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【鬼滅の刃】年末の無限列車編は盛りだくさんだった

2022年の最後も鬼滅の刃で盛り上がった。
12月10日フジテレビ系で無限列車編の放送と新シリーズの発表があったのだ。

無限列車はいつ見てもジーンとしてしまう。
煉獄さんが勝つわけでないし、猗窩座が致命的ダメージを受けるわけでもない。列車の乗客が助かり、炭治郎たちも含め誰も死なない。いわば地味な物語である。

それなのに、エンディングで炎を聴くと涙が止まらないのは何故だろう。
過去の剣士からの想いが煉獄さんに伝わり、また炭治郎たちの次の世代へ引き継がれていく。悠久の流れが一貫していて心をうつ。

死んでも終わりではないことは以前に書いた。

煉獄さんのキャラは憎めないし、頼りになる兄貴。周囲がうまくいかず挫折しながらもまっすぐに目線が特徴だ。

それにしても、20代で次の世代を守ろうとする意識はすごい。
しかも、強い鬼と会って死ぬかも知れないのに、ぶれない精神性。

鬼滅の刃は、鬼にも魅力があるのが特徴だ。
「お前も鬼にならないか」は語り継がれる名言だ。
人間と鬼の考え方の違いが、普段の生活にも馴染んでくる。子育てにも。

興奮冷めやらぬまま、来年は新シリーズがはじまる。
「刀鍛冶の里編」だ。
これも上限の鬼が集められ、鬼舞辻無惨によるパワハラ会議が行われることで有名だ。

2023年3月のワールドプレミアは、遊郭編最後の兄妹愛とパワハラ会議が描かれるなんて、絶対に観にいくしかない。
立場がつくる人のあり方、現代に通じる普遍性。
さまざまなテーマを抱えながら、物語は続いていく。
私ももっとnoteで取り上げていくことにしよう。

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