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『アウトラインから書く・・』・K.M.ワイランドのScrivenerテンプレートをONENOTEへ移植する-2 攻略法をみっけ!

『アウトラインから書く小説再入門』のK.M.ワイランドの
NewsLetterのサインアップ(無料)で入手したScrivenerテンプレートで研究中の続きです。

このScrivenerテンプレートの攻略法を見つけました。
K.M.ワイランドの著書と併読です。

このScrivenerテンプレートは、英文小説ならコンパイル出力までできるカンパケテンプレートです。
現在、NewsLetterの登録(無料)でダウンロードできるのは、Scrivener3対応のテンプレートです。
Scrivener3は、30日間試用(それも使った日数の累計が30日間とお得です)できます。
また、MacOSですと、Scrivener2は無償で使用できますので、
このテンプレートを気軽(ダメ元)で使えます。
それに、Scrivener2対応のテンプレートも、K.M.ワイランドのWebページからダウンロードできます。
くわしくは下記の記事に詳細があります。

Scrivenerテンプレートで進めていけばいいのですが、さまざまな理由でOneNoteに移植中です。

無駄なような移植ですが、やって(まだ終わっていませんが)よかった点がいくつかあります。【うん、ほんまやで!】
1 全体構成がつかめたこと
2 1ファイル、1ファイル移植していくので、内容を確認できる
3 google翻訳のお世話になりながら、内容が把握できる
4 Scrivenerの使い方が勉強になる
というような利点があります。

さて、今回も「Outline」フォルダの中味です。
「Outline」
   |——General Sketches
     |———Premise
     |———Plot
       |———Theme & Character Arc
         |———Find Your Character's Arc
         |———Find Your Character's Arc
            |———The Positive Change Arc(PC)
              |—The Lie the Character Believes
              |—The Thing the Character Wants/Needs
              |—————- ・・・・
              |—————- ・・・・
              |—————- ・・・・
              |—————- ・・・・

「アウトライン」の中の「テーマとキャラクターアーク」(テーマと人物がたどる変化の軌跡)の部分です。

ここの攻略法は、『キャラクターからつくる物語創作再入門』の併読です。

Theme & Character Arc」(テーマとキャラクターアーク)は、
プレミス」、「プロット」につづく三番目のフォルダです。
K.M.ワイランド女史は、フォルダの順番にもlこだわっています。【うん、ほんまやで!】

Theme & Character 」のタイトルは、
「・・・ある意味で、キャラクターアークとテーマは同じ・・・」という
K.M.ワイランドの考え方を反映しているようです【シランケド】

キャラクターアークには三つの基本形がそれぞれフォルダになっています。

ポジティブな変化のアーク(以後、ポジティブなアーク)

フラットなアーク

ネガティブな変化のアーク(以後、ネガティプなアーク)

例えば、「ポジティブなアーク」では、
  The Lie the Character Believes(人物が信じ込んでいる「嘘」)
  The Thing the Character Wants/Needs(人物の「WANT」「NEED」)
  The Ghost (人物の「ゴースト」)
  ・・・
  ・・・
  ・・・
Scrivenerテンプレートでは、若干の解説とクエスチョン(質問)があります。
詳しい手引きが必要なら、「注釈」のリンク(Webサイトの記事)に飛ぶようになっています。しかし、その記事は英文(うんざり)です。
ここで、『キャラクターからつくる物語創作再入門』登場です。【日本語だし】

The Lie the Character Believes(人物が信じ込んでいる「嘘」)に関して、
キャラクターからつくる物語創作再入門』では、
  人物が信じ込んでいる「嘘」
  「嘘」とは何か(実作品の例を引きながら)
  人物が信じ込んでいる「嘘」の例
  そして、クエスチョンがあります。
このクエスチョンは、Scrivenerテンプレートと同じです。

Scrivenerテンプレートにある解説で不十分なら、『キャラクターからつくる物語創作再入門』でカバーできます。【それも日本語で】

まとめ

K.M.ワイランドの「主要なプロットポイント(プロットの転換点)は人物のアクションとリアクションをめぐって展開します」を体現するには、Scrivenerテンプレートのようにビジュアル化しないと明確になりません。・・・といって、まだまだ、頭の中はグチャグチャですが・・・・

Scrivenerテンプレート攻略には、キャラクター項目は、『キャラクターからつくる物語創作再入門』、ストラクチャー項目は『ストラクチャーから書く小説再入門』と同じ著者の指南書を用いれば攻略できます【シランケド】

主要なプロットポイント(プロットの転換点)は人物のアクションとリアクションをめぐって展開します。
人物がプロットを動かし、プロットがキャラクターアークを作ります。
                 (キャラクターからつくる物語創作再入門)
構成と登場人物のどちらが重要かという問いには意味がない。というのも、構成が登場人物を形作り、登場人物が構成を形作るからだ。このふたつは等しいものであり、どちらが重要というととはない。(ストーリー ロバート·マッキー)


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