キャンパス移動!都市国家シンガポールからフランス・パリ郊外へ

以下は2018年に書いた記事です。

シンガポールから遠路遥々、フランス・パリ郊外のフォンテーヌブローに来ました(1ヶ月ほど前に)。何しろおもしろいのは、同じ学校に通っているにもかかわらず生活スタイルがまったく異なること。

利便性を極めたシンガポール🇸🇬では、
大都会の中心にも空港にも20-30分でアクセス可能。
公用語は英語。
そしてアジア。
街に出れば日本人を多く見かけるし、アジア各国含めあらゆる食事にありつける。

それとは対照的に、文字通り四方を森に囲まれたパリ郊外の小さな街フォンテーヌブロー🇫🇷では、
パリまで電車で1時間(それもストライキでしばしば止まる)。
街の人々が話すのはほぼフランス語のみ(google翻訳が必須)。
そして食事はパン、パン、ピザ、パン!

そんな違いゆえに、INSEAD生の生活スタイルもシンガポールとフォンテーヌブローではまったく異なるんです。

せいぜい3-4人でキャンパスの徒歩圏内にコンドミニアムをシェアして住むシンガポールに対して、ここでは10-15人がシェアする大きな家がいくつもあります。

多くの学生が車や自転車を所有していて、前者は郊外・後者は街中に住み、ひとたび街を歩けば誰かしら知り合いに遭遇します。

もちろん街にはクラブなどないので、シェアハウスの庭でハウスパーティ。

キャンパスもシンガポールと比べて広くゆったりしていて、蒸し暑く屋外でくつろぐのが心地良いとはいえないシンガポールに対して、こちらはカラッとしていて多くの学生が屋外でランチや昼寝をしたり、課題をやったりしています。

そしてラグビーもキャンパス裏のグラウンドで手軽にできちゃいます。(シンガポールではキャンパスから徒歩20分ほどの大学のグラウンドを借りています。)

これだけ生活がガラッと変わると落ち着いて勉強なんてできないんじゃないかと思う人もいるかもしれないですが、

まさにそうなんです!笑

渡航直後は引っ越し、自転車の確保、その他諸手続き、
フォンテーヌブローから学期をスタートした250人ほどの学生と初対面、
3学期に入り新たなコア科目と同時に選択科目の履修を開始。

正直、落ち着く暇なんてありません。

目まぐるしく移り変わる環境の中でいかに適応していけるか、物事の優先順位をつけて自分の向かうべき方向に進んでいけるか、そして、次々と出会う国籍もバックグラウンドも異なる仲間たちの中でいかにリーダーシップを発揮できるか、それこそがこの学校の真の狙いなんじゃないかと最近では思っています。

僕は6月末までのこの学期を終えたら一度日本に帰り(7-8月は夏季休暇)、その後またシンガポールに戻って1年間のMBA生活を終える予定なので、ここで生活できるのは残り1ヶ月未満。

思う存分この不安定で刺激的な環境を楽しもうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?