I署のM澤さんから..
任意で、事情聴取に連れて行かれた。
午前中から夕方まで色々と..拙宅の近所で発砲による殺人事件があったというが、おれはテレビみないし、ネットのニュースも比国米国しかチェックしてないから本当に何も知らなかった。
おれから何も出ないことが分かると落胆した様子で、二千万円の懸賞金のことを知っているか?と唐突に話題が変わった。
どういうわけか当局は、おれ自身が忘れている海外への渡航歴、特に比国と行ったり来たりしていたとこまで詳細に把握していた。
それは見立真一という青年の潜伏先がわかったら接触はせずに居所だけ報告してくれ、という話だった。二千万という金額なら血眼になって皆が捜すだろう、とのことだった。帰宅する間の車中では、若い刑事さんたちがまた東映の古いやくざ映画の話をしてきて、メチャクチャマニアックな話題で楽しかった。帰宅して親類たちに伝えると、いちばん力のある甥っ子が費用をくれ、とせがむので十万円送ってやった。「そっちのバウンティハンターと違うんだから、見つけても声すらかけちゃ駄目」と伝えたので、バイクでも買うのかと思ったらこの画像をメイルしてきたので焦ってまた連絡した。
殺すなよ、といったのに..M16 とかやるきマンマンじゃねえかよ❢❢..と。
何を勘違いしてるんだよお前たちはw…というお話。