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得意ワザをひとつに絞ってウリにする

あなたが提供している
商品やサービスはウリが明確でしょうか?

関東圏でクリーニング店を
経営している方から
こんな質問が届きました。

「普通のクリーニング店では
落ちない染み抜きができます。
復元加工という技術です。

あと、オゾンを投入して、
殺菌と消臭ができるものをとりいれました。

凄いと思うのですが、いまひとつ宣伝ができていません。
集客に役立つものはないでしょうか?

チラシがいいのか、
何か消費者の心に響く表現が
あればと思います」




結論から先に言うと
ウリをひとつに絞ることです。

『しみ抜き』に
特化すべきだと思います。

別に
「クリーニングをやめろ」
ということではありません。

「『しみ抜き』を前面に出すべき」
ということです。

「しみ抜き専門
他店で断られた、落ちない“シミ”
ぜひご相談ください!」

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くらい謳ってもいいくらいです。

ちなみに
オゾンについてですが、

“オゾン”という
一般的になじみのない名称。

“オゾンが殺菌と消臭に効果的”
ということがあまり知られていないこと。

要するに直感的に
馴染みがうすいので
強力なアピールにはなりません。

それよりも
『しみ抜き』は
ひと言で、誰もが想像できます。

何より、テレビが取材する条件に
ぴったりハマるからです。

テレビが最低限あつかう
理由にかなうのです。

それは

●ナゼ今?
●動画を撮っておもしろい?
●一般の人ができることは?

では、“しみ抜き”がテレビであつかえる
理由を埋めていきましょう。

●ナゼ今?
それは『衣替えの時期』という理由です。

『衣替えの時期』に
タンスなどから出した服にしみが…。

よくあるパターンですよね。

●動画を撮っておもしろい?

たとえば…

はっきりとついた
ワインなどの落ちにくいしみ。

短時間でしみが
抜ける動画には驚きがあります。

さらに…

あまり、知られていない
しみ抜きの道具やその作業。

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視聴者は「そんなふうにやるのか」と
興味を持って観てくれます。

●一般の人ができることは?

しみ抜きのプロから…

素人にもできる簡単なしみ抜き方を
教えてもらえることです。

自分でもできることがわかって、
視聴者はこの番組を観て
「得した」と思ってくれます。

これは番組内で宣伝臭を消すための
テクニックでもあります。

プロの技術だけだと、
ただのお店の宣伝になってしまいます。

だからそれをあえて避けるため、
プロのワザのひとつを教えてもらって
宣伝臭を消すのです。


このように
わたしの在職時には旬ネタとして、
非常に使い勝手のいいネタでした。

こういうネタを探す時、
わたしたちメディアが検索するキーワードは
“しみ抜き”です。

それは一般の方も同じでしょう。

もちろん、しみ抜きも不入(いらず)流など、
いろんな技術があります。

「不入流?なんだろう?」と思わせるのも
メディアに売り込むための
方法ではあります。

このクリーニング屋さんの場合、
『復元加工』という技術なので、
「『復元加工』とはどういうものか」
ひと言で言える説明が必要です。

実際、私の住む札幌には
“しみ抜き”そのまま屋号にしているところが
あります。

その名前は…

“染み抜き化学研究所”。

わたしもディレクター在職時に
他局で何度も扱われていたことを
覚えています。

別のしみ抜き屋さんから
お聞きした話ですが…。

「大切にしている服にシミがあって着られない。
でも、思い入れがあるから捨てられない」

こういう人は結構いるそうです。

そんな人が、地元だけでなく
「全国から、わらにでもすがる思いで
しみ抜きの依頼をしてくる」
と言っていました。

別に業務を変える必要はありません。
屋号を変える必要もありません。

このクリーニング屋さんの場合、

“しみ抜き”を
ホームページやSNSページ、チラシなどで
屋号より大きく謳ったほうが
効果的だと思いました。

あなたがあつかう商品やサービスも
ウリをひとつに絞ってみることを
おすすめします。

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