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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#501)。

 先日、尊師・立花孝志が大津綾香党首を名誉毀損で訴えた裁判で、大津綾香党首に40万円の支払いを命じる判決が下され、アホの尊師・立花孝志がYouTubeで大勝利宣言し、N国広報宣伝紙の「東スポ」「これで立花孝志に不正がないことが証明された!」などと書いており、多くの人がホラッチョに騙されたと思うのですが、判決文を読むと、立花孝志の不正疑惑はガッツリと認めており、「40万円を支払え」という部分だけを見ると、まるで大津綾香党首が全面的に負けたように見えるのですが、実際は、立花孝志がこれから刑事で問われる可能性が浮上する判決となっておりますので、ぜひ皆さんに判決文を読んでいただきたいと思います。


■ 判決文で不正なお金に言及された立花孝志

 アホの尊師・立花孝志は、自分から判決文を公開すれば、どうせアホのN国信者たちには検証できないんだし、まるでそう書いてあるかのように演出できると思って、自分から判決文をアップしているのですが、これを自分からアップするのは、はっきり言って、頭がおかしいです。
 実際、判決文にはどのようなことが書かれているのか。かなり興味深い記述を抜粋してご紹介したいと思います。詳しくは、ぜひ判決文をスルメのように味わってください。

 他方で、③(本件貸付)については、令和3年収支報告書によれば、特に原告に対する貸付はその累計金額が1億2995万5000円と単年度の収支総額の約2割強に匹敵するほど高額であるところ(認定事実(4)ウ。この点、令和4年収支報告書によれば、原告に対する貸付はその累計総額が3億4995万5000円と、さらに高額になっている(認定事実(5)ウ。))、本件政党が党首個人に多額の金員を貸し付ける必要性を直ちに見出すことは困難である上、その経緯についてよく知るはずの原告においてその使途について具体的な説明をしていないことからすれば(原告は、本件政党から当選した議員の負債を自らが立て替えるために、本件政党から貸付を受けたとするが(原告第4準備書面第二の3)、当該議員の借入先や借入金の額、原告が本件政党からの貸付金により当該議員の借金を返済した状況等について具体的に明らかにしていないし、この点に関する特段の裏付け資料も提出していない。)、本件貸付の正当性について一定の疑義を生じさせるものであることは否定できない。

 これは、尊師・立花孝志が今日の今日まで、ろくすっぽ語っていない核心の部分です。党からお金を借り、それを参院選に挑戦する際に借りた個人の借金の返済に使ったというテイになっていますが、具体的に、誰にいくらを払ったのかという部分がまるで見えてきません。すべては「立花孝志がそう言っている」というだけのホラッチョなのです。
 こうしたことに、今回の判決では「本件貸付の正当性について一定の疑義を生じさせるものであることは否定できない」とキッパリ指摘しています。
 さらに、「本件政党が党首個人に多額の金員を貸し付ける必要性を直ちに見出すことは困難」とまで言われていますので、尊師・立花孝志には説明責任がありますし、ここは破産管財人が追及するべき案件だと言えるのではないでしょうか。

 また、本件貸付は、原告が本件政党の党首であったときに行われており、本件政党にとって利益相反取引にあたると解されることから、政党法人格付与法9条の4により、特別代理人の選定を要するところ、特別代理人の選任手続きを経ないままに貸付がされた場合には、その民法上の効力は措いたとしても、少なくとも政党法人格付与法に違反する貸付となる。原告は、本件貸付のうち原告個人への貸付については特別代理人を選任していたとするが(原告第4準備書面第二の5)、これを裏付ける特段の資料を提出しておらず、本件貸付について特別代理人の選任という法律が求める手続に違反する貸付である可能性があるといえる。

