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暖かいコメントありがとうございます - 2020/10/12

昨日の悲しいお知らせに対して、Twitterのリプライと引用RT・RTした直後のツイートやInstagramでのコメント、オモコロの会員限定コンテンツほかほかおにぎりクラブなどでたくさんの暖かい言葉をかけていただきました。暖かすぎて読む度に泣いています。本当にありがとうございました。一つ一つにお返しは出来ないですが、そこはどうかご理解いただければ幸いです。まだまだ夫婦二人のこの気持ちが癒えるのには時間がかかりそうで、状況を知らず他人の気持ちを汲み取れない方々にしてみたらなんと軟弱かと思うかもしれませんが、もう少しここで気持ちを吐き出させて整理させてもらうかもしれません。

昨夜、夜中の2時ごろに妻のすすり泣く声が聞こえてきました。夜中の娘(生後1ヶ月)への授乳は妻、朝方の粉ミルクは私と役割があるのですが、寂しがり屋なおにちゃんはいつも妻と一緒に寝て、夜中の授乳に付き添っていたそうです。そしてリビングに行き、ご飯を少し食べてちょっとテンションが上がって寝てる妻の元へ戻り、髪の毛に攻撃を仕掛けたり暴れ回ったりして、妻は小さな声で注意していたそうです。今日はその付き添いも夜中のパーティータイムも無かったため、泣いていました。私もその声で起き、私の知らないおにちゃんの話を聞きながらその光景を想像し、一緒に泣いてしまいました。

日常生活の中に、本当に常におにちゃんがいました。昨今の状況で基本的に在宅勤務になったことと、私が育児休暇をいただいていたことも合わさって、私たち夫婦は3ヶ月とは言えほぼ24時間おにちゃんと一緒に過ごしました。TV画面の前、PS4の上、小窓、床、玄関、テーブル、椅子、キッチン、ゴミ箱、ソファー、レースのカーテン、ロールカーテンのひも、浴室、洗面台、洗濯機、自分の家となるケージ、リビングに置いてたダンボールの別荘、階段、手すり、ベッド、トイレ、ビーズクッション、ヨガマット、リビングの端っこ、散らかった物置エリア、家のどこに目を向けてもそこにおにちゃんがいたことを思い出してしまいます。私たちの体にねこ型に空いてしまった穴はあまりにも大きいです。いつかその時は来ると思っていたけど、まだ10年以上先だろうし、この熱もすぐに良くなるだろうと思っていただけに、こんなにも早くその日が来てあっという間にいなくなるなんて、今までの人生で体験したことないぐらいのつらさです。

ただ、こうして生後1ヶ月の娘がすこぶる元気であることと、「ヘウ〜」という感じの声にならない声をかけてくれること、まだまだ生理的な反射とはいえこちらに微笑みかけてくれることが本当に救いになっています。それと、あの日川べりで寂しく一人で泣いていたところを救出されたおにちゃんは、助けがなければあのままどこかで昨日よりも早く自然の脅威にやられていたかもしれません。そう考えると私たちと過ごした日々はおにちゃんにとってもかけがえのない幸せなものだったはず…そう解釈させて欲しいです。おにちゃんにもっと注いであげるはずだった愛情を、これからはおにちゃんの分も合わせて娘に全力100%で愛しまくります。おにちゃんはそっちでも寂しがらずに元気いっぱいで遊んでいて欲しいです。ただちょっとだけ今は会えなくて寂しいので二人で泣く日々が続いてしまうかもしれない。

朝っぱらから書きながらまた泣いてしまいました。でもこうして記憶を文章にしてnoteに移していくことで気持ちを整理させて、だんだん前を向く力になってるような気がします。また書いてしまったらその時は暖かい目で見守ってください。完全に「ペットロス克服完了!」とは宣言できないし、時間がゆっくり解決してくれるはずだから。

まずはルーティーンになっていた妻担当の夜中の授乳と私担当な朝のミルクの時間帯を変えるところから始めようかな。

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