スコップとシャベル
私は子供の頃から花壇の土を掘る小さな道具をスコップと言い、道路や畑などを掘る大きな道具をシャベルと呼んでいた。
ところがそれが東京では全く逆に使われていることを最近になって知ったのだ。
神戸から東京に来て約40年、そうとは知らずにずっと逆に使っていたことが、いささかショックである。
東京生まれの夫も私がスコップとシャベルの名称が違っていても何も教えてくれなかった。
改めて聞いてみれば「そうだよ」と、こともなげに言う。
40年間で一度ぐらい「関西と関東は逆だね」など言ってくれても良かったのにとスコップを使う度にモヤモヤしている。
イラスト(色鉛筆)
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