 これも同様に、かねてから指摘していることですが、立花孝志には「特別代理人」を選任していない可能性が高く、今日まで「特別代理人」を選定したことを示す資料を提出したことはありませんし、過去に選任したという話をしたこともありません。
 そして、特別代理人を置くことなく、立花孝志に「無利子・無担保・無期限」の貸付が行われ、ましてや立花孝志に返済能力があるとは思えないわけですから、これはストレートに「背任」が疑われます。この判決では、キッパリと「政党法人格付与法に違反する貸付である可能性がある」と指摘しています。裁判所がそう言ってしまっているのですから、警察や検察の皆さんには、しっかり仕事をしてもらいたいと思います。

 以上のとおり、原告が本件政党の党首であった時期の本件政党の資金収支には疑念を差し挟むべきものがあったと認められることに照らすと、本件政党に不明瞭な資金の流れがあり、その原因が原告にあって、原告が本件政党の資金を不正に使用したとの真実は、その可能性があるという限度においては立証されているというべきである。

 東スポの小林記者は、この部分を100万回読んで、頭を丸坊主にするべきだと思いますが、アホのN国信者たちは、この文章を読んでも、何を言っているのかが全然わからないと思いますので、アホのN国信者向けに「やさしい日本語」に翻訳して差し上げましょう。

 ということで、立花孝志が党首だった時のN国党のお金には、「これってアウトじゃね?」って言えちゃいそうなことがあったのは間違いないってことで、N国党のお金はだいぶヤバそうなので、その原因は立花孝志だし、立花孝志がN国党のお金を不正に使ったと言うのは、そう言っちゃったとしても名誉毀損じゃないよねー!

 要するに、立花孝志が「お金のクリーンであることが証明された」というのは完全なるホラッチョで、むしろ裁判で「立花孝志のお金に疑惑があるのはマジで本当!」と言われているので、尊師・立花孝志は、裁判に提出しなかった資料を「せめて破産管財人には提出しろよ!」という話です。
 つまり、立花孝志のホラッチョ話を信じて、立花孝志の疑惑が払拭されたとホザいている人間たちは、まともに判決文を読むことができないアホであり、うだつの上がらないN国信者たちの知性を可視化しています。


■ 8月21日は立花孝志との裁判

日頃からホラッチョを吐きすぎていて、日付すらホラッチョになった立花孝)

