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だんじり祭り

暑い暑いと言っているうちに、秋のお彼岸も過ぎてしまった。

今年はあちこちで三年ぶりか四年ぶりかの秋祭りが、盛んに行われていたようである。
我が家にも、お神輿を担ぐ威勢の良い声が久々に響いて来た。

私にとって今ではすっかり見慣れたお神輿だが、東京に来た頃は
かなり珍しかった。
勿論お神輿自体は映像などで知っていたものの、実際に担いでいるのを見るのは初めてであった。

何せ関西はお祭りと言えばだんじり(山車)が主流なのである。
本場岸和田の死者がでるような凄まじいだんじり(地車)祭りは話に聞くだけだが、地元の神戸のだんじりにもその勇壮な姿と熱気で圧倒されたものだった。

それは美しい彫刻をびっしり施した二階建て神殿のような巨体を曳き回す
荒々しいお祭りなのだ。
その屋根の上で鐘や太鼓に合わせて両手にうちわ、白装束のお兄さんが踊る様も格好良かった。
ただその高さから落ちはしないかと、いつもハラハラしていたが。。

そんな懐かしいお祭りをぜひもう一度見たいものであり、東京生まれの息子にも見せてやりたいと思う。
東京にはだんじりの文化はないのだろうか。


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