秋分を迎えるあなたへ vol.1 〜こころとからだを癒すセルフケアガイド〜
こんにちは、植物療法士のchiakiです。
まもなく秋分を迎えますね。秋分の時期は、昼と夜の長さが同じになることで、心と体のバランスが崩れやすい季節の変わり目です。
この時期、特に20〜30代の女性は夏の疲れが一気に出やすく、体調や気分の乱れを感じることが多いのではないでしょうか?
今回は、東洋医学の知識を踏まえながら、
簡単に始められるセルフケアの方法をお伝えします。
秋分の時期に起こりやすい心と体の変化
秋分を過ぎると、日照時間が減り、気温も徐々に下がってきます。この変化に体が適応しようとするため、心身の不調が現れやすくなります。
東洋医学では、この時期の疲れは「陰陽のバランスの乱れ」と考えられ、特に「陰(冷え)」が増えやすくなるため、体のエネルギーが不足しがちに。
また、季節の変化が心に影響を与え、「秋の憂鬱感」を感じやすくなることもあります。
これはセロトニンなどの神経伝達物質が変化するためで、医学的にも裏付けられています。
疲れを癒すための食事療法
この時期は、体を温めてエネルギーを補給することが大切です。
以下の食材を日々の食事に取り入れて、体の内側からケアしていきましょう。
1. サツマイモ
エネルギー補給とともに、腸内環境を整える効果があります。食物繊維が豊富なので、便秘の改善にも役立ちます。
2. キノコ類(しいたけ、しめじ、エリンギなど)
ビタミンDが豊富で、免疫力をサポートし、疲労回復を助けます。秋の味覚であるキノコは、体を温める効果もあります。
3. 生姜
体を内側から温め、血行を促進してくれる生姜は、冷えや疲れを和らげるのにぴったり。
料理に加えたり、温かい生姜湯にして飲んでも効果的です。
リラックス効果のある簡単な野草茶レシピ
秋分の疲れを和らげるためには、リラックスする時間も大切です。手軽に作れるお茶で、ほっと一息つきましょう。
1. クワ茶(桑の葉茶)
- 材料: クワの葉(乾燥)小さじ1、熱湯200ml
- 作り方: カップにクワの葉を入れ、熱湯を注ぎ、
5分蒸らしてから飲みます。
効能: クワの葉はリラックス効果があり、血糖値を安定させる効果もあります。
特に、夕方から夜にかけての不調におすすめです。
2. シソ茶(紫蘇の葉茶)
- 材料: シソの葉(乾燥)小さじ1、熱湯200ml
- 作り方: シソの葉をカップに入れ、熱湯を注ぎ、3分ほど蒸らしてからいただきます。
効能: シソには抗酸化作用があり、心を落ち着ける効果があります。
心のバランスが乱れやすいときにぴったりです。
秋分を心地よく過ごすために
この季節は、自分の心と体に少し優しくしてあげる時間を作ることが大切です。
毎日の食事に旬の食材を取り入れ、リラックス効果のあるお茶を楽しむことで、少しずつ疲れを癒していきましょう。
無理をせず、自分に合ったペースでケアを続けてくださいね。
あなたの毎日が少しでも楽になりますよう、
これからもサポートしていきます。
最期までお読みいただき、ありがとうございます🕊️