GIRL TALK

女子会。必要なものといえば甘いものとおいしい紅茶。
そんな女子会をテーマに作った7月のテーマ。

ポップ、レディライク(淑女的) 、レトロをそれぞれに詰め込みました。

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CAKE OF LADYLIKE

アメリカの昔の広告を漁っていたら、割とクラシックというか、ポップすぎない西洋風なデザインも多いことがわかった。そんなイメージで作ったこのケーキ。

2,3年前に作ったzine、ICECREAM SOCIALにも書いた気がするんですが(書いてなかったらすみません)昔のアメリカ人ってすごく北欧とかヨーロッパの文化に憧れていたようで、60年代にできたハーゲンダッツ(NY生まれ)も「流行ってるし北欧っぽい名前にしようぜ」ってことで名付けられたということです。

つまりハーゲンダッツって割とノリで名付けられたってことなんですが、そういうのもアメリカっぽくて好きです。


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PUPPY CUPCAKE

これは作るのが本当に楽しかった。3種類のわんちゃんを作りました。ピンクのふわふわはドロシーちゃん。賢そうなケニー。マイペースそうなロニー。

アメリカのパーティ向けレシピブックによくある動物のスイーツをイメージしたんですが、実際は「よくこのクオリティで刊行したな・・」と絶句するものが多い。それもまたアメリカンで好きなんだけど、それをCHICHIPIでやってしまうとたぶんminneやBASEのフォロワーもさくさく減ってしまうので、試行錯誤していい感じに仕上げました。


FROST CUPCAKE

私がCHICHIPIを立ち上げたのは理想のカップケーキメモが欲しかったから・・ということはいろんな場面で話してきた気がする。
クリームがやたらピンクだったり、マカロンやちょうちょがのっていたり、カップがド派手なハート柄だったりしないカップケーキ ・・・そういうのを求めていたんですが、当時(6年くらい前)からその理想のカップケーキは変わっていません。

個人的な趣向をお話しさせていただくと、クリームの形ってすごくこだわっていて
ソフトクリームみたいなかたちではなく、かといってラウンド(まるくふんわりした螺旋)でもなく、ちょっとざっくりのせたり絞ったりしたところに一粒チェリーをのせたカップケーキがタイプです。

アンティークショップやジャンクショーできゅんと恋するカップケーキグッズもだいたいそんな感じのカップケーキが多い(気がする)。

前置きが長くなったけれど、今回もそんなカップケーキをイメージして作り、ざらっとしたレトロな質感にしました。

ああなんてかわいいの!と自分でも叫んでしまうほどかわいいカップケーキができました。