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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#421)。

 尊師・立花孝志は、着実に追い詰められています。
 これまで約5年以上にわたり、皆さんとともに「立花孝志」という人間を見てまいりましたが、この男、追い詰められれば追い詰められるほど、アホのN国信者に向けて「大勝利宣言」をかまし、「すべては計算通りだ!」をアピールしようとして、致命的なゲロを連発します。
 あまりにナチュラルにゲロってくるので、思わず聞き流してしまいそうになるのですが、注意深く聞いていると、ここ最近の尊師・立花孝志はゲロを連発しており、ますます自分の立場を悪くしています。
 一体、どこらへんがゲロなのか。
 これを知るためには、まったく面白くない尊師・立花孝志の動画を長々と見続ける作業が必要になり、皆さんはとてもじゃないけど、そんなことをやっている暇はないと思いますので、今日から追い詰められている尊師・立花孝志の言動から「致命的なヤラカシ」をピックアップしてまいります。


■ 「セックスしてるの?」のアホ動画

「大津綾香とセックスしてるの?」というタイトルがつけられた動画(引用元リンク

 この動画の冒頭は、また綾野剛さんに対する名誉毀損です。
 今、まさに現在進行形で刑事事件の被告として、ガーシーこと東谷義和が刑事裁判中であり、自分の犯した罪を真摯に反省し、弁護士を通じて動画を出し、「自分の過去の発言を蒸し返すようなことはやめてほしい」と訴えていたにもかかわらず、立花孝志という男は、今も平気で名誉毀損を続けています。
 綾野剛さんは東谷義和による名誉毀損事件の被害者で、東谷義和は綾野剛さんに対する名誉毀損では争わず、罪を認め、深く反省しているのに、立花孝志は東谷義和の罪を重たくしようとしているとしか思えません。
 さらに悪質なのは、「ガーシーの後任」を自称している、現役の参議院議員である齊藤健一郎です。「ガーシーの後任」を自称しているにもかかわらず、尊師・立花孝志と同じフレームに映り、綾野剛さんに対する名誉毀損をしている立花孝志を見ながら、隣でヘラヘラしながら頷いているのです。こんなクソ野郎がニッポンの参議院議員であることを、多くの方によく知っていただきたいと思います。
 綾野剛さんの話をしていたと思ったら、今度は「みんなでつくる党」の幹事をしている明ヶ戸亮太という人物に対し、「政治家なんだから質問に答えるのは当然だ!」と言い出しました。他人には「質問に答えろ」と言うくせに、尊師・立花孝志は都合の悪い質問には絶対に答えません。

 どの口でホザいとんねん!
 立花孝志は「俺がちだいのようなボンクラと話をしないのはわかる」とホザいていましたが、自分で党を破産させておいて、「大津綾香は破産の責任を取れ!」とホザいてしまうレベルの「極限のボンクラ」に何を答えたらいいんでしょうか。
 だいたい「国会議員の齊藤君がTwitterで話をしようって言ってるのに」とホザいていますが、ネトウヨじゃねぇんだから、正しい窓口を通して正式に申し込んでこいって話です。そもそも「Twitterで話が済む」と思っているアホの国会議員は、めちゃくちゃヤバいです。
 さて、尊師・立花孝志は、この動画の中で大津綾香党首の父親に対し、モリモリに名誉毀損をかましています。しかも、「反社と付き合っている」と堂々と言っていますので、政治家の身分でありながら、隣に参議院議員を置いて、一般人に対して「経営に影響するレベルの名誉毀損」をかましていることからして、刑事で問われても不思議ではないし、民事でも数百万円レベルの慰謝料を払わなければならないことではないでしょうか。そもそも「ヤクザに知り合いがいる」とか「自分は反社だ」と発言し、過去にはヤクザの組長だったことを自称する人間を参院選の候補者としている立花孝志が「反社と付き合っている」と言われて名誉毀損で訴えているのですから、立花孝志が大津綾香党首の父親に対して「反社と付き合っている」と発言したことは、非常に重たいと思います。
 それでは、尊師・立花孝志の「アウト発言」をご覧ください。

