詩:『晴れた日に』
(約300字)
こんなに澄んだ空にも 気持ちが塞ぐなら
こんなにも柔い光に 心寒いなら
気持ちを軽くいたしましょう
心に灯りをともしましょう
小さく固く縮んだ心の
大きく強く見せたい意地の
ひだを誰かに預けてみようか
隙間を誰かに埋めてもらうか
辛くて沈むだけならば
私が理由を聞きましょう
誰にも言えぬことならば
私が秘密を守りましょう
身の程知らずは私も同じ
身の丈ちょうどに生きられず
迷って此処にいるのです
悩み何処にも行けぬのです
桃色の桜を見たのなら
白い桜を教えましょう
山鳩の声を聞いたなら
とびの鳴き声を知りましょう
だれも 助けにならねども
わたしは 忘れずにいるよ
誰もが 誰かを 待つことを
誰も代わりになれないことも
⭐︎改めて、企画に参加します
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