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滝沢歌舞伎ZERO2021で初めて生でSnow Manを見た話(半分ポエム半分感想)

前置き

去年の1月、youtube9時間生配信を見たことがきっかけで、SnowManの沼にずぶずぶと沈んでいった私。

そこからは長い長いコロナ禍が始まったので、Snow Manが好きでも、なかなか生でSnow Manを見る機会には恵まれなかった。

そんな私が初めてSnow Manを生で見ることに…!

もともと、ライブも好き、観劇も好き、何ならスポーツ観戦も好きで、「生の現場」の尊さは身に染みているほう。Snow Manに限らず、コロナ禍になってからは現場から遠ざかっていたので、本当に久しぶりの現場だった。

なんとなく数日前から何をしていても頭の中でひらりと桜やMaybe(私が滝沢歌舞伎の演目の中で特に好きな2曲)がエンドレスで流れていて、今から考えたら浮かれていたんだと思う。

当日の話

当日会場に入る前に、Yちゃんとお茶をした。YちゃんはずっとSnow Manを追いかけている人で、私は彼女の存在があったから、ジャニーズジュニアにSnow Manというグループがあったことを知っていたといっても過言ではない。前述の生配信も、twitterで彼女をはじめとする人たちが生配信を見ていることを発信していたことがきっかけで見始めたし、いうなれば私がSnow Manに興味を持つきっかけを作ってくれた人。

彼女がSnow Manがデビューするにあたってまとめたブログがとても感動的で、こうやって長く長く支えてきた人たちがいたから、彼らはデビューできたんだなと思ったし、むしろこんなことを新参者がいうのは失礼かもしれないけど、本当に今まで支えてきてくれてありがとうという気持ちになった。

そんな彼女もひさしぶりのさっくん(彼女は佐久間担)にテンションが高く、何年たってもそういう関係性でいられることって本当に素敵だなって思いながらお茶をしながら私は終始にやにやしていた。(「いつまでも新規の気持ちでいる」って言ってて、それもなんて素晴らしいんだって思った)

いよいよ会場へ

そんなこんなで、前置きが長くなったけど雨が降りそうな天気の中、いざ、新橋演舞場へ。

席は2階席の前方で、全体を見渡すのにはとってもいい位置。Snow Manを初めて見るから見やすくて、とてもいい位置だなって思っていた。そして、そんなこんなしていたら開演。


(あくまでも、新規スノ担の個人的な感想ですので、そこはご理解の上で読んでいただけると嬉しいです。さらにさらに、この先はネタバレがありますので、見たくない方はお気を付けくださいね)

ネタバレ含む感想

最初のひらりと桜で、すごい鳥肌が立った。舞台からくる熱量と、滝のように降り注ぐ桜吹雪で、ものすごい迫力。

今年は青い桜吹雪で、メンバーの衣装も青を基調としたものでピンクのいつもの衣装とは違うんだけど、DVDで、スクリーンで何度も見ていたあの景色が目の前にあった。

私はいつの間にかマスクの中で声を出さずに歌詞を口ずさみながら、泣いていた。

かっこいい!とか、うれしい!とか、そういう気持ちというよりは、ただただ熱量に圧倒された。あとは、今から思い返すと「本当に実在したんだ」というような気持だったのかもしれない。

一言でまとめると、感動したってことなんだと思うけど、とにかくただただメンバーから発せられる「見ている人に伝えたいという思い」の強さがすごかった。Snow Manは熱量が強めで、それが見ている人に伝わるからこそ、配信のデビューライブも気持ちの伝わる素晴らしいものだったし、「伝わる」現場を続けてきたからこそ、コアなファンの皆さん(誉め言葉)がついていたんだろうなと思った。ふっかは華があるというか、ステージでの存在感があって、目を引く人なんだなとしょっぱなで思う。もっと注目されてほしいところ。

ちょっと話がずれるかもしれないけど、あんまりレポートを読んだりしていても書いている人がいなかったことをここで一つ。

ひらりと桜の落ちサビでラウール君がソロで歌うところがあるんだけど、たぶん彼は変声期で高い声が出なくなっていて、キーが合わなくてつらそうに歌っているところが印象に残っていたんだ。でも、今回見たときには、高めの音は全部ミックスボイス(地声と裏声の中間の声質)で歌っていて、今までと比べて苦しそうに見えず、上手に歌いこなしていた。ミックス出せるようになったんだな、変声期も終わりでのどが落ち着いたのかな、誰かに教わって練習したのかな、なんて思いながら見ていた。さすが高校生。リアルな成長がみれるもんですな。

話を戻して。せっかく全体が見られる席だったし、初めてのSnow Manだから、なるべく全体を見ようとしていたんだけど、私は多分8割がた阿部ちゃんを見ていた。阿部担だなっていろんなコンテンツを見てなんとなく思っていたけど、生で見て確信してしまった。私は阿部担です。まちがいない。

