見出し画像

目に見える

今、目にしてる風景は昨日も今日も多分そんな変わらない

晴れの日や曇りの日、雨の日

見える色は少しだけ違うのかな?

学校のプールの見える道を歩いていてふとプールに目を向けて

違和感を感じた

プールの水の色が緑色してて

それはなんだか最近私が毎日飲んでる

青汁の色を彷彿させる

よく見る風景だった

だけど違和感を感じたのは

今が夏だから

この時期、学生はプールの授業があって

プール開きの前には掃除をする

だけど、目にしたプールは青汁のように緑色で

今年はプールが稼働していないのは直ぐに分かった

原因は間違いなくコロナウィルのせいでしょう

今年の学生はキラキラ光るプールの水面に出会える事もなく

この夏を終える事になるようだ

甲高い声ではしゃぐ声も今は響かない

コロナの影響で学生は夏休みの短縮

暑い夏

楽しみにしていた夏休みは一瞬で終わってしまうのであろう
 
先日見かけたセミの抜け殻といい

プールといい

夏を彷彿させてくれるモノはたくさんあるけど

プールの水の色だけで

今の社会情勢がそこに反映されているような気持ちになった

来年の夏

透明なプールは戻ってくるのだろうか?

社会が変わってしまった

大切な居場所も失ってしまう

コロナは拡大していく

だけど、経済活動を止めるわけにはいかない

感染拡大が始まり、GOTOキャンペーンも始まり

どう立ち回って良いのか分からなくてなってきて

悩む人々も多い中

テレビでは専門家の見解や真意のわからないデータが日々更新される

生きるのか死ぬのか

日々の当たり前を奪われたとしても

命さえあれば良い

自分が感染するのはなんの問題もない

ただ、自分が感染源となってしまって誰かの命を奪ってしまう事ほど恐ろしい事はない

目に見えないからこそ厄介な敵

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?