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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#533)。

 11月17日投票の兵庫県知事選は、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の尊師・立花孝志をはじめ、その信者たちによって、荒らされ放題に荒らされています。
 そして、とうとう立花孝志が撒き散らすデタラメなロジックに何の疑問も抱かずに騙される人たちが大量発生。彼らは自分たちこそ「真実に気がついた人間」だと思い込んでいて、まるで自分たちが正義のつもりでやっているつもりなので、非常にタチが悪いです。




■ 片岡将志の公選法違反デマに屈した陣営

稲村和美事務所の看板が「公選法違反だ!」と断言したデマゴーグの片岡将志(引用元リンク

 一般の方にはわかりにくいのですが、「座間未来の党代表」と書いている片岡将志は、ゴリゴリのN国党員であり、古参のN国信者です。「N国党の鉄砲玉」と言われるほど、立花孝志に対する忠誠心が非常に高い男で、N国党内部に、現・つばさの党の黒川敦彦をリーダーとする「参政党討伐隊」ができた時に参加していたのも片岡将志です。つまり、N国党時代の黒川敦彦と色々な所を凸していたのが、この片岡将志です。
 そんな片岡将志は、尊師・立花孝志から「よくやった!」と褒められることを最大の生き甲斐としているため、今回、稲村和美さんの選挙事務所までわざわざ足を運び、本人いわく、ご丁寧に看板をメジャーで測ってきたそうで、「公選法の規定は3m50cmだが、この看板は5m30cmだ!」とホザき出し、キッパリと「公職選挙法違反です!」と明言しました。
 このポストは、わずか半日ほどで6351リポスト、2万5千いいねがつくほどの大バズり。視聴回数は実に158万回を超えています。ものすごく拡散されたということになります。
 ところが、このキッパリと「公選法違反法違反です!」と断言しているポストですが、これは稲村和美事務所に限った話ではなく、さまざまな選挙事務所でやっている工夫の範疇です。重箱の隅をつつくような話でフル勃起していますが、そんなことを言っていたら、斎藤元彦の選挙事務所だって、同じことをしているのです。まずは自分たちのやっていることを確かめてからイチャモンをつけに行った方がいいのではないでしょうか。

ドヤ顔でデマをぶっこいてしまう知性の限界を迎えている片岡将志(引用元リンク

 写真を拡大しなくても、「いなむら」「和美」の間に割れ目があるのが見えると思います。さらに言うと、2つの看板で構成されているため、それぞれに「いなむら和美選挙事務所」と書かれているのが分かるのではないでしょうか。

頭のおかしいN国信者の言うことなんて、そもそも本当は何も信じられない(引用元リンク

 こんなふうに少しでも看板を大きく見せたいというのは、どこの選挙事務所も考えることで、どこの事務所でも似たようなことをしています。実際に斎藤元彦の選挙事務所を見れば、一目瞭然ではないでしょうか。

他人のことを全然言えたものではない斎藤元彦事務所

 こちらは斎藤元彦の事務所ですが、この事務所の上の看板は「キャッチフレーズ」と名前が一体化しています。ところが、入口の左にある看板は上の看板と同じことを言っているため、サイズの大きな1枚の看板に見えてしまいます。つまり、左の看板は片岡将志のロジックで言うなら「公職選挙法違反です!」ということになってしまいます。
 しかし、おそらく斎藤元彦の陣営は、こう言うはずです。「これは1枚に見えるだけで、2枚の独立した看板である」と。もっと言えば、左のキャッチコピーだけ書いてある看板は、ただ文字が書いてあるだけで、もはや看板ですらないと。しかし、「1枚に見えるか、2枚に見えるか」という話をすれば、稲村和美さんの選挙事務所にも言えるわけで、「こっちは1枚に見えるけど、あっちは1枚に見えない」というのは、あくまで主観の話でしかありません。つまり、「これを公選法で取り締まることはできない」というのが、これまでに培われてきたコンセンサスでした。長年かけて熟成されてきた斎藤元彦陣営も使うような基本的な「選挙のテクニック」であり、こんなことにイチャモンをつけられて、撤去してしまう稲村和美陣営は、最悪中の最悪とも言える悪手を踏んでいます。

