立候補予定

 我々に「ダサいTシャツ屋さん」と呼ばれている菊竹進は、ガーシー以降に現れた新参のN国信者ですが、ここ最近、揉め事のある所には必ず顔を出しています。有名になればなるほど、ダサいTシャツの売上が下がるのではないかと心配ですが、販売しているTシャツがどれくらいダサいのかを実演してくれているN国党員がいました。

「メロンパン死ぬ」のダサいTシャツを着て、チラシを配る八王子市議選に挑戦の片岡将志

 片岡将志は、八王子市議選に立候補する予定です。訪問販売に来た人を撃退する動画を出し、尊師・立花孝志から「片岡君は成長した」と言われ、嬉しくなっちゃって、現在、菊竹進と同様、揉め事のある所には常にいます。

こうした騒動のあるところに菊竹進とともにいる「14票ニキ」こと丸吉孝文

 この日、参政党に対する妨害行為に加担していたN国党員は、ご覧の面々でした。今後も参加しているN国党員はチェックし、まとめてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。


■ 統一地方選前に立候補してくる人たち

 参政党は、統一地方選の前に行われる選挙で、3人の候補を擁立することがわかっています。そして、参政党が立候補してくる選挙は、もちろん取材したいと考えています。
 このうち2つの選挙は、現地で取材を予定しております。現地からのレポートも「参政党マガジン」で読めるようにしたいと思いますので、ぜひお楽しみに!


① 山本なお(1月22日・清水町議選)

山本奈央さんのFacebook(引用元リンク

 山本奈央さんは、かなりスピリチュアルなものにハマっている人です。
 彼女のFacebookをチェックしてみましたが、自己紹介の欄には「kanaiプレートアート」という単語が出てきます。Facebookの投稿にも実践する内容が書かれていて、説明文にはこうあります。

「50枚のカードの中から選ばれたアートを、プレートというオリジナル構図の枠の中に書き込むことで、自らの中に潜んでいる潜在意識をアウトプットし、スムーズな願望実現をうながす、子どもから大人まで、誰でも手軽に使えて効果の高い意識改革ツールです」

出展:お絵描き的意識改革★kanaiプレートアート(引用元リンク

 いわゆる「自己啓発」「占い」が合体したようなもので、こういうものにハマってしまう人は「参政党」にハマりがちです。参政党の魅力は「自己啓発」にあり、アホで向上心があって日本を良くしたいと思っているタイプの人が「参政党」に入党します。
 さて、肝心の「当選しそうなのか?」という話ですが、清水町議選の定数は13となっていて、4年前は15人が立候補し、70歳と78歳の高齢の現職が落選しています。当落ラインは272票。2022年の参院選の比例区で「参政党」は121票を獲得しています。「NHK党」に投票してしまったアホも100票ありましたので、意外と当選してしまう可能性はあると思います。
 現在はプロフィールから消されていますが、ネットワークビジネスの会社を書いていたこともあり、はっきり言って、とてつもない情弱のアホのオバサンである可能性があります。


② 白石そう(2月5日・下関市議選)

 白石創さんは、下関市で行政書士をしているそうです。
 めちゃくちゃ熱心な参政党支持者ですが、その根底にあるのは「コロナはただの風邪」というもので、かなりの反ワクチン思想です。とうとう「死のロット」というものがあると言い出し、厚生労働省が危険なロットを把握していて、それなのに打っているという陰謀論を信じています。なので、河野太郎をめちゃくちゃ嫌っています。
 さらに、池戸万作をリツイートするぐらいの積極財政を掲げていて、インフレまっしぐらのオジサンです。けっこう「れいわ新選組」の主張を良いと思っています。


③ 鈴木まゆみ(2月5日・焼津市議選)

最近になって作られたと思われる鈴木まゆみさんのTwitter(引用元リンク

 鈴木まゆみさんも「コロナはただの風邪」の人です。ゴリゴリの参政党員で、静岡県支部の副支部長をしています。特に、ワクチンの副反応被害を訴えており、政治活動もノーマスクです。
 地元を盛り上げたいという気持ちが強いようで、どっぷりと参政党員なので、どっぷりカルトのメンバーではあるのですが、参政党への愛が強いタイプなので、政治的な主張がハッキリしているというよりは、参政党の活動をすることに満足を得るタイプではないかと思います。

 以上の3人が立候補するわけですが、それぞれの当選の可能性について考えてみたいと思います。どれくらいの危機感を持って選挙を見守るべきなのかということを、改めて検証します。

 今、まさに行われている北海道の十勝清水町の選挙は、いかにも北海道の田舎らしく、参政党に投票する人がほとんどいませんので、よほど地域とのつながりがなければ当選が難しいため、かなり高い確率で落選するのではないかと見ています。定数13に対して15人が立候補していますが、山本なおさんよりもポンコツで地域のつながりの薄い人が2人いなければなりません。
 2月5日には、下関市議選と焼津市議選が行われます。両方とも取材してくる予定ですが、特に、下関市議選では、参院選で参政党に投票した人が3000人以上もいることから、かなり高い確率で当選しそうです。そもそも安倍晋三が「神」となっているエリアの人たちなので、「参政党」みたいなものに投票する人は少なくないことでしょう。半分諦めモードです。
 焼津市議選は、ぶっちゃけ、当選する確率と落選する確率は半々ぐらいではないかと思います。なので、参政党の勢力拡大を阻止したいと考えている人たちは、ここを落とせるかどうかが重要です。どっぷりと洗脳された参政党員ですが、ポスターやリーフレットのデザインが良いため、思わず投票したくなってしまう人は多いと思われ、「当選」と予測しています。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

西東京市議選で連勝記録は止まったが、このまま連敗続きとなるか

 昨年末の西東京市議選の落選を見ても分かるように、参院選をピークにして参政党のプレゼンスは下がっており、参政党の広がりは欠いているような気がしています。
 やはり政府が反マスク・反ワクチンの政策を取ろうとするほど、世の中の賢い人たちが「そんなんしたら、人が死ぬで!」と言い出すので、揺り戻しのような現象が起こってしまい、参政党の主張は「アホ」であることが知れ渡ります。日本では高齢者を中心に「マスクをする」ということを感染予防の拠り所にしている人が多く、「マスクをしない」という主張は若い人たちにしか受け入れられません。そして、アホの若者はそんなに多くなく、地方では特に通用しません。そこに来て「れいわ新選組」「NHK党」といったアホの受け皿がたくさんあることもあり、そこに「国民民主党」あたりも加わりそうだということを考えると、アホをターゲットにする政党がカニバリを見せていて、「参政党」が思ったほどは伸びないのではないかと考えられます。
 また、大きな選挙がなく、目立ったパフォーマンスができていないことも大きく、参政党の支持者たちの中で完結するイベントに終始していることから、外向きに広がる活動ができていません。このあたりは若干の安心材料です。

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