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初めて大衆演劇【劇団朱雀】を観た話

劇団☆新感線「薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-」を観て早乙女友貴さんが気になって、初めて彼の本職(?)の大衆演劇・劇団朱雀を観に行ってきました。

大衆演劇というものに触れるのが本当に初めてなので、解釈がいろいろ間違ってるかもしれませんがご容赦ください...(&気になることだらけだったので、教えていただけるととても喜びます...!)

公演は、和物のショー、和物のお芝居、ライブ感のあるいろいろミックスしたショーの3部構成。和物のショーを30分ぐらいやったあとにすぐ休憩に入ったので、膀胱弱い民に優し...!と驚いた。

宝塚の2部構成に慣れてるからな、と思ったけど、宝塚も周年公演は3部構成でしたっけ...?

まずは2代目座長・早乙女太一さんの女形の舞踊でスタート。これがあの...!という気持ちでありがたく観させていただきました。麗しすぎる...!!!

女性が男役を演じる宝塚と、男性が女性(?)を演じる大衆演劇の女形、ぜんぜん違う色香を感じました。何がどういうふうに違うのか掘り下げたいけど、うまく言葉にできない。中の人が違うから感じる色香も違う、ということだとは思うのですが。

1部のショーで特に好きだったのが、早乙女太一さんの舞台上での早着替え。着物から花魁着物に生着替えなんてありがたいことある...?

ここに出てくるダンサーさんの振り付けにMIKIKO先生みを感じて、かっこい〜!となった。しかもBGMはエゴの「くちばしにチェリー」。ちょっと最高すぎない!?!?とテンション爆上がり。

「一寸先闇 赤をもっとおくれ」と歌っているくちばしにチェリーで、女形が紅を刺した美しいお顔をこちらに見せてくれるなんて...そんな...そんな贅沢なことがあります......?

花魁下駄で太一さんが闊歩する場面で椎名林檎さんの楽曲が使われていて、映画「さくらん」を思い出したりした。

てか普通に花魁下駄履いて歩けるのすげ〜かっこい〜!!!

MCの方が今回新曲が使われていて〜と言っていたけど、新しいJ-POPの曲を劇伴に使う=新曲ということなのだろうか?

同じく今年初めて体験した梅棒もJ-POP曲で構成されていて、何か共通点があるのかな、と思ったりした。

第二幕はお芝居。劇団☆新感線で観た早乙女友貴さんの、コメディにがっつり振り切りながら、殺陣がめちゃくちゃかっこいい...というギャップにやられたのですが、今回もめちゃくちゃコメディの場面ある!!!

と思ったら、劇団☆新感線の方の書き下ろしだったんですね。豪華...そして次の劇団☆新感線の公演、早乙女兄弟で出られるんですね...めちゃめちゃ行きたいな...。

遠山の金さんエピソード0、面白かった&かっこよかったです〜!私がこの目で見たことのある遠山の金さんは、縣千さんと早乙女太一さんになりました。

お芝居終わりの幕間、観客のみなさんが列を作っていて、なんだろう?と思ったら、太一さん直々に出てきての物販が。すごぉ...手渡し&握手してくれるんですよ...!すごい世界だ...。

第三幕はライブ感のあるショー。太一さんから「待ってたー?」って聞かれて「待ってたよ〜!」って客席から黄色い声援が飛んでるのもめちゃくちゃ新鮮だった。男性グループのライブ...というか俳優界隈のライブってこんな雰囲気なんですかね?

3部のショーは、観客みんなスタンダップ!して大盛り上がり。

基本的にアーティストのライブでも手を挙げたり手拍子したりするのめんどくさいほうなのですが(さいあく〜)、なんかめちゃくちゃ盛り上げてくれて楽しくって、ノリノリで立って手拍子しちゃいました...劇団朱雀たのしい...!!!なんなんだろうあの高揚感。

ちなみに劇もショーも客席降りありました!
宝塚の客席降り復活のニュースにひいいい...と震えていたけれど、太一さん、通路だけじゃない普通の客席の列と列の間とかに来る!笑
私の目にはもう、観客の上に乗るブラフマンのTOSHI-LOWさんのように見えましたね。

太一さんと友貴さんの素早い身のこなしでの殺陣のシーンもあってうれしかった〜!お二人とも、素早く刀回したり、扇子回したり...手首の柔軟性すごすぎませんか...どうなってるの...?

なんか、太一さんもめちゃくちゃ素敵なのですが、友貴さんがなんかなんかなんか超気になっちゃいます。ちょっと外部舞台追ってみます。ありがとうございました!!!

高ぶった感情をおさえるべく、とりあえずでっかい早乙女友貴さん買いました。

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