阿部ちゃんはSnow Manの中ではとびぬけて身長が高いとか、ダンスがすごくうまいとか、歌がすごくうまいとか、もちろんお勉強ができてすごいんだけど、ステージに直結するところではメンバーの中では強い個性のあるタイプじゃない(失礼)と思っていて。もちろん多才な人だってのはわかってるし、だからこそ多才になるための彼の努力がわかるから応援しているわけだけど、ステージで見たらどんな風に見えるんだろうって正直なところ思ってた。

私が見たステージ上の阿部ちゃんの印象は、とにかくまっすぐな人なんだろうなって思った、伝えたい思いや、気持ちを、まっすぐに向けてくる人。そこには嘘がなくて。生で見たらかっこいい!とかふつうは思うのかもしれないけど、私はまっすぐな人なんだな、すごいな。っていうのがファーストインプレッションだった。あと、ステージ映えする人なんだなってとっても思った。歌って踊っている時が一番素敵。キラキラしてる。

コロナ禍で、なかなか思うようにお客様と空間が共有できない中での、2年ぶりの有観客での開催で、私が見に行ったのは開演二日目。初日はメンバーが感極まるような場面もあったみたいだし、熱量がMAXに近い状態なのは想像に難くない。でも、それを爆発的にぶつけられることって、すごいことだと思う。人に見られることを考えたらなおさら、カッコつけちゃったり斜に構えたりしてしまって、意外と「まっすぐ」は難しいことだと思うから。いい時に見に行ったのかもな、とも思った。これぞ生の醍醐味!

その次のOneHeartという新曲もとてもよかった。医療従事者の皆さんに向けたメッセージソングという位置づけだったみたいだけど、これもまたメンバーの気持ちにばっちり重なる曲なんだろう。Snow Manはお客様に気持ちを伝えるときにはダンスで伝えているようなイメージがあったけど、この曲の歌にはものすごく強いメッセージ力があって、もっとSnow Manの歌が注目されるような場面が増えたらいいのになと心から思った。こーじとめめのパートが特に好きだった。めめは歌が上手になったんだな。(もともと上手だったのかもしれないけど)これは号泣しながら見ていた。終わった後は会場のあちこちからすすり泣きが聞こえていた。みんな同志!CDTVとかでぜひ生でやってほしいなー。むずかしいかなー。

その先は、今までDVDとかでも見ていた見知った演目がずらり。とはいえ、細かいアレンジは加えられていて、初見の気持ちで楽しめた。なんていうのかな、映像では見えない舞台の奥行みたいなものが感じられて、MyFriendはこういう距離感で歌とフライングがあるのか、とか、そういうのがわかってトンチキ(誉め言葉)だといわれていた演出に合点がいくようなところも多かった。しょっぴーの歌はとても素敵だった。だてさまのフライングは映像で見てたよりもものすごく大変なことをしているんだってわかった。

大好きなMaybeは、2階席前方に座っていたらちょうどメンバーが舞台上で客席全体に目線を送るときの視点にドンピシャで「阿部ちゃんと目が合ってる!」と勝手に高まった。(多分私の席の周りの人はみんな思ってる)ラウール君の動きが小さいような気がして、ふっかとあべちゃんも踊るようになっているから3人のバランスをとる演出なのかな?なんて思っていたけど、体調が悪かった(けがをしているのかも)らしいなんて言う話をtwitterレポで見て、ちょっと納得。また元気になったらあの圧倒的な空間支配を見せつけてほしい。

腹筋太鼓は何度数えてもSnow Manのメンバーが一人足らなくて、「メカ太鼓に乗る人が一人増えてるのか?!」なんて思ってドキドキしてたけど、そんなこともなくて笑。らうちゃん早く元気になってねという気持ち。

いんぱくちゃんはまだ真ん中の子しか顔と名前が一致してないけど、ダンスと映像がリンクした演出めっちゃかっこよかったし、すのがお化粧している前で新曲歌っている図はめっちゃシュールwwwっておもったけど、曲が始まったらひきこまれてた。ひーくんのつけた振りはやっぱり楽しい。

ほかにも、男と女の舞は、阿部ちゃんは背が大きいから、頑張って膝を落として身長差作ってるんだなとか、引きで見たからわかることもたくさんあって、とっても面白かった(興味深かった)です。

2部は打って変わって、楽しく。ふっかさんがセリフをド忘れして(多分なんでもないやり取り、というか毎年やっている下りのところだったので、本当にド忘れなんだろうと思った)ひーくんになんだっけ?って舞台上で聞いていたり、さっくんが地声でアドリブを入れていたり、舞台演劇らしいハプニングや演出もたくさんあって、それはそれで楽しい。

ざっくりした感想なのに、ここまでですでに3500字を超えているので、この辺で終わろうと思います。

生の舞台はやっぱり最高だった。また感染者数が増えてきていて、今回の滝沢歌舞伎ももしかしたら完走できないのかな…?なんてことも思っているけど、1日でも長く、舞台が続いて、安全に、けがや体調不良がなく最後まで続いてほしいなと心から思いました。そして、コロナが収まったら、できなかった有観客のコンサートをぜひ…!(あたるかわからないけど)(でも仮にその客席に私がいなくても、Snow Manのみんなが喜べる場所があってほしい…!)と思いながら、余韻に浸っている数日です。頑張るパワーをもらいました!私も頑張ろう…!


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