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セルフ解説05.One Holy Day - アルバムの箸休め

AIRPORTのアルバム「Voyagers」5曲目「One Holy Day」の解説です。

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「とある休日」というタイトルの通り、休みの日の開放感をテーマに作詞した。

歌詞はアルバムの中で最も古く、2000年頃に書いたものが元。

Voyagersというアルバムの収録曲はストレートな歌詞と抽象的な歌詞が半々くらいだが、なかでもこの歌詞は特にわかりやすい表現になっていると思う。

keiがつけてくれた曲も軽快で、言葉のイメージにぴったり。

宇宙というアルバムのテーマの真逆を行く「地上でのリラクゼーション」を体現した世界観が、箸休め的な役割を担っている。宇宙飛行士が地上を懐かしんで見る夢みたいな立ち位置かも。

無重力の宇宙に思いを馳せたり、重力に身を任せて寝転がったり。夢と現実、活動と休息、覚醒と睡眠…

水も空気も人間も、動かなければ淀んでいく。オンとオフを切り替えながら、バランスよく暮らしていきたいものである。


アルバムジャケットの写真を提供してくださった島尻勝さんのお天気ラジオの終盤で、この曲を紹介していただきました。よく晴れた週末などにピッタリな曲です。

相方keiによる解説はこちら↓

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