子どもの話を聞くって難しい
語りかけ育児、って聞いたことありますよね。
赤ちゃんと二人きりの静かな環境で、毎日30分の語りかけをする、というものです。
私は上記のようなこの「語りかけ育児」の目指す姿がとても好きで、毎日30分とは言いませんが、日々意識して育児をしています。
これは子どもと向き合いながら、また子どもの様子を観察しながら行いつつ、大人がリードしていく手法です。
まだことばのよくわからない赤ちゃんの頃から始められる手法で、こうやって心を込めて語りかけているだけで子どもと良いコミュニケーションが取れているし、子どもの感性が育まれている気がして、この手法が育児の励みになっていました。
ただ、2歳を過ぎると子どもは話す喜びを覚えだし、こちらの思うように語りかけさせてもらえません。
子どもの話が終わるのを待って、それを受け取ってから語りかけることになるのですが、その「子どもの話を聞く」ことが難しい。
途中で遮ってしまったり、何言ってるかわからないから無視したりしていまいます。
私は我が子は徐々に「語りかけ育児」を卒業しつつ、「聞く育児」と呼べばいいのでしょうか、また違うフェーズに入ってきた気がしていました。
「語りかけ育児」から「聞く育児」へ
でも私は大人と普段話しているときから、人の話を聞くのが苦手なのです。
早く結論にたどり着こうとしたり、次に自分の話すことを考えたりしてしまします。
直したいけど直せない。
そんなある日、チャイルドコーチングの勉強をしていたときに知った事実に納得させられました。
要するに、人は話せる量と聞ける量に大きな開きがあり、意識をしなければ人の話を聞いている間に話したくなるものだ、ということです。
なるほど、だから意識をしている人だけが「人の話を聞く力」を持っているんですね。
子どもの場合、親として教えてあげたい、早く間違いを正してあげたいという気持ちが追加されるので、さらに意識しなければ子どもの話を最後まで聞くことは容易ではないのだと思いました。
2歳のChichi。まだまだ何を言っているかわからないことも多いので、多少遮ったり無視してもよいでしょう(笑)
でも子どもがさらに大きくなってたくさんお話するようになったとき、しっかりと話を聞いて受け止めて、コミュニケーションをとってあげたい。
「聞く育児」がしたい。
そのためにも、今から「話を聞いている間、自分のことを考えず、相手の話そのものと相手の表情やボディーランゲージに集中」する練習をしなければと思いました。
まずは、夫で練習しよう(笑)
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました(感謝感激)