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お嬢様Vtuber

壱百満天原サロメというVtuberが誕生した。

2022年5月24日に初配信。
2022年7月20日時点でチャンネル登録者数150万人。
2か月弱でこの勢いは完全に化け物レベル。

お嬢様になりたい一般人という設定でVtuber。そして天才的なワードセンスにハイトーンボイス。これしかないというタイミングでピンポイントにぶっこんで来た感じがある。


天才的なワードセンスとハイトーンボイスと言えば、Vtuberの先駆けであり現在休養中のキズナアイが思い起こされてならない。

そう思ってサロメお嬢様の配信に耳を傾けているとキズナアイが喋っているような錯覚に陥る。

似てる、ってか同一人物?というわけではないだろうが画面越しに伝わってくる感覚は良く似ている。


あくまでも自然体でリスナーを喜ばせたいという点に重きを置いていて、そのためのハイテンションゾーンが存在し、それでいてストイックなところはものすごく真面目でストイック。

そう、ちゃんと思想としてVtuberのプロ意識をもったうえで配信しているという点で好感が持てる。


もっとも、キズナアイの配信もたまーにしか配信見てなくて休養に入った後に「えっ、キズナアイ休養したんや・・・」と気づいたぐらいのレベルの私がキズナアイを語っているのは変な話だが。。

ただ個人的な感覚として、なんとなく他のチャンネルに飽きてきてメンタル的にゆっくりしたいと思うときに「A.I. Channel」はぴったりだった。
時々懐かしくなって食べたくなるお菓子みたいな感覚?(笑)


言いたいのはキズナアイと同じような空気感というか世界観みたいなものを感じさせるサロメお嬢様には頑張ってほしいというか。

単なる一視聴者に過ぎない私がこんなことを言うのもナンだが「あっ、この人は違うわ」というのが感覚として伝わってくる。
もちろんVtuberなので表情を読み取ったわけでもないし、単に画面越しに声を聴いていて伝わってくる感覚でしかないのだが。。

極端な言い方をしてしまうとこのサロメお嬢様はキズナアイが背負ってきたものをそのまま背負うかのようなポジションに立っていくことが可能だとさえ思える。

もちろんその副産物として、だからこそのプレッシャーみたいなものが徐々に重くのしかかっていくことも想定される。


逆に言えば、そういうもの全てひっくるめて応援したいという視聴者の期待値というか潜在意識の表れみたいなものがが登録者数であるとも思う。


現代は「煽りの文化」が定着しつつある。いわゆる大衆文化としては「煽り」を求める時代。ただ、そうではないものの大切さを彼女は示してくれるというような期待をさせられてしまう。

切り抜きもかなりの数が出ているので興味を持たれた方は切り抜きから彼女を知っていただくのもいいのではないかと思う。


個人的には彼女には高みを目指してほしい。
他のVtuberとのコラボというよりはもっと別次元、異次元のパイオニア的な存在となれると思っている。

一時的な流行りではない芯の強さをお嬢様になりたいVtuberに感じさせられているというお話でした。

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