サマーインターンで学んだこと

以下は2018年に書いた記事です。

7・8月の夏休みを利用してコンサルティング2社でインターンシップをしました。初めて前職以外の会社を内側から見れたこと、商社と異なる仕事内容を経験できたことで、知れたこと・学べたことを整理しておきたいと思います。

インターンシップ先・期間・内容はこんな感じ。

①日系コンサルティング会社
・期間:約1ヶ月間
・内容:M&Aデューデリジェンス

②大手外資系戦略コンサルティング会社
・期間:1週間
・内容:他のMBA生と一緒に仮想ケース

繰り返しになるが、1. 前職以外の会社を内側から見れたこと、2. コンサルティングという仕事を体験できたことで知れたこと・学べたことを以下にまとめたい。

1. 前職以外の会社を内側から見れた
当たり前といえば当たり前だが、インターン先はどちらも前職(日系大企業)とはまったく異なる組織だった。

1社目は従業員100人ほどのベンチャーで、以下の点が印象的だった。

1) 経営陣との距離が近い
社長や役員は個室もなくいつでも気軽に話せる距離にいる。

2) 評価の透明性が高い
全社員の個人評価をパートナー全員が行い、その内容が社内に公開される。

3) 泥臭い
前職では外注したり子会社に回すような業務も自分たちで行う、週に数回徹夜する社員が多数いる等。

一方、2社目はこんな感じ。

1) グローバル
海外オフィスとのコラボレーションが随所に見られる。

2) トップとの距離はこちらも近い
こちらも日本オフィスの規模は100人程度のため、オフィストップとの距離は近い。

3) 人事制度がしっかりしている
キャリアステップ、従業員教育、評価・フィードバック制度がきっちり運用されており、全社員が同じ制度の上で働いている。(前職では良くも悪くも制度の数が多く、運用が形骸化していたり力の入れ方を個人の裁量で調整できたりした。)

4) 中途・MBA人材の使い方をよく理解している
MBA経験者自体が非常に多い。中途・MBA人材に期待されていることやキャリアの先を見通しやすく、ミスマッチの振れ幅が狭いと感じた。

2. コンサルティングという仕事を体験できた
自分の長所短所が色々と浮き彫りになった。但し、インターンをしたのが他の業界だったら違った学びがあっただろうと思う。

1) コンサルタントに必要な頭の使い方が下手
いわゆる仮設構築・検証思考が不完全で、「何を知りたいのか、分析しているのか」というフォーカスが弱いためにいたずらに時間を使ってしまう。
また、ストラクチャーが下手で物事の整理や説明がわかりづらくなりがち。

2) Excel・Power Pointスキルが劣っている
コンサルタント達はExcel・Power Pointを使うのが本当に速い。特に1社目で痛感。

3) 自分の知識・スキルは広く浅い(浅いが広いとも言える)
一つ一つは専門家に及ばないものの、ファイナンス+法務 or 会計と組み合わせて使えることで付加価値を生み出せる。

さて、そろそろ本格的に就活でもしよう。

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