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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#391)。

 先日、NHK党の尊師・立花孝志が、わざわざ下関に乗り込み、NHK党に対して「極左暴力集団・反社とつながりのある幹部がいる政党」と表現したことが「信用棄損」に値するとして、参政党の神谷宗幣さんを刑事告訴しに行きました。
 一言で言って「頭が悪い」としか言いようがありませんが、尊師・立花孝志と同じ周波数のアホは、「これで参政党は終わった!」とフル勃起。ますます調子こいてしまうのですが、これから警察への説明にも、さらには裁判にも使える「証拠」の数々を、このマガジンでまとめ、皆様に公開してまいりたいと思っております。
 たった980円のマガジンを読むだけで、まず「NHK党に裁判で負けることは考えられない」という内容をお届けしたいと思いますので、参政党の皆さんは、絶対に読んでいただきたいと思います。


■ 尊師・立花孝志、刑事告訴をする

大きな話題にするため、わざわざ羽田空港でYouTubeを撮影する尊師・立花孝志(引用元リンク

 参政党の神谷宗幣さんが「刑事事件の被疑者になる」と言って、大きな事件にしたいNHK党の尊師・立花孝志は、わざわざ下関警察署まで行き、信用棄損だと主張して刑事告訴状を提出していました。
 誰かを悪者に仕立て上げ、いちいち刑事告訴をするのは、尊師・立花孝志の「趣味」なので、日頃から尊師・立花孝志がかましている名誉毀損に比べれば鼻クソみたいなレベルでも、いちいち「とんでもない重罪をしているかのような扱い」をすることで、事情がよくわからない全国の情弱を騙し、印象操作をする「いつもの手口」です。僕もまったく同じ印象操作を仕掛けられ、裁判を全勝して名誉を回復するのに4年かかりました。こいつはマジでクソ野郎なので、はよブタ箱に入った方がよろしいです。
 その上で、このような刑事告訴や民事裁判が仕掛けられた以上、参政党や神谷宗幣さんとしては、「極左暴力集団・反社とつながりのある幹部」ということを証明しなければならないわけですが、僕はこれが「証明可能」だと考えていますので、このたびマガジンにまとめることにしました。
 日々、コツコツと「NHK党」の動向を追いかけ続け、4年で391回を数えるようになり、これ以外にも「NHK党」のアホの候補者が立候補する選挙を追いかけてはレポートしていますので、この分野には誰よりも詳しいと言えます。


■ 裁判のキッカケとなった発言

 今回、尊師・立花孝志が「NHK党に対する信用棄損」だとして、神谷宗幣さんを訴えた発言は、参政党がNHK党の質問を受け付けない理由について、「NHK党の幹部に極左暴力集団・反社とつながりのある人間がいるからだ」というものです。
 尊師・立花孝志は、今までそんなことを言ったことがなかったのに、いきなりそういうことを言い出したのは、1月30日にNHK党のフルサポートにより、元参政党の原告団18人が参政党を訴えたことが原因だとしています。しかし、僕はそれとは関係なく、神谷宗幣さんが黒川敦彦の交遊関係を知ることになったからではないかと考えています。
 ちなみに、NHK党の「極左暴力集団」「反社」のつながりは、これまで『チダイズム』でも報じてまいりましたが、あまりに発信力が小さいために、あまり大きな話題になりませんでした。改めて、1本の記事にまとめておきたいと思います。


