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「ZUMBA de 脂肪燃焼」1週間やった感想

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「Zumba de 脂肪燃焼」、買って毎日やって1週間経ったので感想を書きます(PRとかではなく、シンプルにお伝えしたかったから…)。


その前に私のスペック

・30代後半、男
・2019年5月からマジのダイエットを始めて「フィットボクシング」を中心とした運動で約3ヶ月で10kg減量した
・その後もダイエットをしてる気がなく日常生活の中に運動を取り入れてる
・リングフィットアドベンチャー→LV300。プランク&マウンテンクライマーの累計回数が1982年生まれの世界ランク1位
・フィットボクシング→約プレイ時間160時間、累計30万発。販売元のイマジニアさんが私にBIG KANSYA
・ダンスの経験→高校時代に体育祭の出し物としてちょっとやった程度(つまりゼロ)
・でもいま体が仕上がってて、元から運動神経とリズム感はある方

※参考記事



リングフィット、フィットボクシング、ズンバの比較表

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3つのフィットネス系ソフトをやり込んだ後に感じた比較の一覧は、コレ。分かりやすいね。


「Zumba de 脂肪燃焼」のここがすごい

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まず、チュートリアル、音声ガイド、譜面やテンポを取るなどの画面のナビゲーション、一切無し。始めるとどのコントローラーをどう使うのかという説明もなく、いきなりズンバワールドに放り込まれます。この説明の無さがすごい。下のメーターが一体何を意味しているのかも教えてくれない(し、1週間たった後もあんまりよくわかってない)。ほとんどYoutubeじゃん。

ダウンロードして初めてプレイしてみた時、その説明の無さと「こんな動きいきなりできるわけねーだろ」みたいな高度な振り付けを見せつけられて、かなりストレスが溜まってしまいました。リングフィットやフィットボクシングの音声ガイドとナビゲーションが当たり前だと思っていた甘えた私の土手っ腹を正確無比なボディブローで殴り飛ばすような、そんな突き放したスパルタ性…。ダンス未経験者にとってはめちゃくちゃつらい!

…なんだけど、ズンバってもともとそういう「説明の無いもの」らしい。Wikipediaの引用は下記。

ズンバの典型的な特徴は、インストラクターが事前に振り付けについて説明しないこと、生徒に向かって正面で踊ることが多いために、生徒は鏡面で踊ることが多いが間違いでは無いこと、そもそもダンスの振り付けの正確性を競う種目ではないこと、などが挙げられる。
レッスンは一曲目からインストラクターの説明は一切無く、ストレッチなどの要素を含みながらダンサブルに行われる。インストラクターはレッスン中は喋ってはいけない決まりになっており、生徒はインストラクターの振り付けをみながら柔軟にレッスンをこなす。
ズンバは非常に生徒側の自由度が高いダンスである。曲調に合わせて自由にかけ声を入れてもよく、見せるために正確な振り付けを覚えるダンスというよりは、楽しむためにその日の気分でアドリブで楽しむダンスエクササイズと言える。

へ〜。知らなんだ。私はどちらかというと典型的な日本人でフルコンボを狙いたい几帳面な性格であるがゆえに正確性を求めてたので、「動きをできるだけ真似してどうやっても無理なとこは適当にやろっ」という感じで考え方を変えました。


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で、とにかく「何からやったらいいか分からない」という状態だし説明もなんにもないから、とりあえず手探り状態で「レギュラープログラム1」の30分コースをとにかく1日1セット、見様見真似でやり続けてみました。全く出来ない動きは取り敢えず足のステップだけを凝視してやっていくこと数日、次第に不思議なことに全体的に踊れるようになりました。さらに回数をこなすと余裕も出てきて足の動きを注意深く見てマネ出来るようにも…。激しい動きが出来るようになると、かなりの気持ちよさに包まれます。「Level Up」という曲が簡単かつカッコよくて熱い。


ちなみに30分やると信じられないぐらい汗が出て、激烈にカロリー消費が出来ます。タイトルに「脂肪燃焼」と謳ってるだけはありますね。

ということで、ここ2〜3日は「ロングプログラム1」の60分コースで爆裂に踊り狂ってます。このプログラムでようやく「ウォームアップ」と「クールダウン」の概念があるということも知りました。いきなり「Firehouse」からやらすなよ。めちゃめちゃテンション上がるけどさ。まずは簡単なやつから段階的にやらせてくれや。


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60分プログラムをやった運動をApple Watchで計測したところ、カロリー消費は一撃で約600kcalでした。どんだけ〜。これは日頃から運動してる私でもその後は何もしたくなくなるぐらいきち〜ので、はじめは15〜30分コースからやるといいと思います。

ゲーム自体は説明と正解の無さが凄まじく、途方にくれることもあるかもしれませんが、とにかく正確性を求めずに体を動かす!という気持ちでやり続けるとめちゃめちゃな有酸素運動になります。それはまさに全てのフィットネス系ゲームを過去にするほどのポテンシャルを秘めているかもしれない…。

でも、「正解がない」「楽しさを競う」んだったら、判定でMISSを入れるなよ、とも思いました。しかもその判定がけっこう辛くてちゃんと踊ってるのにMISSになることがすげーあってそこはストレスかな。ズンバのコンセプトに沿うのであれば、GOODを最低評価にしてモチベーションを高めた方がいいと思うけどな。さらにMISS時の効果音も「ズゥ〜〜〜ン」って感じでテンション下がるので効果音OFFでやるといいかも。ますますYoutube動画だな。


まとめると

・ゲームとしてかなり欠陥があるほどに説明が無いんだけど、それがズンバ
・正確に踊る必要はなく、とにかく体を動かしまくろう
・全くダンスが出来なくても、根気よくやり続けると踊れるようになる
・踊れるようになると最高に気持ちいい
・尋常じゃない運動量とカロリー消費でダイエットに超最適
・でもかなりドタバタするのでマンションに住んでる人はつらいかも


以上です。買おうか迷ってる方の参考になれば幸いです。敬具


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