天、照らす

触れるものみんな灰にしてしまうから
太陽はひとりぼっち
誰も彼もほんとうの言葉に耳をふさぐばかりで
私、燃えてるのも忘れてしまってた

空の果てを目指し 伸びていく大きな樹
あなたは教えてくれたの 自分らしく在ることを

風になって梢を揺らすことはできないけれど
いつもここにいるわ
雨の朝には雲を縫って光を贈るの
あなたの姿まで曇らないように

自分の輝きに目がくらんでいたから
何も見えなかったの
押し隠したほんとうの気持ちに瞳そらさないで
私、在るべきかたちに戻っていきたい

天に高く昇って どこまでも照らすのよ
明日に怯える人たちへ 勇気の炎宿すため

鳥になって羽を休めることはできないけれど
いつもそばにいるわ
夜の静寂にも月に映って舞い降りるの
あなたが優しい夢を見られるように

誰も通らない道を選んでしまったの
白状するわ「寂しくない」なんてつよがりよ
でもこれだけは疑わずにいられた
信じるべき人と出逢えるってこと

土になって寄り添うことは叶わなくても
いつもおもってるわ
私の体はあなたへの愛で生かされてる
あなたをみつけるずっとずっと前からきっと

執筆活動で生計を立てるという目標を持っております!!