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子育て雑感①子どもの興味はいずれ薄れる、いつかやろうね、はない

先日、子育ての終わった奥様とお茶をしていたときに聞いた話。
料理上手な奥様だったので、お子さんにも料理を教えられただろうから、きっと料理上手に成長されたんでしょうね?
と素朴な疑問を投げかけたところ、

娘は小学校低学年のときに一番家事に興味を示していた。
でも、中学受験の勉強で一日分刻みで動いていたからそんなことをさせる時間はなかった。
それは、中学受験が終わってからゆっくりやればいいと思っていた。
でも中学に上がると娘の興味は他のことに移ってしまっていた。
だから、教えるタイミングを逸してしまった。

との答えが返ってきました。
この娘さんは中学受験に向かって全力を注いだのでしょう。
それが間違っているとは思いません。
でも、もし料理に興味を示したときに、それに全力を注いでいたら、違う人生だったかもしれません。
違う人生とまでにはならなくても、料理が趣味の一つ、人生の楽しみの一つになったかもしれません。

この話を聞いたとき、敏感期のことを思い出しました。
モンテッソーリの、それです。
幼児期には、植物のように成長に必要な能力を獲得しようとする期間がある。

幼児期と異なり、大きくなればそれだけ選択肢も増えます。
色んなことに目移りしてく中で、「これ、やりたい!」っていう声は大事にしなければならないと思いました。
でも、やりたいっていうから習い事に通わせたら、すぐにやっぱやめる、って言うからやらせられない、という声もよく聞く。
結局バランスの問題になってしまうのかもしれませんが、まだ2歳の娘、まだしばらくはやりたいと思ったことをまずやらせてあげたい、やってみたいと思う気持ちを大事にしたいと思った出来事でした。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!(感謝感激)


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