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どれがわたしの生きる道?

ご無沙汰してました。
旅行中にブログを書く暇がある訳がなく、あっという間にモラトリアム期間が終わってしまい、転職先で働き始めてはや1ヶ月。
代え難い経験になった旅を振り返りながら、自分のために文字にしようと思うのだけれど。それはまた今度。

今回は、欧州に数ヶ月滞在してあまりに刺激が多すぎて、また日本でサラリーマンをする意味とは?と考えてしまうようになっていることを書こうと思う。
そもそも今後父の経営する小さな会社を継ぐ予定なので、それが念頭にあるからこその考えだとは思うのだけれど。

時間とお金をかければ、外には広い世界が待っている。
3年ぶりに日本を出て長期滞在したことで、その実感はとてつもない衝撃となってわたしを刺激した。
もちろん毎日会社に通ってお金をもらうことは大切なこと。
でも、一度きりの人生、それで良いのかしら?
他人の軸で評価されて、一喜一憂して、日本人として、日本人とだけ関わっていく。
なんか、面白くないな?

元々異文化の方と英語で交流することに喜びを感じる人間なので、今回の旅でたくさんの素晴らしい出会いがあったことで更に外への気持ちが強くなり、転職したばかりというのに、キャリア、というか、人生に悩みだしてしまった。
幸い(不幸にも?)三十路前半にしてパートナーは決まっていないので、今後の選択も自由。
父の会社を継ぐことだけがぼんやりとした指針。
でも、ここで女性であること、というより、女性として子供を産みたい気持ちが足枷となる。
子供を産みたい女性にとって、35歳がざっくりとした分かれ目である。
そんなことはわかっている。
だけど、それまでにある程度人生を決めるって、めっちゃ難しくないか!?
他の国にも住んでみたいし、起業もしてみたいし、他の企業も見てみたい。
トキメキながら働きたいけど、わたしがときめくものってなんだ?(こんまり方式)

新卒で監査法人に入って「何者か」になるべく8年働いてきて、その道を信じてとにかく働いて働いて。
そんな会社を辞める時は相当の勇気が要ったけれど、その経験をして一度自由を知った今、ずっと同じ所で生きてきた場所を離れることも選択肢だと感じている今、無数の選択肢の中から自分が錨を下ろすべき道を見つけるのは逆に難しいと感じてしまう。
転職先を無碍にするのも避けたいし。
父母を置いて遠くに行くのもどうなのか?
嗚呼35歳のハードルよ。

三十路女の悩みは尽きない。

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