『やめとけ！チキンマン』2nd Season第７話「中崎町適温化計画」

前回のあらすじ
　小型宇宙人チッチャリアンの宇宙征服作戦は成功した。
　チッチャリアンは宇宙すべてをちっちゃくした。
　なので全体的にちっちゃくなったため
　地球では特に何も困る事はなかった。

ミロがぬるい！
せっかく元木としてミロを作り
チキンマンとして飲むというのをやってみようと思ったのに
これでは飲めたものではなかった！
ちゃんと沸かしたお湯でいれたはずなのに
だいたい25度から27度しかない！

そんな頃
海鮮屋台おくまんのビールもぬるくなった！
うどんも銭湯もぬるくなってしまい
全体的にだいたい23度から26度ぐらいになった！
中崎町は大混乱だ！
一体何が起こっているのか？
チキンマンはその謎を探るため
ぬるいミロを飲みながら中崎町商店街を歩いた！
「ああぬるい！
　このミロはぬるい！」
すると！
熱帯魚バーからへんなのが出てきた！
「ややっ！お前は！
　熱帯魚怪人テルモ！」

「はっはっは！
　やっと気づいたかチキンマン！」
「さては百合子さんをだいたい26度から28度にしたのも
　テルモ！お前のしわざだな！」
「そうともさ！
　俺は中崎町から梅田までをだいたい22度から28度にして
　俺たち熱帯魚人間が
　自由に泉の広場の噴水に行ける環境作りに励んでいるのだ！」
「励んでいらないぜ！
　ようしこうなったら勝負だ！」
びたーん！
チキンマンはテルモをパーで叩いた！
怒ったテルモは屋台から発電機を借りて来た！
「おいおい熱くなるなよチキンマン！
　俺がぬるくして
　だいたい24度から27度ぐらいにしてやるぜ！
　テルモパワー！オン！」
テルモが背負うドイツ製マシン
「ヴァッサー0-I(ヌルイー)」が作動した！
あっという間にぬるくなり始めた！
「ぬるい！
　やめろテルモ！
　だいたい23度から25度になる！
　ぬるい！
　やめろおおおーっ！」
だいたい22度から24度ぐらいになる中で
チキンマンは必死に立ち上がろうとした！
だが！
やめとけチキンマン！
それよりも
泉の広場の噴水が去年なくなった事を
優しく教えてやれ！

（2020年2月12日）

#樹脂粘土 #変身ヒーロー #怪人 #熱帯魚

#中崎町 #海鮮屋台おくまん #泉の広場  ＃2ndSeason