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Idol(アイドル) by YOASOBI has just be released!
2023年5月26日午前0時、YOASOBIのアイドル英語バージョンがリリースされた。
これまでも英語バージョンをリリースしているYOASOBIだが、今回は難易度が高そう。英語の歌詞がまるで早口言葉なのだ。実際に歌う際にはかなり苦労する気がする。ikuraさんの根性と努力で克服するのだろう。Twitterによれば海外でも演奏するようだ。
【LIVE in U.S.💥】
— YOASOBI (@YOASOBI_staff) May 22, 2023
Head In The Clouds LA🌎
August 5 & 6⚡️
Stay tuned💎
8月5〜6日、アメリカ・ロサンゼルスにて開催されるフェス『Head In The Clouds LA』に出演させていただきます!
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同じ音符でも英語より日本語の方が情報量が少ない。1つの音符に乗る文章(単語群)量は英語の方がかなり多いのだ。洋楽の日本語訳が間延びして聞こえるのはそのためだ。今回はその逆。もともと日本語詞を英訳したものなので、リズム感を損なわず英語を載せると、量が莫大となるため歌うときには早口になるのは当然。ただでさえ難しい曲なのに、さらに言葉の難易度が上がっている。神業!
歌詞の多さの他に気付いたのは日本語の響きだ。YOASOBIの他の英語作品と同じように、英詞でも日本語の語感を大切にしている。例えば次の2例だ。
「誰も」が目を奪われてく
That emotion〜
弱いとこなんて見せちゃ「ダメダメ」
~Dammit,dammite
英語版なのに日本のリスナーも楽しめる工夫は、いつもながら流石である。
追伸
翌日気付きました。
この英語詞が韻を踏んでいるのはわかるが、日本語の歌詞と同じ音で踏んでいるのがすごい。
たとえば最初聞いたときには、次の「yes」は音あまりを埋めているくらいの認識しか無かった。
It's the brightest star reborn,yes,
これが、日本語詞の「です」と語尾の音を合わせているとは驚き。ほかにも英語としての語尾を前後で韻を踏んでいるだけではなく、日本語の音とも共通の韻を踏んでいるところが複数ある。どれだけこだわりの英語詞なのか。
また、曲の最後に、"I love you"(あいしてる)と日本語詞と同じ意味のフレーズで終わらせているのも凝っている。日本人がやってくれたな!とニヤッとするところ。ネイティブの反応が気になるところである。
追記
かみ砕いて解説してくれている動画が出ました。コメント欄と合わせると勉強になります。まだ気付いていない仕掛けがあるのでしょうね。
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