うちなーんちゅが千葉大サッカー部に 1年 野口拓未
こんにちは!千葉大学体育会サッカー部1年の野口拓未です。私は沖縄生まれ沖縄育ちで、どうして千葉大学を目指し、体育会サッカー部に入部したのかをお話ししたいと思います。
サッカーを始めたのは小学校2年生のときで、当時はさまざまなポジションを経験しました。小学校5年生のときに県のトレセンに選ばれたことをきっかけに、GKとして勝負することを決意しました。同時に中学受験の塾にも通い、サッカーと勉強の両立に励んだ小学校時代でした。
中学生になってもチームは強くありませんでしたが、県のトレセンに選ばれ、FC琉球U-18に進むことができました。ここまでは順風満帆なサッカー人生を送っていました。しかし、トップチームがJ3でもユースのレベルは高く、試合にはほとんど絡めず、ここで初めて挫折を味わいました。このとき、自分に残されたのは勉強だけだと思い、2年の夏からサッカーを辞めて受験勉強に専念しましたが、結果は不合格で浪人することになりました。
その時、これまでうまくいっていた時期のことをよく考えました。考えた結果、自分は勉強もサッカーも本気で取り組んでいた時が一番輝いており、充実していたことに気づきました。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という言葉がありますが、私は欲張りかもしれませんが、二兎を追うことで二兎を得ることは出来なくても、一兎以上のものは得られると考えています。浪人中に掲げた目標は「もう一度大学で本気でサッカーをやる!勉強も妥協は絶対にしない!」と決め、1年間勉強に励みました。その間にストレスによる暴飲暴食や筋トレで体重が20キロ近く増えてしまいましたが、掲げた目標を達成することができました。
千葉大学を選んだ理由は、沖縄に残れば友達もいて良い環境でサッカーをすることができたかもしれませんが、私は人生において大きなミスをしました。一度リセットするために、全く新しい環境、自分のことを誰も知らない環境で生活し、後悔のない人生を送りたいと思い、その環境が千葉大学にはあると思い進学を決めました。まだ入学して1ヶ月ちょっとですが、やけに飯を食うのが早い北の国(北海道)から来た人や、「〜け」といったこれまで聞いたことのない語尾で話すWithUなのか乃木坂が好きなのかわからない人など、沖縄にはいないであろう人に出会うことができました。素晴らしい同期や先輩、そして環境に恵まれ、久しぶりにサッカーが楽しいと感じています。
当面の目標は動ける身体を作り、もう試合に絡んでいる同期に負けないために1試合でも早く試合に絡んでいけるように頑張ります!
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。これからよろしくお願いします!!
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