 アホの尊師・立花孝志が、また印象操作のために「ちだい被告」などとホザき、うだつの上がらないN国信者たちの脳味噌をアハつかせています。ちなみに、8月11日は日曜日なので、一人で誰もいない地裁に行って、好きなだけ「裁判所」と書いてある看板の前でYouTubeを撮り散らかしてくればいいと思いますが、正式な裁判期日は8月21日となっております。
 さて、8月21日の期日に向け、8月14日までに答弁書を送らなければならないのですが、8月14日が「お盆のド真ん中」というスケジュールになっている関係で、8月10日付で答弁書を送ることになりました。
 8月10日が土曜日で、8月11日が日曜日、8月12日が祝日という今年のカレンダー的に、僕の答弁書が尊師・立花孝志のもとに届くのは8月13日になると思われ、おそらく届いた答弁書を見た瞬間、尊師・立花孝志は発狂すると思いますので、発狂を少しでも緩和するために、本日は発表があります。
 尊師・立花孝志は、ワンチャン、僕に弁護士が就かないかもしれないと考えていました。実際、相手が立花孝志だということになると、アホのN国信者も含め、嫌がらせが半端ではないので、積極的に引き受けてくれる弁護士は少なくなりますが、これまで僕と一緒に裁判を戦ってくれていた弁護士にトラブルがあったため、もし同じ弁護士に依頼できないとすると、弁護士をつけずに戦わなければならなくなり、「アホのちだいが相手だったら、今度こそ勝てる!」というのが、立花孝志のシナリオでした。
 ところが、僕は来たるべき裁判の日に備え、しっかり準備を整えてまいりました。これまで僕と一緒に戦ってくれた馬奈木先生や山崎先生も、本当に素晴らしく腕の良い弁護士で、だからこそ立花孝志との裁判では負けなかったと思っていますが、さらに徹底的に糾弾するため、さらに戦闘能力の高い弁護士さんにお願いをすることにしたのです。
 しかし、今日の今日まで、誰にお願いをしたのかを公表してきませんでしたので、立花孝志は気になって気になってしょうがなく、とうとう参議院会館で僕と一緒にイベントをやっている横川圭希さんに、弁護士が誰なのかを探っていました。めっちゃ誰なのかが気になっています、アホなんで。
 ネット上でも、さまざまな憶測が流れ、アホのN国信者たちも、さまざま予想をしていましたが、正解はほとんどありませんでした。ただ、この界隈をずっと見てきた人たちなら、その存在くらいは知っているのではないでしょうか。
 今回、僕がお願いした弁護士さんは、石森雄一郎先生です。
 実は、立花孝志はこれまで何度か「石森雄一郎」という名前を出し、印象操作をかましているのですが、TwitterでN国党に舌鋒鋭いツッコミを入れていたため、立花孝志が「この人、プロのニオイがするから、すごく嫌!」ということで訴えたことがあるほどです。しかも、この印象操作には加陽麻里布も加わっていました。
 これまで反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」が、どのようなことをしてきたのかを熟知し、さらに法的な観点から指摘できる唯一無二の弁護士であり、立花孝志が名誉毀損で訴えるも、あっさりと返り討ちにして勝訴した実績もあります。
 勝訴しているということは、もちろん「名誉毀損ではない」ということなので、石森雄一郎先生に非はありません。ただ立花孝志が一方的にプギャッているだけです。
 今回、尊師・立花孝志は、僕に「N国党に『反社会的カルト集団』だと論評することは名誉毀損だ」というクソみたいな裁判を仕掛けてきました。しかし、N国党は「反社会的カルト集団」と呼ぶにふさわしいだけの不法行為や迷惑行為を繰り返してきました。彼らがどれだけ「反社会的」「カルト集団」なのかを出そうと思えば、無限に出すことができます。
 ということで、通常、答弁書は認否を示すだけで終わり、2~3枚というのが相場になっていますが、37ページの答弁書と乙21号証までの資料を提出することになりました。期日を迎えましたら、どんな答弁をしたのかを皆様に公開したいと考えております。ぜひご期待ください。 


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 ついに、アホの尊師・立花孝志が仕掛けてきた19本目の裁判のクラウドファンディングが、8月14日からスタートすることになりました。募集は8月30日までとなっており、今回も「ツイキャス限定配信」「チダイズム新聞」の2コースをご用意しております。
 ツイキャス限定配信コースは1600円となっており、最低でも10本以上の限定配信を予定しております。現地からお届けする最新の情報もあります。こちらは匿名でご参加いただけます。
 チダイズム新聞コースは4800円となっており、ストレッチゴールをクリアすると、最大で6つの新聞が届きます。たくさんご支援くださる方がいればいるほど、新聞がたくさん届いてお得になるシステムです。こちらは紙で届きますので、住所が必要になります。
 尊師・立花孝志が僕を訴えてくる理由は「言論封殺」「経済的困窮」を狙っているからです。しかし、もしたくさんの方々から巨額のご支援をいただくことになれば、無能をこじらせた立花孝志の作戦は「失敗」に終わります。むしろ、裁判をするたびに焼け太り、たくさんのお金が集まっちゃって儲かるようになっちゃえば、立花孝志は「儲からせるのはもったいない」と裁判を仕掛けてこないかもしれません。
 はっきり言って、立花孝志のションベン裁判は、時間とお金の無駄でしかありません。立花孝志は、どんな屁理屈をつけてでも訴えてくるタイプなので、批判を続ける限り、コンビニ感覚で訴えてくる裁判を止めることはできませんが、「立花孝志が訴えるたびに儲かる」という環境を整えれば、立花孝志は訴えてこないのではないかと考えています。器が小さく、他人が儲かることを嫌うタイプなので。

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