見出し画像

転機に気付け!風に乗れ! vol.20 因果の法則

娘がゾンビ的に生命力のある、仏の子である事を教えてくれた占い師は、わたしと今の主人の縁についても話してくれた。
「あなたたちがうまくいくコツを1つ教えましょう。
あなたたちは、火と水。
ついてる火を水が消してしまう関係。
だから、2人の間に木の子どもを授かれば、さらに火が燃えて、水を沸騰させる事が出来る。
あとは、お互いのご先祖様があなたたちの間に、血筋をつなぐ子孫が出来ることをお許しになれば、あなたたちは、結婚し、末永く2人を高め合いながら一緒に今世を全うする事が出来る。」

わたしたちは、子どもをつくる事を意識した。
そして、お互いの両親に紹介しあった。

わたしは、彼のお父様、お母様が本当に優しく、愛に溢れた人たちだと知った。

娘も連れて行き、わたしの全て、ありのままを見てもらおうと思った。
その時、お二人は、娘と遊んでくれて、娘に優しい言葉をたくさんかけてくださった。

そして、帰りがけに、
「可愛い子やね。
この子は本当に大切にしてあげないとね。
だから、あなたたちのことは、ゆっくり時間をかけてもいいから、この子が、受け入れられるようになったら新しい家族になればいいから。
タイミングを見てね。」

このお母さんはすごい人だ。
愛に溢れてる。
お父さんも、後ろで優しく微笑んで、娘の手を握り、「また一緒に遊んでね。」と娘に声をかけてくださった。
お父さんも本当に温かい人。

わたしはこのご両親の元に生まれた主人は、本当にすごい人だと思った。
だから、愛に溢れているし、みんなから愛される。
この血筋を繋ぎたいと心から思った。
ご両親にお会いして、本当にこの家の人たちと家族になりたいと思った。

わたしと彼は、具体的に木の子どもとは?
と聞いてみた。すると、返ってきた答えは、「戌年の子」ということだった。

最初は体温を測ったり、排卵日を計算したりしていたが、妊娠の兆しは無かった。

ある日、2人で決めたのは、やっぱり子どもはコウノトリが運んできてくれるから、あまり意識するのをやめて、自然に任せよう!と決めた。

翌々月、妊娠の兆しが来た。
診察に行くと、戌年の3月の予定日だった。

私たちは、結婚する事になり、新しい家族としてのスタートを切った。
娘も「あー、幸せやな。楽しいな。パパといると面白い!」
と嬉しい表現をしてくれた。

3月21日、弘法さんの日に息子が生まれた。
弘法大師様は真言宗の祖だ。
本当にご縁を感じずにはいられなかった。

うちにやってきた白衣観音像は、真言宗である東寺で貰い受けた。

後に、たまたま、うちにやってきた陰陽師の方も真言宗に縁のある方で、その人がこの白衣観音様の供養をしてくれて、毎月お経をあげたほうが良いとアドバイスをくださった。

そして毎月お経をあげてもらう人を探そうと思った瞬間、ある友だちから電話がかかって来た。彼はなんとお坊様だ。
「ぼくが毎月お経あげますよ!」
観音像にお経を毎月あげに来てくれることになった。そのお坊さんである友だちも、真言宗のお寺の住職だったのだ。
  
娘は、5歳くらいから弟を欲しがっていて、そう言えば、よく観音像にお願いしていた。

物事には全て繋がりや、縁があって、その時にはそうとは気づかないけれど、振り返るとそうだったんだという関連性が必ずある。

私が思う因果の法則とは、理想の結果をまずは想像してみて、その原因作りをするために何か一つでもいいので行動に移す。そうすることで、そこに繋がりが生まれてまた新しい行動をとることになったり、人や出来事、事件と遭遇する。そして最終その自分が想定した結果に到達するということではないだろうか。

だからこそ、ネガティヴな想像は、その現象を創り出すだけだから、それをやめる努力をしたい。
全てを受け入れ、ポジティブに見てみれば、そう見えてきて、やっぱりいいように進むという体験を何度となくしてきた。

今、目の前に起こることに一喜一憂する必要はなく、全てには意味があり、全ては上手くいっていると思ってみてはどうだろうか。





よろしくお願いします。いただいたサポート費用はクリエイターとして、レベルアップするための活動に役立てるようにいたします。ありがとうございます🥰