斎藤元彦事務所に貼られている2枚一体型の看板

 今回の兵庫県知事選は、「N国流」の選挙になっています。とにかく何でも大騒ぎをして、印象操作をしていくスタイルです。そうならば立花孝志のクズさ加減を許さない僕としては、立花孝志を「正義の人」だと思っている時点で、もう兵庫県はどうなっても知らないという話です。
 反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」は、そもそも最初からデマをこいている人間です。昨日も街頭演説で元県民局長の男性を「不同意性交罪だ!」などと名誉毀損していました。これを信じているアホもアホなんですが、こいつらは全員チョロいので、こうした「公選法違反だ」と言っている人間には、もれなく反応してしまうのです。

元県民局長に「不同意性交等罪」だと断定的に語るシーンもあった立花孝志

 百歩譲って、今、立花孝志に踊らされているような情弱たちは、いちいち公選法がどのように解釈されて運用されているかを知らないと思うので、大騒ぎしていても仕方がないかもしれませんが、片岡将志が騒いでいるのはおかしな話です。なにしろ、公選法の穴をついて、ポスター掲示板ジャックや特定候補を貶めるような誹謗中傷ポスターを貼り散らかし、小金井市長選に立候補しながら埼玉で街頭演説をして、受験間近の予備校生たちに迷惑をかけたのも立花孝志です。「法の抜け穴を突くのはおかしいぞ!」と言うのであれば、その元凶である立花孝志にこそ文句を言わないといけません。
 アホの子たちがドヤっていますが、結局、立花孝志を信じているようなアホの子たちは、いつまで経っても「真実」とやらには辿り着かない運命なのです。一歩目から進むべき方向を間違えているからです。


■ 尊師に続いて凸をするN国信者たち

N国信者に襲撃されたことを報告する子守康範さん(引用元リンク

 非常にタチが悪いことに、アホのN国信者たちは、尊師・立花孝志から褒められたくて、いろんな人に迷惑行為を繰り返します。しかも、選挙とは直接関係ない人たちにまで迷惑行為は及び、彼らがいかに「反社会的カルト集団」であるかを示しています。
 このポストをしている子守康範さんは、MBS(毎日放送)の人気アナウンサーで、現在は、大阪の商店街の一角にあるスタジオからYouTubeなどを生配信している関西圏の有名人です。子守康範さんは、今回の兵庫県知事選に立候補している立花孝志に、番組の中で苦言を呈していたのですが、それを「悪口」と捉えた立花孝志が、子守康範さんのスタジオに凸をするという事件が発生しました。
 立花孝志は、発信力のある人から自分を批判されることを、ものすごく嫌がるので、口封じのためにスタジオを凸したのは明らかですが、またいつものように「話をしよう!」と持ち掛け、拒絶されて、いつもはオープンなスタジオのカーテンを閉められると、発狂して警察に通報。凸をしているのは立花孝志の方なので、どう考えても警察を呼ばれるべきは立花孝志の方ですが、これも立花孝志流のテクニックで、「自分が警察を呼べば、事情を知らない警察は被害者として話を聞いてくれる」と思っています。だから、大津綾香党首を凸した時も、凸をして警察を呼ばれているのは自分なのに、あえて自分から110番通報していました。アホです。
 それで、ここは子守康範さんのスタジオなので、子守康範さんがカーテンを開けようが閉めようが、そんなものは子守康範さんの自由でしかありませんが、ぶん殴ったわけでもないのに警察を呼ばれ、「何も悪くないのに話をする必要がない」と突っぱねる子守康範さんに「スタジオに立てこもって出てこないんですよ!」とホザいていた立花孝志。立てこもるも何も、ここは子守康範さんのスタジオです。スタジオに子守康範さんがいるのは、当たり前でしょうが!
 しかし、こうした行動こそが「犬笛」となっています。
 立花孝志は「自分は正義の人」と教え込んでいて、自分を批判してくる人間は「何かやましいことがある悪い人間」と教え込んでいるので、知性の限界を迎えているアホのN国信者が、尊師に続いて、さまざまな嫌がらせをしてくるのです。
 この「吉田」を名乗る人間は、大津綾香党首との代表権争い(地裁も高裁も大津綾香党首を代表と認めている)の後から出てきた、比較的新参のN国信者です。これまでにやってきたことと言えば、大津綾香党首を支える人たちに対する過激な誹謗中傷。おそらく開示請求までは進んでいると思いますので、身元が特定されるのは時間の問題です。
 これまで過疎っている自身のYouTubeに姿を現していたことはありましたが、大津綾香党首に凸をしたり、立花孝志の街頭演説を聞きに来るなど、現場に姿を現したことはありませんでしたが、今回の兵庫県知事選では、斎藤元彦の街頭演説などで目撃情報があり、「局長は死にたかったんだから死ねばいいじゃん!」と言い放ったのも、コイツです。

