【姉妹対談】6歳離れた姉妹の話【うちの場合】

ボンチノタミ、ジョーカーです。

最近、家を出ていた妹が帰ってきました。（※仲が悪くて家出していたとかではないです）
noteにもときどき出てくる、概念コンテンツ『裁縫男糸』のイラストを描いたり、ラジオのコラボ配信をしたり、わたしに『MIU404』をすすめたりしてくる妹です。
せっかく久しぶりに一緒に暮らすので、妹といろいろ話してみようと思い、対談することにしました。

姉と妹の立場

姉：妹っていう立場どう？ 姉にはわからないんだけど。
妹：姉とか妹とかじゃなくて一対一の人間同士って感じ。
姉：それは昔から？
妹：昔は、そうでもなかったかも。子どものころって、歳離れてるからあんまり遊んでくれなかったじゃん？
姉：小学生と保育園くらいのころだよね。確かに同い年くらいの子と遊んでたわ。
妹：妹と遊ぶのは姉の義務でしょって思ってたから、なんでお姉ちゃんがいるのにわたしには遊び相手がいないんだろうって思ってたね。
姉：それはごめん。
妹：だからめちゃくちゃひとりで過ごすのとかうまくなったし、ゲームに打ち込むようになった。
姉：あー、そっか。でも今は逆だよね。
妹：姉のほうが妹に構ってもらいたがってるよね。
姉：そう。
妹：今さらすり寄ってきやがってよお！
姉：ごめん。でも見捨てないで。

姉妹の描かれ方

姉：漫画とかの妹キャラってどう思う？
妹：基本的には感情移入するかな。でも、「お姉ちゃんキャラ」にとって都合のいい描かれ方をする妹キャラはあんまり似てるとは思わない。
姉：お姉ちゃんキャラにとって都合のいいキャラってどういうの？
妹：例えばだけど「お姉ちゃんキャラのダメさを際立たせるためにしっかり者に描かれてる」みたいな。
姉：あー、わかる。よくある「妹が羨ましくて自分にコンプレックス感じちゃう姉キャラ」のほうが自分たちに近い気がする。
妹：それそれ。実際、自分の姉にコンプレックスがあるかどうかは知らんけど。
姉：コンプレックスっていうか、羨ましさとかはあったりもするよ。
妹：その羨ましいの感覚がわからないんだよね。やりたいことやってていいなって思うなら、自分もやればいいじゃん。
姉：それはそう。そう思うようになったよ。妹のおかげというか、これは人対人として学んだ姿勢かもしれない。
妹：姉と妹である前にわたしも姉もひとりの人間同士だからね。考え方とかはそれぞれ。でも、やっぱり妹キャラの気持ちのほうがわかるっていうのはあるな。
姉：わたしもそうだわ。姉妹キャラで言うと『アナと雪の女王』はめちゃくちゃわかりやすかったよね。お互い、エルサの気持ちがわかる、っていうのとアナの気持ちがわかる、っていうの。
妹：あれはすごいわかりやすかった。
姉：性格は別にお互いアナにもエルサにも似てないんだけど、考え方というか、どうしてそういう言動になるのかっていうのがね。すごいわかる。
妹：そう。別に、似てないんだけどね。
姉：観終わってから話したとき、感想が全然違ってて面白かった。

姉ペディアと姉クサ

姉：一時期、姉のことウィキペディア的な感じで「アネペディア」って呼んでたよね。
妹：ググるよりはやいから……。
姉：いちばん最初にアネペディア発動したときのこと覚えてるよ。「小指って詰めるだよね？」だった。
妹：そうだ！ そんなんだったわ。
姉：たぶん『龍が如く』か何かやってて、その単語を思い出したんだよね。
妹：確かそう。確認したくなっちゃって。
姉：だからって突然「小指詰める」とか言い出されたらビビるわ。
妹：姉は博識の気（け）があると思ってるから。
姉：『ふうらい姉妹』じゃん、懐かしい。
妹：アネペディアも長く愛用してたけど、アレクサが出てからはアネクサになった。
姉：調べるだけじゃなくてやること増えたよね。
妹：アネクサ、しょうゆ取って、みたいな。
姉：便利屋みたいになってる。
妹：アネクサ、ちゃんとアップデートしてる？
姉：わからんけど、たぶんしてる。なんでも答えられるようにこれからも頑張ります。

今後のはなし

姉：今後は？
妹：今後も何も、姉と妹ってやめられるものじゃないし。
姉：それはそう。これからもこういうの付き合ってくれる？
妹：それはわからん。
姉：ですよね。
妹：やりたきゃやるしやりたくなきゃやらない。そうやって生きてきたから。
姉：知ってる。でもまた付き合ってね。
妹：なんかくれるの？ それ、なんかおれにメリットあるんか？
姉：『MIU404』のクズミだ。
妹：妹って名前はな、女（おんな）に未（み）って書くんや。
姉：だから何。
妹：ジョミ……？
姉：クズミみたいに言ってるけど全然できてないからね。

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というわけで、今回はここまでです。

意外と話しているようで話していないこともあるなと感じました。
もし今後も付き合ってもらえるなら、対談第2弾があるかもしれません。

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