見出し画像

海外からの帰国者による感染拡大

令和2年5月15日㈮、海外(バングラデッシュ)に約2年前から4月30日㈭まで滞在して帰国した千葉市在住の家族が新型コロナウイルスの陽性者と判明し、仕事関係者等と濃厚接触した事例について、まとめました。


感染した家族の構成等
夫 50代 会社員 男性
妻 30代 無職 女性
子 10代 学生 女性
子 10代 学生 女性 *無症状病原体保有者

母親の年齢から子供は、小中高校の学生と思われます。

海外滞在期間
約2年前から4月30日㈭までバングラデッシュに滞在。
5月1日㈮政府チャーター機により家族で帰国した。

仕事の関係でバングラデッシュに駐在していたものと思われます。

入国時の政府の要請
全ての国または地域を出発し、日本に到着する航空機及び日本の港に入港する船舶に乗って来られた方については、検疫法に基づく隔離(入院)・停留が必要となる場合があるほか、検疫所長が指定する場所(自宅等)において14日間の待機をお願いすることとなります。また、ご自宅等へは公共交通機関を使わず、ご家族やお勤めの会社等による送迎でのお帰りをお願いすることとなります。

バングラデシュの感染状況

画像1

日本が感染者16,277人で死者が748人なので、感染者は多いものの死者が日本の半分なので危機感は薄いのかもしれませんね。

感染の拡大
このご家族は、帰国後、職場の社長、社長のご両親の7人で自宅にて会食するなど濃厚接触しました。


職場関係の感染者
社長 50代 自営業 男性
社長の父 80代 無職 男性
社長の母 70代 無職 女性

社長のご両親が高齢なので心配ですね。
勤務先の会社は小規模で、残る濃厚接触者は社員及び社長の親戚の計3人ということです。

まとめ
このご家族は、政府が手配したチャーター機で費用を負担してもらい希望して帰国し、14日の待機要請に従わず感染を拡大させました。
もし、感染した社長、そのご家族が許しているとしても、今まで希望を願って自粛要請に従い、少なからず我慢をしてきた県民の心情としては憤りを感じるはずです。
感染した社長やご家族が感染を広げていないことを願いつつ、お子様が久しぶりにお友達などと会っていないかが、私は心配です。
最後に、「感染することは悪」ではありませんが、決められた事を守らず、感染を拡大させたことは、許されない行動だと思います。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?