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これからの人生のテーマは「自分らしく生きること」

私は、男とか女とか、そんなのどうでもいいと思っているから、
あの人が私にあてがおうとしてきたフレームが窮屈だったんだと思う。

◇◆◇◆◇

たまにはスカートはいてほしいとか、眉毛は毎日描いてほしいとか、
「その方がかわいいから」っていう言葉に乗せられて、
心が傷ついているのに、
容姿について結構な角度で指摘されているのに、気づいていなかった。


さらに、私にとっては、
「かわいい」って言われてうれしい日と
「かっこいいね」って言われる方がうれしい日と、
結構日によって違っていて。


自分の容姿とかふるまいは、日替わり感覚で、
自分の中にある性別やイメージが一定である感覚があんまりない。


多分、そういう私の心の感覚も相まって、
あの人が思う理想の女の子のイメージにはなりきれなかったし、
あの人も自分の理想のイメージから離れていく私のことを
恋愛対象として見れなくなって、振ってきたんだと思う。


だって「女として見れなくなった」って言って振られたから。
その言葉はどんなに重く、長く、深く私を蝕んでいるか知らないくせに。

◇◆◇◆◇

女の私じゃなくて「人間の私」を見てほしい。
もし今後、私が相性の良い方とお付き合いすることになったとしても、
その相手が戸籍上男性なら籍を入れることになるのかもしれないけれど、
戸籍上男性じゃなかったり、籍を入れるメリットがないのだとしたら、
無理に制度を活用しようとはしないと思う。


もちろん、制度自体が変わればいいのにな~とはずっと思い続けているが。

同じ考えを持った人なんて、世界で少数だと思うけど、
私はそんな考えで生きていきたいと、ここ数か月考えて決意した。


世間の風潮としては、いわゆるLGBTをどうのこうのって言ってるけれど、
そんなものでさえ私にとっては窮屈で、
私という人間を愛してほしい。


贅沢な願いなのだろうか。

◇◆◇◆◇

私のことを振ってからほんの1、2週間であの人には彼女ができていた。
友人曰く、私とはまったく真逆のタイプだという。私もそう思う。
そしてあの人も、見たことない容姿をしていた。
あの人も、私のせいで窮屈な思いをしていたのかもしれない。


そうなのだとしたら別れは必然だったのだろう。

◇◆◇

今期、ブラッシュアップライフというドラマを見ている。

私だったらどうするんだろうと思いながら見ているが、

ドラマの主人公のように今の記憶をもって人生をやり直せるのなら、
高校の同級生という狭い世界にこだわらないで、

もっともっと外の世界で、たくさんの人間関係を築いて、
もっともっと自分らしく生きる時間を長くしたいなと。

◇◆◇

振られてからの一番の収穫は、

私のことを大好きって言ってくれて、
「あぁ私って無敵だ!」って思わせてくれるくらいたくさん褒めてくれる
ステキな友達が、たくさんいることに改めて気づけたこと。
そして、このステキな友達と一緒にいる時の自分が一番自分らしいこと。

4月から4年間住んだ場所を離れる。
大好きな人との関係は変えたくないが、
自分を変えるためにも、いろんな世界に飛び込む年にしたいと思う。


いつもありがとう大好きな友達よ!これからもよろしくね。


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