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庭のオオデマリの花

リフォームをきっかけに庭に植えたオオデマリ。
大きく育ったが、なかなか花が咲かず、
昨年の春、ようやく2輪、白い大きな花をみることができた。
2012年の夏に植樹してから、実に7回目の春のことだ。

その樹が今年も花をつけてくれそうだ。
冬の間、ずっと花芽を探していたのだけど見つからず、
なかば諦めていたが、
温かくなって芽が開いてくると、
新芽に混じっていくつもの花芽があった。
数えてみると19輪。十分な数だ。

生長に適した樹木園の畑から、わが家の痩せた土地への移植。
オオデマリにとって、大きな環境の変化だったのだろう。
新しい土地に慣れるまでに、
7年半の歳月が必要だった。

樹木が新しい環境になじむには、
時間がたくさん必要なのだと、知らされた。
人と同じだ。


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