「もう辞めたい」って一度も口に出した事はない

随分と、遅くなってしまいましたが。

2024年5月7日
わたしの敬愛する姫事絶対値さんがデビューして7年の記念日でした。
とにかくひたすらおめでとうございます❗️
一日中拍手をして元気に過ごした❗️❗️
👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻


やはり、まず「凄いねー!」って注目されるのは「7年間体制が変わっていない」いうことだと思います。
7年の日々を誰1人途中で手放すことなく、その全てをメンバー5人と社長と、そして君と分かち合ってきた。
地下アイドルシーンに限らずとも、これは実際ものすごいことです。

今や、だれでもいつでもなれるアイドルという職業。特に地下アイドルシーンでは、"辞めたいと考える"ハードルもかなり低いように感じます。とてもかなしいことだけどね。
辞めれない、じゃなくて「続けたい」をずっと変わらず持ち続けること。
そしてなによりも、それが1人ぼっちのエゴでないこと。

わたしはこの難しさをすごく、すごく、よく知っています。

ずっとずっとずーっと、姫事さんのことが羨ましくてしかたなかった。
なんどもなんどもなんども、自分やチキブロと比べて泣きました。
ライブや楽曲や集客とかそういうのじゃなくて、
グループへの熱量やベクトルが、メンバー全員で一致していること。姫事さんのそれが特別強烈に見えてしまっていたのです。
いままで、CHICKEN BLOW THE IDOLにグループへの熱がない人なんていなかった。
そんなことはいつだってわかっているはずなのに、なんとなく常に"ひとりぼっちのエゴ"を振りかざしている気分でした。
十人十色、十組十色。
取り組み方も大事にする方法もなにもかも、それぞれ違って当然で、チキブロと姫事さんで比較できることなんて、ほんとはあるはずないのです。
頭でわかっていても、心で受け入れるまでに随分と時間がかかりました。

2024年5月5日の7歳記念ワンマンを見ながら、
ただただ心から姫事さんのライブそのものを楽しめている自分に気がつきました。
「お前は姫事と比べすぎちゃうからなぁ」と泣きじゃくるわたしに社長が言ってから5年が経って、ようやく、です。

いつだって「姫事絶対値オリジナル」のアイドル像を見せてくれるけど、わたしにとっては姫事さんこそが、ライブアイドルの正しい心臓なのです。
姫事さんならどうするかなって、心が「ダメだぁ」と思った時には5人を想像して"在りたいアイドル"のマインドを建て直す。

フロアの君へ、ただまっすぐにライブをする。
住んでる場所も本当の名前もこれまでの人生だって知らないけれど、君だってわたしたちのそれを知らない。それでも君はライブハウスへ来てくれる。
君に何かを与える数十分。
この日の最高を作る数十分。

この当たり前のはずのことを、1番大事なはずのことを、心臓の真ん中に置いておけない日が、なぜかなぜだかね、あるんですよ。嫌だよね、嫌なんだよね、でもあるんだよ。

そういう日に思い浮かべるんです。君のライブアイドルを。
何度も何度も何度も、そうやって心臓に力を入れ直してからマイクを持ちました。
わたしの最強のお守りです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?