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あたりまえのことだって、意味づけできればネタになる

あなたは、魚の3枚に
おろすおことができますか?

実はわたしはできませんでした。

「3枚おろし」という
言葉は知っていても、
その作業工程は知りませんでした。

結構できない人は
多いのではないでしょうか?

わたしは
この「“3枚おろし”を習う調理教室」というイベントを
ニュースであつかったことがあります。

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3枚おろしを
したことがない
女子アナに体験させる企画です。

そもそも魚を
調理したことがない人ですから
やること、なすこと
いちいち、声を上げます

魚に切れ目を入れたら
「キャー」。

不格好ながら
3枚におろせたことに
いたく感動。

3枚のおろした魚を
煮付けにするところまで
教えてもらいました。

調理教室の最後は
自分の煮付けた魚をおかずにしての
食事です。

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初めて魚おろし体験をした彼女、
「自分でおろした魚はほんとおいしい」
と、自画自賛ではありますが
正直な感想を残してくれました。

なんだか面白かったり
ほっこりしたり、
その、なにかバラエティ的反応が面白く
笑える企画となりました。

ニュースなのに
なぜ、こんなバラエティ番組のような
企画が通ったのか?

実は、魚の売れ行きが
年々落ちている
現実がありました。

このイベントを
企画したのは
北海道の大手スーパー。

最近のスーパーは
働く女性や高齢世帯の増加により、
調理しなくても温めるだけですぐ食べられる
いわゆる“ファスト・フィッシュ”の品揃えも
進んでいます。

しかし、このスーパーでは

“調理せず温めるだけの食品”は
「調理方法が忘れ去られ、
子どもに対する“食の教育”の観点から
問題がある」
と考えていました。

折しも、前年にユネスコが和食を
無形文化遺産に登録されました

しかし、
●和食の中心素材である魚のおろし方知っている人は減っている。
●魚の調理法について現在の学校でも教えていない。

だったら、
札幌市中央卸売市場と協力して
●「3枚おろし」がむずかしくないことを知ってもらう。
●魚調理をできる人を確実に増やしたい。

さらに魚調理人口を増やし
●生魚の販売を増やしたい

という目論見でした。

このスーパーチェーンでは
4年間で、およそ1万3,700人の参加者を見込んでいました。

この調理教室。
●食育
●魚が売れない。
●魚の3枚おろしができる人が少ない。


この問題点を克服することが
明確だったので
ニュースの企画として通りました。

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ただの魚の調理教室だったら
扱えなかったと思います。

このように、あたりまえのことも
なんらかの意味づけができればネタにあることは
おわかりいただけたと思います。

その意味づけが、どんなものになるのか?

あなたがあつかう商品やサービスにも
きっとあるはずです。

それを考えてみることを
おすすめします。


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