英検1級を一生受けられなさそうな件
以前↑のような記事を書きまして、今現在も唯一取りこぼしたままの英検1級にそれなりに未練があることを吐露しました。
5級から準1級までコンプリートしてきたのに、最後の一つだけが欠けているのでその気持ち悪さたるや。しかし、最早この気持ち悪さが解消される日は一生来ないような気がします。その理由は?
英検1級の検定料、実に12,500円なり。
はっきり言いますと、今の私には試験にこんな金額を投じる如何なる理由もないのです。
12500円もあったら都心の大型書店で洋書を3~5冊くらいは買えそうですし、Kindleの洋書も20ドル前後の本を4冊くらいは買えます。その辺の古本屋で税込み550円くらいの中古の洋書買うなら20冊以上買えてしまいます。
あるいは、月額料金1500円くらいになったNetflixを半年以上購読出来てしまいますから、そこで洋画を見まくることも可能です。その辺のレンタルビデオ屋で旧作の洋画DVDを税込み110円くらいで借りるとしたら、100本以上借りられます。
また、italkiで外国語のオンラインレッスンを5~10回くらい受けることも出来ます。オフラインで英会話カフェに通ってみたり、国際交流イベントに参加したりするにも十分な金額です。
さらに、試験と言う観点から言っても古本屋で110円で投げ売りされてるIELTSの模試を家で時間計って解けばリーディングとリスニングの点数は自分で出せてしまいます。面接とかライティングとかは自己採点出来ませんが、私は個人的にこれらを「数値で評価する」ということにほとんど意味を感じていないので正直あまり興味がありません。
ちなみに英検1級の問題集とか過去問とかは古本でもたいてい1000円を超えており、それなら洋書コーナーにある最初から最後まで英語で書かれた安い教材買うわ、となってしまいます。
で、↑で列挙した数々の使途と英検1級のどちらが私の英語力向上に寄与するか考えた場合、どう考えても前者に軍配が上がります。
しかも、英検1級は取ったところで「フルコンプした、やったぜ☆」というポケモンを151匹集めた時みたいな気分になる以外特に得することはなかったりします。完全に気分の問題です。
こうなると最早どうしようもありません。Youtubeで見る動画は今やほぼ全部外国語で日本語の動画を見ることは1年に数回あるかないかですし、自室の本棚に入ってる本も日本語のものは5冊くらいしかなくて後は全部洋書になっています。この状態では検定に使うお金があるなら洋書買いたいという思考回路になりがちです。
この傾向は今後強くなることはあっても弱くなることはまずないでしょうし、時間が経てばたつほど英検1級の検定料も値上がりしていくはずです。私が万札に火をつけて「どうだ明るくなったろう」とか出来るような大富豪にでもならない限り、英検1級に1万も2万も投じる日が来るとはおよそ考えられません。
そんなわけで、私はおそらく今後一生この英検1級が欠けている気持ち悪さと付き合っていく羽目になるかと思います😪
お礼: 100名の方々にフォローしていただきました
約4カ月前に最初の記事を何となく書いた時にはまさかこんなに読んでいただけるとは思ってもみませんでした。本当にありがとうございます。