ヴィーガンは何のため?🌿
ドイツではヴィーガンが普及していて、レストランには必ずと言っていいほどヴィーガンオプションがあり、スーパーにもヴィーガンの商品が充実しています。ドイツで出会ったヨーロッパ出身の何人かに聞いてみましたが、ドイツはヨーロッパの中でも特にヴィーガンを選択しやすい環境だと言っていました。
日本でもヴィーガンが注目され始めていますね。
動物福祉を考える者としてヴィーガンも気になっていました。これについて、これまでの経験を書きたいと思います。
どうしてヴィーガンに?
ドイツでヴィーガンの人に会う機会は沢山あります。1度カフェのお手伝いをした時に数時間でしたが、ヴィーガンオプションはかなり頼まれました。
知り合った人の中にもヴィーガンの人がいたので、その度にヴィーガンになった理由を聞いていました。
例えば、
・語学学校のクラスメイトのフランス人
・ティアハイムのボランティア
・獣医学科の学生
・ルームメイト(一時期だけ)
などです。それぞれ理由を聞くと大体はまず、自分の健康のためということでした。
病気があってとか、ヴィーガンを始めたら調子が良くなったとか…それから動物の倫理的なことも理由であるという感じでした。
あとは、もともとお肉が好きじゃなかったと言うのもありました。
私のルームメイトは宗教関係で、イースターの2ヶ月間ヴィーガンをしていました。
動物を殺したくないから、以外にもヴィーガンになるのには様々な理由があります。
選択肢としてのヴィーガン
私はルームメイトがヴィーガンをしている間、数週間ですが、真似してヴィーガンをやってみたことがあります。
結論としては、続けられるなと思いました。ドイツではヴィーガンのための食品が豊富です。お肉やチーズに似たものを試しましたが、本物と全然違いがありませんでした。
食を楽しむという点では充分です。ただ、私が続けなかった理由としては、ヴィーガンとして十分な栄養を取れる知識を持っていないことと、単純に少し高いです。学生として留学している私にはちょっと😇😇
ただ、ヴィーガンの人との交流や自分の体験を通して、ヴィーガンの見方は少し変わりました。
snsでヴィーガンの人に対して、
「肉に似せたもの食べるってことは結局肉食べたいんじゃん」
というコメントを見ました。
人は食を楽しむ生き物です。食は生活を豊かにする手段のひとつです。自分がしたい選択肢の中で極限まで楽しもうという姿勢はとても素敵だと思います。
それから、ヴィーガンになる理由もたくさんあって、それぞれに色々な思いや経験が詰まっていることを理解できればいいなと思います。
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