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⛩神社に着いた ②


82歳の元気なご老人と出会い、それぞれの目的地へと歩みを進めた。
             (1920字)

私は細い道に入り、住宅地を行くと喧騒から外れた場所で心がシンと鎮まるのに気付いた。

参道の入り口側

地図アプリでは茅ヶ崎駅から最短距離で案内するため、参道を通らず社殿に近い場所に到着しました。
参道の入り口には、短い橋がかかっていましたが、柵がしてあり現在は使われていません。大通りに出るときに、最後に撮影しました。

最初に見た神社の景色
左手に参道が続きます
灯籠に歴史を感じます

さぁ、神社に着きました。

◉やること 一つめ
手水舎で✋清めます。

今は感染防止のため、水はありません

左手に、消毒液が用意してありました。

◉やること ニつめ

参拝します。
神様が道の真ん中をお通りになるため、参拝者(私)は端を歩きます。

ご朱印は社務所(お守りなどをいただける)でお願いしますが、礼儀として、どの神社も参拝した後にいただきます。

手前で二礼ニ拍手一拝

自分の住所、氏名、日頃の平安のお礼、お願い事を心の中で話します。
お賽銭は、用意してきました。
おみくじは、鳩みくじ🕊500円〜礼をする左手に鳩が並んでいます。
色付けされた好みの鳩を選びます。

胴体の下部に丸めた御神籤が挟んであります

おみくじを引くのが、神社での楽しみになっています。神社仏閣好きを公言している割に、大吉を出した回数が少ない私には、緊張の瞬間がやってきました。

結果は、



「大吉」。

今までで、一番、うれしい結果。

当たるも八卦、当たらぬも八卦、是非とも
当たってほしいです。

◇おみくじトリビア◇

12種類の順番は、次のとおり。

1、大吉 2、中吉 3、小吉 4、吉

5、半吉 6、末吉 7、末小吉 8、凶

9、小凶 10、半凶 11、末凶 12、大凶

※6種類のおみくじでは、「吉」の順番が2番のときもあれば、4番のときもあります。  

◉やること 3つめ

社務所にて「◯◯封じ守」をいただく。
一緒にご朱印をいただきました。
季節限定(秋)の分も含めて4,500円なり。
(お守り 1,000円、ご朱印 3,500円)

荷物を少なくしたいため、紙でいただきます

◉やること 4つめ

『厄割石祈願所』にて、厄割石を割る。

社殿の前に置いてある厄割石を購入します。
社殿の右手にすすむと、ご神木の大銀杏の根元に厄割石があります。
100円の瓦に息を吹きかけ、厄割石に投げて
割ることで厄を払う、というものです。

振りかぶって瓦を投げました

手前にロープが張られています。瓦が割れなくても、ロープの中に入り、投げ直すことは禁止されています。
瓦に息を吹きかけ、おもいっきり瓦をなげました。キレイに割れて、石の台座の部分にのりました。 満足なり。

◉やること 5つめ

末社である淡島神社にて、◯◯封じ石の願掛けをする。
「祓え給え、清め給え」と3回唱えながら
『◯◯封じ石』と体の悪い所を交互にさすりながら祈願しました。

『◯◯封じ石』の前には、それは沢山の鳩のおみくじにメッセージが書いてあり、芋洗いのような状態で同じ方向を向き、置かれていました。

鮨詰め状態

◉やること 6つめ

『みちびきの木』に語りかける。

ウィスパーボイスで囁こう

不安なことを、みちびきの木に話しました。

しかし、白い紙に1匹の蝿がとまり、口を窄めて払おうにも、他所へ飛んでいってくれませんでした‥‥
私を心配した誰かが見に来てくれていたのか、と都合よく解釈することにしました。
居なくならないハエ‥‥⤵︎

敷地内には、縁を結ぶ木があります。

2本の木の間を通るとか通らないとか
実施せず。

社務所にいらした神職さんに、挨拶をしました。
「神明大神宮は、こちらから近いですか」
と伺い、距離的なものを教えていただきました。

「私の方で、タクシーを呼びましょうか?」
と親切に聞いてくださいました。

12時位に到着し、かれこれ35分ほど滞在していました。
「お腹も空いてきましたので、お昼ご飯を食べがてら駅にむかいます」 
と答えて、お礼を言いました。

境内は、丁寧に履き清められていました。
神職の方は慈愛に満ちた感じがしました。

私はセンチメンタルになっているように見えているのかな、と余計な心配をしたり、

うまく笑えていたのかな、と
考えてみたり。

ただの旅行者で、、

ただの訪問で、、、

たかが病気が分かっただけなのに、

一年前と 全く違う世界にいる気持ちに
なっていました。

これは、儀式のような行脚でした。

これから、いろいろな決断をすることを
決心するための私なりのケジメです。

ヒトに迷惑をかけることになっても、
それを自分の心で受け止める覚悟と勇気を
持っていよう。

いつか、ではなく、近い未来に
自分の居場所を見つけられる希望を
あきらめずに、持ち続けよう。

できるかぎり、元気で。

             〈 つづく 〉




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