■ 黒川敦彦と斉藤まさしの関係

黒川敦彦は2017年の衆院選で斉藤まさしのサポートで山口4区から立候補している

 黒川敦彦は、2017年の衆院選で、故・安倍晋三さんの地盤である山口4区から立候補しています。この写真は僕が撮影したものなので、僕と黒川敦彦は2017年に下関市内に構えた黒川敦彦の事務所で会っています。
 この写真を撮影した選挙事務所には、黒川敦彦を擁立した斎藤まさしという男がいました。
 斉藤まさしは「革命家」を自称しており、1974年に学生運動団体「日本学生戦線」を設立。1979年には「立志社」を設立し、のちに「市民の党」を結成しました。一時は「選挙の神様」と崇められた人物ですが、その思想は「レーニン主義者」だというので、「極左」と言っても過言ではありません。
 市民の党は、森大志という「よど号ハイジャック事件」に関連した国際手配を受けている女性の長男を擁立したことがあり、擁立した背景を「10年ほど前に北朝鮮に行き、よど号の人間や娘たちに会った」と話していることからしても、もはや「極左暴力集団」とカウントしても良いでのはないかと思います。
 普通に考えてください。よど号のハイジャック犯と会い、その子供を市議選に擁立しようというのです。「憲法9条を大切にしよう」とか「自衛隊は縮小するべきだ」と言っている人を「極左」と表現するのはナンセンスだと思いますが、よど号のハイジャック犯と会い、その子供を市議選に擁立しようというのです。これはさすがに「極左暴力集団」と表現しても良いのではないでしょうか。

黒川敦彦事務所の中でIWJのインタビューに答える斎藤まさし(引用元リンク

 ぜひ引用元リンクを開いていただきたいですが、IWJが斎藤まさしにインタビューをしています。このインタビューを聞けば、斎藤まさしが黒川敦彦の選挙に関わっていることは分かると思います。
 IWJも、まさかこんなところで過去のアーカイブが脚光を浴びることになろうとは思っていなかったと思いますので、これを裁判の資料として提出する場合には、ぜひともカンパの3000円もしてあげていただきたいと思います。
 僕は2017年の衆院選で、全国の選挙を見て回ったことをキッカケにして「選挙ウォッチャー」という仕事を始めましたが、その時に最初に見たのが「山口4区」でした。因果なことに、黒川敦彦を取材したことが、「選挙ウォッチャー」になった最初だったのです。
 この時のことは鮮明に覚えていて、皆さんからのカンパで選挙を戦おうとしており、選挙を戦うというよりは「カンパを集めること」が目的になっている印象でした。これはかつての「れいわ新選組」の山本太郎さんが街頭演説のたびにカンパを求めるスタイルを展開するに至ったキッカケで、初期は参政党も同じスタイルを採用していました。この方式を編み出したのは、かつて「選挙の神様」と崇められた斎藤まさしなのです。
 僕は山口4区に選挙が始まる前日に訪問し、黒川敦彦や斎藤まさしと話をしています。当時は、斎藤まさしに声をかけられ、本当に裸一貫で立候補を決めてしまったので、服も持っていないということで、これからユニクロに服を買いに行くと話していました。
 さて、神谷宗幣さんは「極左暴力集団・反社とつながりのある人間が幹部をしている」と述べています。「極左暴力集団に所属している」とか「極左暴力集団出身の」とか言っているわけではなく、「つながりのある」と述べていますので、つながりがあるかないかで言えば「ある」という結論になろうかと思います。というのも、これが「統一教会だったら」ということで考えていただければ分かりやすいと思います。ガッツリと選挙をサポートしてもらっているわけですから、この状態で「つながりはない」とは言えないと思います。


■ 黒川敦彦と田中正道の関係

「モリカケ共同追及プロジェクト」をしていた頃の黒川敦彦(筆者撮影)

 黒川敦彦と斎藤まさしの関係だけでは「極左暴力集団・反社とのつながりのある幹部」を証明するのは少し不安かもしれないので、もう一つのつながりをご紹介したいと思います。
 黒川敦彦は、森友学園問題や加計学園問題を追及するというテイで、脚光を浴びることになった人物です。今でこそ数字のために「保守」を名乗っていますが、実際のところは、ゴリゴリの左翼出身である黒川敦彦は、安倍晋三や安倍昭恵を刑事告発するなどして、スターダムにのし上がっていきました。「追及する」と言っても、黒川敦彦には本当に追及するだけの胆力がないので、コツコツと資料をめくっていくようなことはやりませんし、独自に取材することもありません。「森友学園や加計学園は問題だぞ!」と騒ぐだけで、デモをやったり、集会を開いたりして、皆さんからのカンパを集めて注目されることが目的です。これが2017年から2018年頃にかけての話なので、当時から黒川敦彦がやっていることは何も変わりません。

