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春のかほり [ 詩綴り 19 ]


丘の桜が もう咲いています
揺れる木漏れ日の中で
久しぶりに 目を覚まして

君の街でも 咲く頃でしょうか
まだ 北風が少し 強いでしょうか

そう
相変わらずに 忙しい日々
送っているでしょうね きっと
今も 君は

春のかほりを 君のもとへも
早くわけてあげたくて
手紙送ります。

この街も あの丘も 全部
忘れないでいて欲しい…

花弁 ひとつ
そっと 挟んで
これが 今年初めての
春の便りです。

桜見上げ 待ってます。
君から届く 返事を…


2003年作品  5th  ALBUM 「Colors Ⅱ」収録


楽曲はこちらからお聴きいただけます。


歌うたいの 詩綴り

このテキストは シリーズとして
主に これまでバンド時代に書いてきた歌詞や詩たちを
文字で綴って残したいという 自己満企画ですw

2000年〜2004年までの4年間
vocalのあたしと bass他全般担当の相方 若菜くんの2人で
主に 池袋や渋谷や新宿でのストリートライブを中心に活動していたバンド、
Kiss With My Song (通称 キスウィズ)
オリジナル曲は SoulやRockをrootsとしたPopsで
全ての作品たちの作詩を あたしが担当して来ました。
その歌詞たちを 一編の詩として
少しずつ 綴って行こうと思います。


渋谷 ハチ公口 streetより。2003年


『春のかほり』

全曲生バンド演奏アルバムの第二弾に収録の1曲。
昭和の歌謡曲やフォークソングをイメージした 懐かしさを感じさせるサウンドに合わせ
手紙の文面をモチーフにした詩を綴りました。
語りかける様に あえて歌い上げずに そっと歌ったvocalも Chorusも
とてもお気に入りです。


#うたうたいのうたつづり #歌詞 #オリジナル #キスウィズ #2003年作品 #春のかほり #KissWithMySong #私の根っこ #Roots  


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