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新米ごはん会

毎週末、雨天や強風や台風続きでなかなか新米を御披露目できず、モヤモヤしていたところ、今日ようやくチャンスが来た。ちょうど良い気温に風も無し。

脱穀→籾摺り(もみすり)→選別→精米→土鍋で炊くご飯会。

古道具の『とうみ』や『てみ』の作業。
手作りのロケットストーブやその上で炊いた土鍋ご飯、その場で竹を切って割ってお茶碗代わりにした竹のお皿。焚き火で焼いた香ばしい焼き芋やじゃがバタ。こどもたちが仕込んだ自家製味噌の具沢山お味噌汁。それぞれが持ち寄ったご飯のお供。

初めての手づくりのお米は格別。みんなで味わう新米がこんなにも美味しいとは。

今日ご飯会すると決めたのは昨夜。友人から「脱穀してみたいから明日行ってもいい?」と連絡があり急遽決まった。にも関わらず、14人も集まり、中には予定を変更してまで来てくれた。ちなみに持ち物:ご飯の供なんて誰にも言ってない。

参加してくれた1人が、自生しているサボテンを見つけて「これ食べれるよ。」とその場で切ってサラダにしてくれ、もう1人は稲に残った籾を見つけて、火に当てて「これポップコーンみたいに弾けるんだよ。」と教えてくれて、小さくポンッポンッと籾から弾けた白い小花のようなお米がポップコーンみたいに美味しく、こどもたちは大喜び。

もう1人は「昨日大きな公園で無患子(ムクロジ)拾ってきたよ。」と無患子の実をくれた。そう、無患子の実は天然の洗剤で、やさしくて、お肌が超超超敏感だった我が子たちが赤ちゃんの頃、無患子を使ってたんだ。

たまたま今日集まったメンバーのこどもたちは学校や園に器用に馴染めず、親子でもがいてる真っ最中。

この土地は自分たちの所有物じゃなく、地球のものであって、今は我が家が管理してるだけなんだと再認識。地域の中に3世代が一緒に遊べる場所を手づくりしていこう。

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