工学部紹介!!

新入生の皆さん、こんにちは!
工学部総合工学科建築学コース2年の白井 保です!

(前略:近況を語るところですが特に何もないので流します)
皆さんが今年入学する工学部は千葉大学の中で最多人数を誇る学部であり、同時に八つのコースを抱える大所帯の学部でもあります。
今回はそんな「工学部」についてざっくりと大雑把に説明していこうと思います。

長ったらしい募集要項を読み込んだ皆さんには工学部の内部構造は今更でしょうし、かいつまんで紹介しましょう。
工学部は1学科8コースに分かれています。
8コースはそれぞれ
・建築学コース
・都市工学コース
・デザインコース
・機械工学コース
・医工学コース
・電気電子工学コース
・物質科学コース
・共生応用化学コース
(・情報工学コース)
です。

コースで分けられているので、皆さんの肩書きは正式には「千葉大学工学部総合工学科○○コース」となります。長いですね。学生の間では「総合工学科」のせいで無駄に字数が伸びると不評です。ただし、学務に出す正式な書類や履歴書はこのような形で出さなければなりません。正式な書類を書く際に省略して書こうとすると面倒な目に遭います。
肩書きが長いので、学生の間では専らコース名だけでやりとりしています。
「君、建築?」
「いや、都市工だよ」
といった感じです。
また、情報工学コースに括弧がついていますが、情報工学コースは今年度から情報・データサイエンス学部として分けられました。昨今のDXやらSociety5.0やらデジタル技術を重視するためだそうです。(情報・データサイエンス学部は新設であるため、先輩がおらず、新歓記事でも担当する人がいないため、専用の記事はありません。申し訳ありません<(_ _)>)

またコースの他に「系」という概念があります。
建築・デザイン系、機械・電気・応用物理系、応用化学・環境系の三つの系があり、八つのコースは三つの系のどれかに分けられています。
系がどのように用いられるかというと「転コース」のときです。工学部では1年から2年に進学する際に同系内での転コースが制度として整備されています。(他系への転コースもできますが、そちらは条件が厳しいようです。)他にも細かい条件がついているのですが、転コースについては今後の記事で書く予定ですので、ここでは割愛させていただきます。
さらに系は講義の振り分けで用いられることもあります。
学部共通の必修の講義は受講者が多いため、それぞれ受講対象が決められた複数の講義が用意されているのですが、そこで指定されるコースが系でまとめられている場合があります。
そのため、他系の人よりも同系の人を見ることが圧倒的に多いです。同系コースの方を見つけたら積極的に話かけてみると楽しいかもしれませんね。

次は工学部の「忙しさ」について紹介しましょう。
工学部はコースにもよりますが基本的には実験や実習が必修であり、工学部生は常にレポートや提出物の締め切りに追われています。
尤も、忙しくなる時期はコースによってバラバラです。デザの友達は前期から締め切りが短いと嘆いていましたが、建築は後期からでした。自分のコースはどうなのか、先輩や先生に聞いた方が良いかもしれませんね。
私は後期になって人生で初めて徹夜しました。(図学演習と世界建築史が諸悪の根源です。)頭痛になるし頭回らないし、二度とやりたくないです。皆さんは是非とも徹夜しないような生活を送ってください。
といっても、サークルやバイトをする時間はあります。私自身、週何回かはバイトを入れていますし、バイトをしている友達も多いです。サークルは他では得られない社会経験もできますし、バイトはなによりお金が得られます。自分の体力と相談しながらすることを忘れずに。

そしてここで、「忙しさ」に関して一つアドバイスを。
工学部生はとにかく忙しいので、スケジュール管理技能が必須です。
レポートの締め切りはいつか、実習の提出物はいつまでに終わらせないといけないのか、いつ何があるのかをきちんと把握しておくことがとても重要になります。スケジュール帳を買ったり、Googleカレンダーを使ったり、各々自分に合ったスケジュール管理を試してみてください。
そして、大学の講義にはオンデマンドのものもあります。オンデマンド講義はいつでも受けられますが、大体の講義は動画に1週間ほどの期限が決められていて、期限を過ぎると見られなくなってしまいます。そのため、見逃す人が大量に生産されます。きっと大学生活に慣れてくる夏くらいには「オンデマンド忘れて見逃したわ~」なんて会話を聞きます。オンデマンドを確実に見られるように工夫してみてください。(おすすめは予め見る時間を決めておく方法です。絶対に忘れません。)
1年の内にスケジュールの習慣を着けておけると今後が楽ですので、是非意識してみてください。

さてさて、皆さんの最初の壁はおそらく履修登録なのではないかと思います。新歓記事では履修登録の専用記事を出す予定です。そちらの方が詳しく書いてあるのでここではさわり程度の話となります。
4月初めのコースごとのガイダンスで「履修課程」と「Guidance2024」という冊子が配られますが、その二つの冊子を完全に理解すれば履修登録の8割は終わったようなものです。二つの冊子と睨めっこしながら履修登録とはどんなものか把握してください。(ちなみに残りの2割は講義のシラバスと先輩からの「楽単」情報、地雷講義の情報の把握、時間割の作成です。)

これまでに「転コース」や「履修登録」など新しい言葉が出てきましたが、他にも「全員留学」「教養展開科目」「進級ゲート」など気になる単語があるかもしれません。
今後の新歓記事では履修登録や時間割の作り方、教養展開、単位・成績・GPAなど新入生の皆さんが気になるであろうことについても順次掲載していく予定なので是非、毎日チェックしてください!

また、大学では担任の先生や先輩への質問を通して情報収集することが大事です!
大学ではクラスはありませんが、学年ごとに担任の先生が決まっています。大学の仕組みで何か困ったことがあれば担任の先生に遠慮なく聞きに行きましょう。(おそらくガイダンスで似たような話をされます。)
そして友達とガンガン相談してください。一人では重い作業も仲間と一緒であればあっという間に終わります。新歓やガイダンスで是非友達を作ってください。(「一緒にサークルの日回らない?」「一緒に履修登録考えない?」といった言葉はこうかはばつぐんです。)
また、SNSで先輩に聞くことも有効ですが、SNSはトラブルになりやすいのでご注意を!

工学部の説明はこんな感じです。大分関係ないことを語ったような気もしますが、私自身が入学の時に知りたかったことは話せたと思います。この記事が皆さんの役に立てば幸いです!_(:3」∠)_

次回の記事もお楽しみに!!
春からの大学生活、楽しんでください!!


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