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基礎完了→墨出し・水道配管工事

お化け屋敷の土地でセルフビルド中です。

ミキサー車参上

玄関土間のコンクリートを流し込み中。生コン屋さんと基礎屋さんのあうんの呼吸がお見事、次女はベッタリと張り付いて観察。(ベッタリ施主、職人さん達が一番嫌がる行為。良い子はマネしないでね。)

こうして無事に基礎工事完了。

続いて

墨出し(すみだし:図面通りの正確な寸法を現場に記していくこと。)

本日、逃げ墨出し
(にげずみ:鉄筋や柱で墨が入れられない場合に少し離れたところにキリの良い寸法を記していくこと。返り墨や寄り墨とも言う。)

私は指示通り墨出しの糸を持ってるだけ。この時スケールは使わず、間竿(けんざお)や馬鹿棒という物を使う。スケールは使っているうちに狂いが出てくるのと、手元の加減で簡単に何ミリもズレてしまう。
やっぱり1ミリ単位の手仕事だ。

墨出しの横では気温7度の中、半袖半ズボンの長女が宿題中。どしたー?

外回りの給排水配管工事も進み、今週から浄化槽設置工事予定。

家の土台敷きも同時進行予定。

日本では現在でも昔からの尺貫法(910モジュール)が多く使われていて、現場では常に「910(きゅうひゃくとう)と1820という数字が飛び交う。このサイズを基準にお風呂やキッチン、間取りやドア、全てがきちっと収まっていく。

現場では、1メートルと呼ぶことは無く、1000ミリ。『ミリ』だ。当たり前だが、図面も建材も全てミリ。私の頭の中は最近「1センチは10ミリ、10センチは100ミリ、1メートルは1000ミリ」と変換してばかりで、「910×2=1820」と小学生の計算の日々。

小さなモノづくりと変わらず、人間が暮らす大きさのモノも「ミリ」で造りあげていくこの世界に感動の連続だ。墨出しで3ミリズレるともう大ごと。


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