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胆石症

2年前に胆石症で手術入院したことがある
メモ帳に記録として残しておいたが、暇なのでこちらに記録を残すことにしようと思う
長いので暇な人向け


症状

右側の背中、肩甲骨下部分が頻繁に痛むようになり、これが噂に聞く四十肩なのか……?と放置
それから数ヶ月後、みぞおちから右側のお腹周辺が痛み出すことになるが、だいたいお夕飯を食べたあと夜中2時くらいから朝4.5時まで続くこの世の終わりのような痛み

内科受診

近所の内科に受診し、CTを撮ってもらうと「胆石がありますね。胆石痛かもしれません、お薬で様子を見ましょう」とのことで胆石痛の発作が出たら飲む薬を処方してもらう(ロキソニン)
痛みは和らぐ事もあれば、放散痛(腰が痛くなったり肩が痛くなったり)やこの世の終わりのような痛みもある
内科の先生に大学病院を紹介してもらい受診できたのが2ヶ月後である

大学病院受診

初めての受診時は、内科で撮ったCTの写真を見ながら説明を受け大学病院での詳しい検査がしたいとのことで、次回の予約を入れる
ロキソニンを処方される
(大学病院の医師の見立てでも胆石症である)

2回目の受診時には血液検査の他、人生初のMRI検査と造影剤を使ったCT検査をする
・MRI検査
カンカンカンカン音がして縦ノリをしたくなる衝動にかられる
・造影剤CT検査
針が太く長い
大人なのに注射が怖いので「痛くしないでください、痛いの怖いです」と怯えていたら担当の方が「大丈夫大丈夫、ハハッ!知らんけど、ハハッ!」と鬼畜発言
造影剤が身体に入ると、一気に熱くなるので一瞬あれ?もしかして大人なのにお漏らししたかも知れん……と焦ったが気のせいであった

検査の結果
胆石症
石が大きいので早めに「胆嚢摘出手術」をしましょう、とのこと
(他にも気になる部分がある……と言われたがそれはまた別の機会に)
コロナ禍で病床の空きや手術の空きなどを確認してもらったところ、3月中旬以降なら予約ができると言われ中旬に予約
というのも、3月下旬のシカッチェ生誕祭には絶対行きたいからだ


シカッチェに会いたい!

入院初日

日曜のお昼過ぎに到着
暇なので競馬新聞とグリーンチャンネルを見ながら競馬予想に勤しむ
昇竜Sでは応援馬であるリメイクの単複と3連複を当てる(安っ!
お夕飯は消化の良いものを食べ、夜はなかなか眠れず後日の手術を迎えることになる

手術

手術前、弾性ストッキングというものを履き手術室まで徒歩
TVで見る手術室をイメージしていたが、倉庫みたいなところに固いベッドやらなにやらがぽつんとある
麻酔科の先生が麻酔や点滴を打つ場所を探すが血管が細いのでなかなか見つからず時間がかかるも痛みなく刺される
「麻酔を打つとピリピリしてきますよー」なんて言われたので「わァ!ほんとだー!ピリピリ…」まで覚えている
気づいた時には病室に運ばれている最中であったがすごく痛かったので泣いた
長女だけど我慢できなかった

術後

病室にて看護師さんが手早く心電図やらなにやらを取り付ける
全身麻酔をする時は気管挿管というものをつけるので禁煙を頑張った(1日3本に減らした
麻酔が効いている間、尿管カテーテルというものを装着してくれたらしい
この日はとにかく疲れてあまり記憶がないが、痛みが出るので(傷が痛いのか内臓が痛いのかはわからない)ナースコールを何度か押して痛み止めを打ってもらったような気がする
担当医から、取った石をもらった
大きい石と小さい石があり、小さい石は胆管におったそうだ(今もたまに眺めている

術後翌日

「歩いてもらいますよ」
と言われていたのだがこんなに早く歩かされるとは思わなかった、結構スパルタ
(術後の合併症や内臓の癒着を防ぐため、体力回復するため)
心電図らしきものはパジャマのポッケに入れ、尿が入ってる袋的な物は腰に付けられ、点滴がぶら下がっているガラガラを押しながら看護師さんが付き添ってくれて病室から浴室までの距離を往復した
思ったより歩けたので、尿道カテーテルとおむつが取れ、心電図も取れた
お手洗いに行くのでこの日は何度か1人で歩いた
食事は重湯のみ

術後翌々日以降

腹腔鏡手術をしたため腹筋を使うなと言われておりベッドから起き上がる方法に苦戦した
ベッドの柵を掴み腕の力で起き上がるのだが、腕立て2回しかできないので体をうまくスライドさせて起き上がる方法を取得
今思ったが、ベッドのリクライニングを使えばよかった
病室からお手洗い、病室から自販機と歩く範囲も段々と広がると同時に重湯からおかゆに変わっていった

廊下側だったので夜は灯や看護師さんたちが歩く音、同部屋の方々の音(生活音やイビキ)は我慢できたが隣のベッドの方が夜中痛い痛いと発し、ナースコールで呼ばれる看護師さんたちの出入りも激しく2日間で2時間しか眠れなかった時は眠剤を処方してもらった(のちに隣のベッドの方は開腹手術をしたのがわかる)

回復期

朝ごはんがパンに!
お昼とお夕飯はまだおかゆではあるが、朝ごはんが楽しみになってきていた
この頃になると、よちよち歩きではあるが院内にあるコンビニまで通い飲み物を買い、おかゆの味がしないからあまり食べられず担当医が心配するのでふりかけを買って食べていた(本当はダメだったらしい)
シャワーもできるようになり、髪の毛も洗えてさっぱりもしていた
本来1週間の入院であったが、回復も早く6日目で退院することが決まった

退院後

お仕事は入院中1週間と退院後1週間の合計2週間のお休みをもらっていて、この1週間でどうにか体力回復をさせるのが課題
もうすぐシカッチェ生誕祭もある!と毎日家から最寄駅までの往復するという目標を掲げ
通常片道10分のところ倍の20分も時間がかかったが、それ以外は録画がたまっていたアニメを見たりスマホゲームをしたり自堕落生活を満喫していた
また自堕落したい

仕事も復帰したが体力が完全に戻ったのは1ヶ月後である

あとがき

長々と読んでいただきありがとうございます
胆石症は肥満、女性、40歳代で肌の色が白い人、出産人数が多い人、血縁者に胆石症患者がいる人がなりやすいらしい
私は多分肥満と祖母が胆石症をやっていたので石ができやすかったのだと思う

体に不調が出ても、我慢したり忙しくて病院へ行けなかったり病院嫌いだったりとなかなか病院へ行かない人が多数だと思うが
なるべく早めに病院へ行ってほしいと思う

他の気になる病気についてはまたの機会に

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