見出し画像

はじめまして♪

はじめまして、菊地武洋です。

ライターをやっています。高校生の頃から自転車の専門誌に出入りし、永らくお世話になっていたので、一般には自転車ジャーナリストとか自転車ライターということになっています。ただ、好奇心の赴くまま、1つのジャンルにこだわるつもりもないので職業はライター、得意な分野はロードバイク、だと思っています。

このTOKYO 6℃ CAFE(β版)というスペースは、「自転車の集団走行と一緒で、人数が多ければ、ひとりひとりの更新回数は多くなくても大丈夫でしょ」という他力本願なメンバーで、自転車やクルマのこと、カメラを題材にして記事をあげていく場所です。それぞれに自己紹介をすると思うので、詳しくは各自に任せますが、スポーツバイクの世界ではちょっと名の知れたメンバーばかりが集まっています。

いつまで続くか、どうやって更新していくのかも決まっていないので、β版としています。来年ぐらいにはβを卒業したいなと考えていますが、自分たちの勉強の場として、少なくとも年内は無料でやってみようと思います。

僕としては、これまでテーマも締め切りもない原稿など書いたこともないので、備忘録を兼ねたものや、読んでもためにならないことを書いてみたいなと思っています。


挨拶代わりに、ひとつ自転車のことを書いてみます。

自転車媒体で安定した人気コンテンツに、インプレ記事があります。新製品を借りてきたり、海外まで乗りに行ったりして、解説やら感想文を書くわけです。僕も永らくインプレをやってきて、ちゃんと数えていないけど、おそらく2000台ぐらいのスポーツバイクに乗っています。

若い頃は、選手みたいに強くなって……とか、なるべく同一条件で乗らなくちゃなどと肩に力が入っていました。でも、夏と冬では同じ自転車に乗っても印象が異なるし、睡眠不足か否かでも印象は大きく違うことに気がつきました。そして、少しでも客観的に……とも思ったんですけど、これもダメ。ホイール、タイヤ、サドルを同一条件にして乗ってみて分かったのは、フレームとホイールには相性があって、フレームの性能を引き出したいなら、部品の組み合わせやセッティングを固定するのではなく、それぞれに最適化された組み合わせがあるということでした。

今でもインプレ記事は大好きですけど、このパーツの仕様では、こんな感じですよって感じで読んでもらえると嬉しいです。それと書き手がどんな体格なのか、ここはメートル原器なので確認しておいて下さい。僕は身長が180㎝、体重も80㎏近くあります。最近は醜態をさらすのも嫌なので、若くてかっこいいモデルを“新・菊地武洋”として登場させたいなと思ったりします。影武者が入れば歳を取らなくていいし、なんなら女性になりすますこともできちゃう。いいことだらけでしょう。

閑話休題。
カラダが大きいってことは、フレームのチューブは平均よりも長く、各所にかかる負荷も厳しいとも言い換えられます。ヘッポコライダーなのでパワーは大したことないけど、若い頃と比べるとかなり重くなったので、僕が自転車なら“ちぇっ”と舌打ちのひとつもしたくなるでしょう。ま、それはいいとして、僕が硬いと書いた自転車に、小さくて軽い人が乗れば、より硬く感じるはずです。

同業で小柄な選手みたいな体格の安井行生さんのインプレは、僕とまったく違うことがしばしばあります。どっちが正しいとかではなく、条件がまったく違うので、仕方がない。先日、「話が噛み合わない」ってタイトルで対談やろうよ、と安井さんに言ったら、思いっきり苦笑いされてしまいましたが、そういう話もやってみたいと思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?