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第2回クロモジ屋楊枝づくり体験ワークショップ

千葉県木更津市笹子(木更津北インター近く)で毎月第二土曜日に木更津里山の会のクロモジ屋®の楊枝づくり講習会が開催されています。 

こちらは、第一回講習会の様子をFB公開ページに投稿したものです。クリックして全文、ご覧いただけます(以下同様)。

【自然をいかす】11/13 楊枝づくり講習会/クロモジ屋@木更津市   ◇爪楊枝、下手も並べりゃ、弾丸ベルト!(カッコよく見える😆) ...

Posted by ちば里山_People on Sunday, November 14, 2021

私は、きさらづ里山の会の整備活動に何度が参加したご縁から、過去にクロモジ茶や精油のイベントを企画したことがあり、その流れで講習会の事務局を引き受けています。

それで細々とやっている講習会のメンバーを増やすため、不定期で楊枝づくりの体験ワークショップを開催しています。

こちらは第1回WSの様子をFB公開ページに投稿したものです。

【自然をいかす】6/10...

Posted by ちば里山_People on Sunday, August 6, 2023

今回は3名の体験者の方をお迎えできました。
 
遠い所から参加の方もいらっしゃるので、まずはクロモジ茶を試飲してひと息つきました(ひと口にお茶といっても、いつの時期のどの辺の葉っぱを摘んで、どのように加工?するかで味も違うとのこと)。
 
最初からクロモジ茶(の話)で盛り上がり、皆さん、改めて自己紹介する必要もないくらい打ち解けていましたが、クロモジへの興味など参加の動機などを語ってもらいました。

(お楽しみついては記事の後半にまとめて述べることとして)楊枝づくりの体験ですが、大きめの菓子楊枝を作成しました。以下、流れです。
 
講師の方から材料となるクロモジの枝を一本ずつもらい、道具の説明と削り方のレクチャーを受けます。

講師の方、顔出しNGなのでぼかしてあります。
楊枝作り講習会も同時開催したので、メンバーも削っています。

手だけで削るとナイフが並行に進まず、最後、上に曲がって行きますので、脇を締め、上半身をつかって削るのがポイントです。


楊枝削りの道具は貸し出しあります。

体験ではクロモジの枝をノコギリで必要な長さに切って、鉈で4つに割るところから始めます。

道具の写真は第一回講習会のFBの投稿にあるのでそちらをご覧くださいね。

道具で尺をとってクロモジの枝をノコギリで切ります。

つぎに樹皮のない3つの面を切り出しナイフで削って台形の棒状にします。

とは言っても最初は不慣れな作業で戸惑いもあるので、見本をもらってそれに近づけるよう削ります。

習うより慣れろという面もあります。どんどん削りましょう。

それから、先を尖らせ、皮の部分を形よく削るのですが、言葉ではなかなか説明しきれません。
  
先を作るのは繊細な作業で、思ったようなラインを出すことは難しいのです。樹皮を残すバランスでも出来栄えも違って見えます。

慣れてくれば、いろいろな楊枝が削れるようになれるでしょう。

上から梅、竹、松という形の楊枝です。

なお、部屋は手狭といえば手狭なのですが、壁に向かうと余計なものが目に入らなくなるので、個人的には集中力が増すように思います。


さて、WSでは毎回、クロモジ茶といっしょに削った楊枝で和菓子を食べます。

削った楊枝で和菓子をいただきました。

自分のお気に入りのお皿をもってくれば、インスタ映えする写真が撮れること請け合い~。

菓子皿やお気に入りの器があるといっそう引き立ちますね。

また、今回、お試しにクロモジパウダーをマルタイラーメンに振りかけて食べたら絶品でした。

クロモジパウダーは多少、お値段も張りますが、いろいろな料理に使えます。

食べ物以外では、S崎さんからクロモジの歴史についてお話を聞きました。
楊枝の起源、何故「楊枝」はヤナギなのか?、浅草寺仲見世に楊枝屋が多かった理由などなど…。

クロモジ畑も見学しましたが、時期が早く、花がまだ咲いていなかったのが残念でした。

もう少しで咲きそうな木もあったのですが。
黄色の小さな花が咲くときれいです。

お土産にと、花芽のついた枝を採らせてもらいましたので、花瓶に入れて咲いたら嬉しいです。


こちらの記事を読んで興味を持たれた方は、機会ありましたら、体験WSにご参加ください。
 
次回、開催は未定ですが、フェイスブックでイベント作成をしたり、ジモティで案内する予定です。

フェイスブックのプラベートグループ:ちば里山_People_Groupに参加してグループチャットやグループでの第2回WSの投稿記事にWSに興味ありとコメントいただければ、こちらでも認識できると思います。

どうぞ宜しくお願いします。





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