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メルマガに登録をさせやすい媒体は?

コンサルタントとしてメルマガを配信しています。20年間、毎週月曜日に欠かさず配信しているのですが、今週配信したメルマガで982号となりました。おそらく今年中に1000号に到達すると思います。飽きっぽい性格の私にしては、よく頑張って配信しているほうだと思います。

読み始めていきなり宣伝っぽくなって申し訳ないんですが、興味がある方は登録していただければと思います。

で、今回は、この「登録」についてのお話しです。

コンサルタントにとって「メルマガを読んでもらう」=「ファンになってもらうきっかけになる」という流れになるので、メルマガはいわゆる私のコンサルタント事業において生命線でもあったります。年末に販売するカレンダーも、セミナーの集客数も、本の販売数も、すべてメルマガの読者数と比例するところがあるので、私のビジネスにおいては、「メルマガの読者をどれだけ集められるか?」が勝負だったりするんですね。

で、メルマガを申し込む時に「どこでメルマガを知りましたか?」と登録者に聞いているんですが、回答で多い順に並べるとこんな感じになりました。たいした情報ではないので公開しちゃいますね。

セミナー 969人
知人の紹介 628人
検索 413人
本 359人
Twitter 110人
Facebook 96人
動画 59人
新聞 22人
雑誌 16人
チラシ 15人

無回答が7948人もいるので、これらの数字が正確なのかどうかは微妙ですが、おそらく全体的な比率もあんまり変わらないと思います。ビジネス系のメルマガで読者が1万人いて、開封率が35%ぐらいなので、まぁまぁ頑張っているほうではないでしょうか。懸賞を使ったり、アドレスを買ったりして無理やり読者を集めたメールアドレスではなく、純粋に「この人のメルマガ、面白そうだから読んでみようか?」と思って集めた読者なので、他のコンサルタントさんよりも質の良いアドレスだと思います。

一番多かった登録は「セミナー経由」

お恥ずかしい話、マーケティングのコンサルタントのくせに自分のマーケティングはまったくやっておらず、初めてこれらの数字を抽出したのですが、驚いたのは「セミナー」を聴講してくれた人が、圧倒的にメルマガを登録しているという事実でした。

正直、「リアル→ネット」は相性が良くないと思っていたんですが、意外にそんなことはないということが分かりました。おそらく、「メルマガに登録する」というハードルの高いことをお客さんにやらせようとするなら、ある程度、リアルな体験を通じて、心を動かしてあげないと、そういう“面倒”なことはやってくれないんだと思います。

2位の「知人の紹介」は納得するところです。そこそこ頑張ってメルマガを書いてて、内容も自信がありますから、知人の紹介が多いことに関しては「だろうな」と鼻を膨らませて喜んでいます。ただ、一般的なビジネスに例えると、「商品力がなければ、そもそもメルマガは登録しないよ」ということなので、このあたりは「品質を上げる=メルマガ登録者増」という図式にはなってしまうんだと思います。

3位の「検索」は、正直、分かりません。メルマガを公開しているブログが検索にヒットしているのか、僕の名前をどこかで知って検索しているのか、そのあたりは推測の域を脱さないのですが、基本的に「検索」は知名度と比例するところがあるので、このあたりもそこそこブランディングの戦略がうまくいっているのではないかと思います。

4位の「本」は359人と健闘していますが、どうのこうのいいながらもう60冊も本を出していますから、1冊あたり6人しかメルマガ登録していないと思うと、めちゃくちゃ相性が良くないことが分かります。「本を買う人」と「本を買ってファンになってくれる人」は別だと思いますし、テーマや内容によっても大きく変わってくるものだと思いますが、紙媒体からメールマガジンの読者を増やすってなかなかの無理ゲーなんだと思いました。

あと、私の書く本は常にテーマがランダムで、仕事に役立つ本かもしれないけど、執筆者のファンになるような自己啓発系の本ではないので、そのあたりは別だと割り切る必要があるんだと思います。

余談ですが、「雑誌、チラシ、新聞」はまったくメルマガの読者が増えていないことも分かりました。衝撃だったのは新聞です。日経MJに10年間、500回以上連載しているのにメルマガに登録してくれた人は22人しかいません。1年間で0.5人。おそらく、紙に書かれた短い文章だけでは「メルマガを登録する」というところまでは引き上げられないのでしょう。

ただ、日経MJで連載することで、毎週月曜日、誰かに名前が触れられているのは大きいと思います。広告で言うとアシスト的な役割をしているので、他のメルマガ登録の支援策には十分なっていると思います。

チャンネル登録は2.5%がメルマガ登録

ここから下はドングリの背比べなんですが、動画が「59人」というのは、意外に少ないなぁと思いました。動画の制作と編集にはそこそこお金と時間を投資しているので、この人数だとちょっと割が合わない感じです。

私のYouTubeチャンネル「竹内謙礼のビジネスゼミ」は現在、登録者数が2370人です。一概には言えませんが、そのうち、59人がメルマガを登録してくれたということを考えると、2.5%が登録していることになります。そう考えると、あんまり良くない媒体ではないかと思ったりしてしまいます。

ちなみに、Twitterの110人は一見多そうな印象ですが、フォロワーの多い有名な経営者が2年前に僕のメルマガを紹介して増えただけなので、日付から推測すると、おそらく実数の伸びは50人ぐらいだと思います。Twitterは投稿回数が少なく、ちゃらんぽらんな投稿の割には、50人のメルマガ登録はそんなに悪くないと思いました。もう少し真面目に運営してもいいかなぁとは思いましたね。

結論としてはメルマガの読者を増やすならば、「セミナーを頑張る」が一番やるべきことで、二番目は「Twitterをもう少し真面目にやる」になるんだと思います。

そんなわけで、noteからもメルマガの読者を増やしたい思いがありますので、みなさん、よろしければメルマガの購読のほど、どうかよろしくお願いします。そこそこ頑張って書いていますので。

「どんな内容のメルマガ流してんだよ」と思っている方はコチラ。ブログで毎週号を公開していますので、よろしければご一読のほどを。


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