(12分23秒~)
立花「暴力団から7000万円借りたとか言うてるけども、借りてへんっちゅうねん。それこそさっき動画で出したけど、大津綾香のパパ、あの、ヤクザに、反社に俺のこと調べて金取りに来いって書いてあんの、グループラインに」

齊藤「いや、えっとね、お父さんのことは、DM、僕もちょいちょい来てます。こんな人で、あんな人で、けっこう酷い話が来てます」

立花「いやいや、だから、大津綾香のお父さんは自分で反社に俺のこと調べて金取りに来いって書いてあるんですよ。で、えー、誰かわからないけど、アキモトの縄張りやったかな、アキモトの地盤か、アキモトって誰を指してんのか分からんけど、アキモトの地盤は稲川と、もう一個どっか、あの暴力団の名前2つ書いてあった。が、混在してるから、俺、調べるわ。そんなん普通の人、暴力団の縄張りって調べれんの。わからへんけど」

齊藤「おそろしい」

立花「オマエがやってる『みんつく党』の、少なくとも代表、党首、大津綾香のオヤジ、間違いなく反社と付き合ってんで。付き合ってるって、べつに顔見知りとか同級生とかやったらええで。金取りに来い言うとんねん。いわゆる経済的なつながりを持ったらアカンねんで、あの、反社とは。あの、いわゆるヤクザさんとかね、ま、ヤクザとか暴力団とか、いわゆる反社、半グレって言われている人と、べつに話すのはええねん。それはしゃあない、友達とか家族とか親戚とかおるから。そういう人と経済的な取引をしたらダメや言うねん。反社勢力との『密接交際者』って言うんです。だから、ね、反社の人間に俺のこと調べて金取りに来いやって言うことを、今、公開されてるわけよね。内緒にしてたグループラインで。だから、そういうことは反社との密接交際者の実の娘がやっているって、実の娘である大津綾香は、思いっきりお父さんの言うことを聞いてるわけ」

 これはなかなかの発言です。こんなにキレッキレで回避不能な名誉毀損をぶちかましてくる奴、滅多にいるものではありません。ギャグみたいな感じで「あいつ、反社やねん」みたいな話ではなく、ガッツリと100%の意味で「反社と密接交際している」とまで言ってのけているのですから、どんな敏腕の弁護士をつけたとしても、名誉毀損は回避できないでしょう。
 立花孝志は、これまで「大津綾香党首の父が反社と付き合っている」とする根拠として、グループラインのやり取りしか公開していません。こんなグループラインのやり取りだけで「反社と付き合っている証拠」になるはずもなく、立花孝志は改めて「大津綾香党首の父親が本当に反社と付き合っている証拠」を提出しなければなりませんが、果たして、そんなことができるのでしょうか。
 もし「反社とのつながり」を証明できなかった場合、立花孝志の名誉毀損は、通常の名誉毀損の賠償額に収まらない可能性が高いと考えます。その理由は、以下の通りです。

① 立花孝志は政治家であり、大津綾香党首の父は一般人である。
② 現職の参議院議員と一緒に出演し、参議院議員が否定をしない。
③ この動画は既に30万回以上再生され、他にも動画が存在する。
④ 「間違いなく反社と付き合っている」と完膚なきまでに断言している。
⑤ 反社との『密接交際者』という言葉を強調した言い方をしている。
⑥ 大津綾香党首を「反社との密接交際者の実の娘」と表現している。

 立花孝志は、大津綾香の父親や杉田勇人らを「反社とつながっている」と名誉毀損されたとして訴えていますが、その何倍もヤバいヤツをやらかしてくるブーメランの投げ方は、常人には絶対マネのできない所業です。
 この後、吉本興業の今田耕司さんに対しても名誉毀損をかまし、まるで芸能界の裏の裏まで知っているかのように振る舞っているのですが、立花孝志はNHK時代、「お弁当の発注」などの業務を担当しており、今田耕司さんと直接仕事をするような現場にいたわけではありません。ディレクターでもプロデューサーでもないので、最大限に関わりがあったとして、今田耕司さんの番組のケータリングを用意した、もしくは、今田耕司さんの番組の領収書を整理した程度だと思います。それを踏まえた上で、立花孝志の発言をご覧ください。

