ミュージカル薄桜鬼真改 土方歳三篇~労咳申告まで~

だいぶ時間が経ってしまったので記憶が薄れてきてしまっているのですが、大好きな薄ミュのすごく楽しかった公演期間を思い出しながら書きます。

4/13~4/29の全17公演。
私は神戸の3公演のチケットを取っていました。
もっと行きたいけど、他の予定もなーと思ってその3回だけ行って。

というのは、最終的に嘘になり予定入らんかったから東京5公演増やして合計8公演行ったんですけど!!
これまで最多がSPY×FAMILYの7公演でしたが、1年後にそれを超えるとは…。
それだけ何度でも観たいと思ったし、自分の都合やら考えても今しかないなと思ったんですよね。

そして内容について。ネタバレもあります!

今でこそむちゃくちゃ良かったし大好きなシーンもたっくさんあるんですけど、配信で見たことあるものの劇場では毛利さん演出の薄ミュは初めてでして。

だから正直1公演目は困惑というか、事前配信も見てなかったから「今まで好きだったものがなくなった!!」って悲しみが結構ありました。
もちろんそれでも印象に残るところはいっぱいなんですけど、ライブ含めると4回目の薄ミュでこれまで見てきた大好きなものがない寂しさはやっぱり実感して複雑な気持ちでした。

アニメ・ゲーム両方この時点では触れてないので、その時に見てるものしか分からんし死んだことに気付いてなかったりもあったり…w
去年に復活した客降りなくなってたのもちょっと悲しかった(´・ω・`)

とはいえ!
1回目からうおおおお!ってなったのはまず試衛館時代。
竹刀使って稽古している様子をミュージカルとして観ていて超かっこよかった。
もうばちばちに竹刀の音するし、しなるし、ガチで打ち合ってる!?となるし。
特に沖田くん軽くジャンプして落ちる勢いで相手を打つからかっこいいに対して、受ける側も強すぎる。

毎回平助君が羅刹化するのに歌うのが好きなんだけど、今回特に好き。
天霧と戦うところから好きだけど、羅刹になってよりまっすぐ強く歌ってるように私は感じていて。
それは平助君の気持ちの表れそのものなんだろうなと思ったり。

後は土方さん最後の戦いからのセット大移動!!!
ずっと舞台上で形を変えながらも存在していたセットが最後になくなって土方さんの大立ち回り!!!
と言ってよいのかは分からんけども(';')
あれは間違いなく上がる。

これまでにもあったけど、機会がなくずっと行きたかった撮影タイムも!!
初めてお写真を撮れてめちゃくちゃ嬉しかった(´;ω;`)!!
うまくは撮れてないけど、いっぱい撮って私のスマホにはその時の思い出がたくさん詰まっています。

長くなる気しかしないのでここからはざっくり好きなシーンをばーんと。

OP

これはもうやっぱり全部が好きなわけですけども。
全体的にここ以外でも沖田君のダンスがとても好きです!
軽快なイメージを持っていますが、その理由の1つが足がよくあがってる。
「足をあげる」って振りでなくとも、動かすときに足が浮いてたり上げるときには誰よりも高かったり。
剣客として能力値高そうな人のダンスだなーという印象。
後は刀で刺す振りで容赦なかったり、刀を抜いてぴたっと止まる部分とか好き。

新八は刀も使うけど殴ったりも多いイメージなんですが、「真っ直ぐに進むんだ」って歌いながら出てくるシーンでどんって出てきて相手を殴るまでがまさに新八で好き!
左之はよく槍でダンスできるなといつも思います。
一くん和装で動きにくくないのかなってじっと見ちゃうんですけど、他の人と多少足の開きとか違ったりするけどその衣装でのダンスをしてて好き。

沖田くんが一くん平助くんで順番にターン回ってくるところで一くんのときに沖田くんは上手で敵を切って壁?柱?にぶつけるよう押します。
そのやられ役のアンサンブルの方がぶつかった反動をちゃんと体で表現されてる感じなので「すごい勢いでぶつけられたんだな」って感じ取りました。
そういうちょっとした動作で何をやってるのか解釈できるのが舞台の面白さであり、すごさであり‥。
本当にアンサンブルの方々含めて全員がすごい。

ただ、何より一番注目したいのは千鶴ちゃんの歌なんですよね!!
「覚悟を決める」って歌うところがかっこよすぎる。
初めて聞いたときにすごいびっくりしたんですけど、今思うとまさに「土方篇千鶴ちゃんの歌だな」ってすごく思います。魅力の塊すぎた。

千鶴ちゃん稽古~試衛館

千鶴ちゃんが近藤さんに稽古をつけてもらう日替わりネタ。
これ見てて今までよりノリの良い千鶴ちゃん感あって楽しかったです!
最初千鶴ちゃんそんな声出すの!?ってびっくりしたけどww
毎回大鳥さんが扉どんって開けて出てくる近藤さんにびっくりしつつ、客席見て微笑みながら去っていくのが好きでした。
27日ソワレでは「流儀」あたりを近藤さんが言えずにわちゃってなってるときに、はけていくはずの大鳥さんがすたすた戻って近藤さんをじっと見てるのが大好きでした!!w
大千穐楽で山崎まで節入れて歌って拍手に対してきちんとお辞儀してるのが好きだった。
試衛館シーンは本当何度見たってかっこいい。
沖田くんこのときは元気だったのかな、いつもよりすごい動いてる気がするなって思って見てました。
終わった後の大鳥さんの一言も毎回少しの言葉なのにしっかり印象残していくのが楽しみでしたね!

