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Snowflake Method(スノーフレイク法)・・ストラクチャー編-1

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

公式ソフトSnowflake Pro(無料)に公式本『How to Write a Novel Using the Snowflake Method Kindle版』の20章を埋め込むのつづきです。

Snowflake Method(スノーフレイク法)のストラクチャーとの出会いは、
ステップ2:ワンパラグラフ・サマリーを書くから始まります。

ステップ2:ワンパラグラフ・サマリーを書く(ストラクチャー)

ワンセンテンス・サマリーを5センテンスのパラグラフにまとめ、次のような構成にするために、1時間をかけてください。
1) 舞台や物語の背景を説明し、1人または2人の主人公を紹介する。
2) 第1幕を要約し、最初の災害で終わる。この災害により、主人公は物語にコミットすることになります。
3) 第2幕の前半を要約し、2回目の災害で終わる。この災害により、主人公は誤った道徳的前提から真の前提へと考え方を変えることになります。その結果、主人公は物語の後半に向けて、新しい考え方や行動をすることになります。
4) 第2幕の後半を要約し、3つ目の災害で終わります。この災害により、主人公(悪役がいる場合は悪役も)は物語を終わらせることを決意します。
5) 第3幕を要約します。主人公が成功するか失敗するかの最終的な対決に導きます。そして、ハッピーエンド、サッドエンド、ビタースイートエンドのいずれかで物語を解決します。


古典的な三幕構成をベースに主要なプロットポイントを展開のように見えますが、
インガーマンソン先生によると、

これは物語のよく知られた「三幕」に似ているが、単に「第一幕、第二幕など」ではなく、3つの災害または「対立」を特定することによって可能である

だそうです。三幕構成は「古典的な」なと言われるくらい、ちょっと古臭いのでこのような言い方になるようですが、やっぱり「三幕構成」です。【ほんまやで】

いずれにしても、主人公とストーリーの「3つの災害」(プロットポイント)必要がです。

(1)セットアップ(ストーリー冒頭)
セットアップ:主人公は現状のままであり、彼らの日常生活と彼らが直面している現在の課題。(彼らが住んでいる世界のヒーローの現状)
これは、物語の背景です。
どこで起こっているのですか?
主人公は誰ですか?

(2)最初のプロットポイント(プロットポイント#1)
ストーリーを開始する主要なイベント。
すべてを変えて物語を始めるイベント。
主人公を冒険の真っ只中に放り込むイベントです。
何らかの形で主人公が行動に移る。旅に出ルような刺激的な事件かも。
(プロットポイント#1)につながるストーリーの第1四半期の要約です。

(3)中間点(事態が悪化する場所)
中間点はストーリーが進行し、事態が悪化し始めたときにストーリーで起こることです。
中間点、ここでストーリーの流れを変えます。
2番目プロットポイント(プロットポイント#2)つながるストーリーの第2四半期の要約になります。

(4)2番目プロットポイント(プロットポイント#2)
主人公が(魂の暗い夜)底を打ちますが、しかし、物事を好転させ始める場所でもあります。
プロットポイント#2(またはヒットロックボトム部分):
あなたのキャラクターはゴールで進歩を遂げていましたが、今では彼らはロックボトムにヒットし、良くも悪くも、紛争を解決する方法を見つけ出す必要があります。
3番目プロットポイント(プロットポイント#3)につながるストーリーの
第3四半期の要約になります。

3番目プロットポイント(プロットポイント#3)はここで終わるのか、
(5)にかかって、クライマックス前に「ジャンピング・ボード」的に使うか、
いまだ、明確ではありません。

(5)クライマックスと解決策(ストーリーの解決)
最後の戦いは(文字通りまたは比喩的に)戦われており、
主人公は勝利するかしないかのどちらかです。
ハッピーエンド、サッドエンド、ビタースイートエンド、
いずれにせよ、物語は終わります。
結論に至るストーリーの第4四半期の要約になります。

まとめ

この要約(ステップ2:ワンパラグラフ・サマリー)を理解するために時間をかかりそうです。しかし、ここはじゅくり取り組む価値があります。
「タイムライン」に移行するとしても・・・・・

Snowflake Method(スノーフレイク法)では、主人公が克服しなければならないプロットポイント(ターニングポイント)を重要な3つに絞れますから、
いい訓練になるような気がします。

また、Snowflake Method(スノーフレイク法)は、状況が変わった場合は
いつでも戻って修正することができます。
が、ここのプロットを礎に戻ると、効率が上がると、ありました・・・

Snowflake Method(スノーフレイク法)の2番目のステップに多くの時間を費やしたいと思うことは間違いありません。したがって、行き詰まった場合は、恐れずに戻って再試行してください。これは、残りのSnowflake Method(スノーフレイク法)にとって最も重要な構成要素の1つです。


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