大阪NSCに通っていたという女の匿名タレコミを嬉しそうに紹介する立花孝志(引用元リンク

 まったくもって真偽不明ですが、今田耕司さんも松本人志さんのようなことをしていたんだという「大阪NSCに通っていた女」という匿名のタレコミを嬉々として紹介し、こんなふうに言っています。

立花「実は今田耕司は、週刊現代、講談社にいっぱい悪口書かれた、悪口っていうか、女性問題。裁判勝ってないんです。」

齊藤「ああ、そうなんですか」

立花「勝ってない。ところが、裁判勝ってるけども、実際はやってる。僕もうはっきり言っておく。今田、やってるよな? 俺、知ってるから。訴えてこい、知ってるから。もう一回やり返したる。俺、その弁護士と仲良いから」

 尊師・立花孝志は、まるで何でも知っているかのように振る舞っていますが、どうせ誰かから聞いた程度の話を誇張して話す程度です。だいたい弁護士と仲が良いって言うんだったら、どうしてオマエについている弁護士がポンコツの村岡徹也なのかという「そもそも論」です。
 もし立花孝志が今田耕司さんと一緒に酒を飲む仲で、女性をアテンドしたことがあったり、一緒に女性をアテンドされたことがあるというのなら、その時は「俺、知ってるから」でもいいかもしれませんが、誰かが言っていた芸能ゴシップをそのまま鵜呑みにして「俺、知ってるから」なので、ただの痛てぇ奴なんです。恥を知れ!
 ましてや、「訴えてこい!」と言っていますが、「オマエ、どんだけ裁判負けとんねん!」という話でしかありません。「やんのか、オラ!」とイキってみたものの、その後にボッコボコにされて帰ってくるアホです。那覇の松山の路上でケンカをして骨折して帰ってきた国場幸之助パイセンと同じレベルです。これを見て「さすたち!」となっているN国信者どもの頭の悪さは、脳味噌に糞が詰まっています。こんなものでドヤれてしまう時点で、どうかしているという話です。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 大津綾香党首の父親に対する名誉毀損に関しては、刑事で問われても不思議ではないレベルではないかと思います。なにしろ、大津綾香党首の父親はお商売をされていると聞いておりますので、「間違いなく反社とつながっている」とか「反社との密接交際者」だと断定され、しかも、それが30万回以上の再生数になってしまうと、さすがにお商売に影響されてしまうと思うのです。
 しかも、大津綾香党首の父親が取り扱っている商品は、1件の成約がとても大きなものであり、数千万円から数億円単位のお金が動くもので、想定される損害額は非常に大きくなると考えられます。
 2022年の参院選では、ジュエリーデザイナーの男性に名誉毀損をかまして商売を潰し、現在進行形で刑事裁判に問われているガーシーこと東谷義和を擁立したのは、当時の党首だった立花孝志です。そもそも立花孝志が参院選に擁立していなければ、ここまで被害が大きくなっていなかった可能性もある中で、東谷義和は罪を認めて反省しているけれど、立花孝志はいまだ名誉毀損を継続中です。
 近年、名誉毀損に関しては刑事事件として問われるケースも増えてまいりました。先日は宏洋(大川隆法の長男)が女性に対する名誉毀損を繰り返していたことで逮捕されました。立花孝志は「ガセ」だと言ってドヤっていましたが、結局、ガセではなく、本当に逮捕されていました。
 つい最近も外山麻貴に対する脅迫疑惑で警察に被害届を提出しに行っているはずです。立花孝志を「名誉毀損」で引っ張るのは、ずいぶんとショボいので、もっと大きなもので引っ張りたいという思惑があるのかは知りませんが、少なくとも「間違いなく反社とつながっている」と言うからには証明していただかなければなりませんし、大津綾香党首のお父さんには、しっかりと発生した損害は回収していただきたいと思います。もっとも、立花孝志にお金がないので、どこまで回収できるかは微妙なところですが・・・。

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