山南さんの羅刹化

去年山南篇があったので、今回から変わるのは予想できてたけどすごい残念に思ったし丸山さん出演作を何も知らないのでどんなだろうなーと思ってました。
でもこのシーンを見て「山南さんだ」って思いました。
ここって山南さんの必須シーンであり、そこだけ山南さんの重要な出来事なわけです。
そこが怖いくらいに変若水に手を出すしかない、出した後の狂った様を見せていただき、この人が山南さんをこのタイミングで引き継いでくれて良かったなあと思いました。
沖田くんが見つけて声かけるわけですが、声が優しいというか本気で心配してるんだなあって印象を持ってます。
山南さんとの絡みってそんなないと思うんですけど、そうやって声をかける間柄なんだろうなーって。
新選組に大事な人=近藤さんを支える大事な人って感じなのかもだけど。
間違ってるかもしれない足りないかもしれない自分の考えだけど、そうやってちょっとしたことから薄桜鬼世界の細かい部分まで感じられるのが好きです。
山南さんは絶対沖田くんと山崎を本当に殴ってると思ってる。
蹴りに対して迫力ありすぎて本当に「ひえっ」てなってました。
後、言い切れはしないんですけど、山南さんが狂って襲い掛かってくるときに沖田くんちょっとだけ刀に触れてると思うんですよね。
でも抜きはしない。
敵に対して躊躇なく切ったりしてるし、千鶴ちゃんにも切っちゃいましょうよって言葉を言うけれど。
山南さんに対してはそれはできない気持ちなのかなあと。
いろいろぐるぐるしちゃうね。

そして自刃を聞いて左之が「入りな」って千鶴ちゃんに声かけるやつ!!
あれで左之に落ちない人いんの??ってくらい声が優しすぎて無理です。
そこから左之ルートに入れないってどういうこと??
何で選択肢ないの????

護衛任されるとこ

新選組として大出世!って話の中で沖田くん刀を杖のようにも使ってるんですよね。
大事な刀だろうに。
それだけこの時から身体が言うことをきかなくなっているのかなと思ったり…

鬼一族が千鶴ちゃんを迎えに来るところ

この曲がとても好きです!!!
作品中でも特に好きな曲の1つです。
風間の顔が美しすぎて私としてはついていきたい気持ちでいっぱいです。
天霧の低音がすごい天霧!って感じがして好き。
不知火は千鶴ちゃんを後ろから押してこかせたの許さない。
山崎が千鶴ちゃんを連れて去っていくのも好きです。
全体的に山崎って千鶴ちゃんと行動するとこもあって庇うように動いているのがすっごい好きなんですよね。
右手で刀を持って左手で千鶴ちゃんを守る感じ。好き。
だから山崎は姿を見ていたいので、改めて別で書きますが千枝くんがいてくれて本当に良かったなと感じています。

沖田くんが労咳を申告されるところ

しんどいしかない。
これまで私は申告されるところは見たことなかったんですけど、今回初めて避けようのない事実を突きつけられる沖田くんを見ました。
「やっぱり」って言うくらい分かってしまっていた事実であっても、医師にそう告げられる沖田くんはどう思うのでしょう。
先生の前だからかマイナス面を見せてないというか、どこまでもセリフの通り「新選組の剣」として戦う沖田総司の姿でいるんですよね。
死病と分かっているから「新選組の剣」として戦い続けることがどれだけ厳しい状況が分かっているだろうに、それでも頼るべき先生にそれを言う沖田くん。
それだけ近藤さんのためにって気持ちが強いんだろうなと思います。
マイナスは見せないと言っても表情は儚くて…。
近藤さんたちに言わないようにお願いする様は年相応というか、本当にお願いしたい気持ちが強いんだろうなと感じました。
それだけ近藤さんのために、近藤さんのいる新選組のために戦うことが沖田くんの全てなのだろうなと。
だからこそ長くなくても短くても濃く生きる人生を選ぶ沖田くんだなと実感がわきますし、人物像がすごい分かる気がします。

その後スイッチングでは映らないのですが、階段から降りて恐らく1人になったときに初めて沖田くんのすごい悔しがる姿を見てる気がします。
咳き込んで苦しくて地面に伏せるけれど、その状態であるからこそ戦えないかもしれない自分に悔しいのかなあと。
その後何も小道具とかないのに、血を吐いてびっくりしてるんだろうなとかお芝居で全て想像できるんですよね。
この後宴があるので新八とかが出てくるわけですが、それを見てすぐに立って地面の血を消したり口元の血を拭ったり。
その血は見えてないし、場所がどこかも分からないのにそれを自分の解釈とは言え想像できて1つのシーンが完全に脳内補完もあってできあがってるんです。
それって本当にすごいことだよなってこれを見て思います。
これまでよく舞台観てきたわけではないし、想像力もないしの私でもそれが身1つで表現できるすごさをすごく感じました。
そんな沖田くんをやってくださる北村さんだから沖田篇が観たいですね。
沖田くんを支える千鶴ちゃん早く来て…


ともっと書きたいところいっぱいなんですが、終わる気がしねぇので一旦ここまでにします!!
明日も仕事で5時前には起きるんだよなー(';')
まだまだまだまだいっっっっっぱい語りたいことあるので、ちょっとずつ書いていこうと思います!
シーンだけじゃなくて1人1人に着目した内容も書きたい。

しばし!!!!!!!!!!

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