 最近まで500円で販売していた記事ですが、今回、このマガジンを読んでくださっている方には特別に読めるように変更しました。当時の黒川敦彦は、安倍昭恵を刑事告発し、主権者が政治を変える桜まつりなるものを開催しました。
 当時、安倍昭恵夫人を刑事告発するのは「悪手」としか言いようがありませんでしたので、僕は黒川敦彦に「オマエ、バカなのか?」と言いに行ったという経緯があります。この当時から、自分たちが脚光を浴び、気持ち良くなるためだったら、その結果がどうなっても構わないという非常に頭の悪い人間だったことは記しておきたいと思います。
 このイベントの中心的主催者は5人いますが、「田中」「黒川」の電話番号が記され、カンパを集めています。また、森友デモ実行委員会なるFacebookが存在しますが、ここには以下のような写真がアイコンとして採用されています。

田中正道と黒川敦彦が隣で写っている、手前の女性は「つばさの党」の外山麻貴(引用元リンク

 無関係の人たちのモザイクは、筆者が入れました。
 田中正道は、元暴力団員を自称する男です。この「元暴力団員」であることは本人が認めて活動しています。ネットで検索すると、殺人をしたことがあるとか、懲役12年だったなどの情報が出てきますが、これらは確認できておりません。実際、田中正道がヤクザの世界でどの程度のポジションだったのかは不明です。
 その上で、田中正道は左翼的な活動を展開している人物で、中核派や革マル派といった人たちを「極左暴力集団」と呼ぶことに躊躇はなくとも、田中正道を「極左」と表現するかどうかは「個人の尺度」になるのではないかと思います。「暴力集団」と言うか「暴力団」だった田中正道と左翼的な活動をともにしていたという点では、「極左暴力集団」と表現されても仕方がないとは言えると思われ、黒川敦彦が田中正道との関係を否定することはできません。理由は、たくさん証拠が残っているからです。
 注意点としては、「KSL-Live!」が黒川敦彦と田中正道がモリカケ共同追及プロジェクトの共同代表を務めていたという話をしていますが、厳密に言えば別団体の可能性があるので、「ともに活動していた」に留めておく必要があろうかと思います。

IWJが記録していたモリカケ共同追及プロジェクトの共同記者会見(引用元リンク

 田中正道とは金銭トラブルが原因で、今は絶交状態にあるようで、今でも親しくしているわけではありませんが、モリカケ問題を追及する共同記者会見で隣同士に座る黒川敦彦と田中正道の姿もIWJに記録されており、こちらも「つながり」を証明します。こちらは今でもYouTubeで無料で見られますので、もし証拠として採用するようであれば、ぜひともIWJにカンパの一つもお願いしたいですが、黒川敦彦の左に写っているのが「田中正道」です。
 そもそも黒川敦彦自身が「ゴリゴリの左翼」だったわけで、今、こうして参政党に妨害行為を働いているのも「左翼的活動の名残」であると考えられます。本人は数字のために「保守」を名乗って活動していますが、やっていることは完全に「オールド左翼」です。デモや集会をやるたびにお金を集める手法も、この時に学んだのではないかと考えています。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

落選運動と称して一線を越えてしまう黒川敦彦の手法は、オールド左翼由来である

 そもそも僕は「NHK党」に対して、「反社会的カルト集団」と表現しています。本の帯にも「反社カルト」と書いています。NHK党は、「反社とつながりのある人間が幹部をしている」との表現も可能ですが、党そのものが「反社カルト」であると言えます。

 僕がこれまでnoteに書いてきたことは、このマガジンで読めるようにできるのですが、本の転載はできないので、可能であれば、図書館でも良いので読んでいただきたいと思います。東谷義和の当選以前に書かれたものではありますが、この時点で十分に「反社カルト」と呼ぶにふさわしい証拠がたくさん残されています。
 なお、尊師・立花孝志のロジックによれば、訴えないと認めたことになるそうですが、この本を訴えてきたことはありません。訴えてきたら宣伝になって嬉しいのですが、宣伝になることを恐れてのことでしょう。なので、逆説的に「反社であることを認めている」と言ってやってもいいと思います。

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