「吉田」という男がアップした動画は、ほとんど再生されていない(引用元リンク

 ここに「吉田」という男の知性がすべて詰まっていますが、この男がアップしたYouTubeでは、本来は「芸能人」というカテゴリーに入り、出演してもらうにはギャラが発生するはずの子守康範さんを勝手に映し、「チンコ揉みスタジオ訪問」というキャプションがつけられています。
 子守康範さんのスタジオは、かつての名番組「朝からてんコモリ!」になぞらえて「てんこもりスタジオ」と名付けられています。それをパロったつもりなのか「ちんこ揉みスタジオ」と言って、鬼スベっています。これもN国信者の特徴なんですが、こいつら渾身のギャグは、空調の音が聞こえるぐらいの鬼スベりを見せます。
 そして、子守康範さんのポストでは、どのように凸をしてきたのかが分からないのですが、吉田のYouTubeを見たら、とんでもない地獄が広がっていました。吉田は子守康範さんにずっと同じ質問を繰り返して凸をしているのですが、その質問は「大津綾香にフォローされた感想をお願いしま~す」でした。超絶きっしょい!!
 そもそも世の中の99%の人は「大津綾香」を知りません。もしかすると子守康範さんは最近になって、立花孝志にウザガラまれたことで、N国界隈のことを調べて、名前と存在ぐらいは認識しているかもしれませんが、大津綾香にTwitterをフォローされたところで、「嬉しい」とか「嬉しくない」とか、そんな感情は一切ないと思います。しかも、子守康範さんがフォローしているんだったら、フォローのボタンを押したのが子守康範さんだということで、何か思うところがあってボタンを押したのだというロジックは成立するかもしれませんが、「フォローされた」のです。「知らんがな!」としか言いようがありませんが、こんなことでわざわざ嫌がらせのようにカメラを超接近させながら凸をして、迷惑行為を繰り返したのです。端的に「頭がイカれている」としか言いようがありませんが、これが反社会的カルト集団である「NHKから国民を守る党」なのです。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

大ホラッチョの立花孝志の演説を聞きに集まってしまったN国信者予備軍たち

 立花孝志は、これまで他人の分までNHKの受信料を払い、さらには、家電を配るなどのキャンペーンをして、「正義のヒーロー」を気取って来たわけですが、当然、こんなことをしていれば、公選法違反にあたるため、検察から取り調べてを受けていました。しかし、この時に「NHKの受信料を個人として肩代わりしてきた」と言い訳をしたため、立花孝志は「自分が立候補してしまうと公選法違反で逮捕される」と言っていたはずなのに、またしても脱法的な解釈で「当選を目的としていないからセーフ!」などと言い始めました。
 ところが、最近はあんまりにも人が集まり過ぎて、「これならガチで知事選に立候補しても当選したのとちゃうか?」と思い始め、昨日は「自分には投票しないでください」とは言わなくなりました。そもそも立花孝志やN国信者のアホどもは、他人のグレーゾーンをガタガタ言える身分ではありません。はよブタ箱入れ!

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